中国の流行アプリはコレだ!暮らしに役立つ5つのジャンル別まとめ

中国で流行っているサービス系アプリは、どれも日本でも欲しいと思うほど便利なサービスばかり。

上海も春の陽気を感じる季節となりました!

▶花見でしたゲームの際の一枚

今回は、中国で今流行りのサービス系アプリを紹介します。

SNSサービスのアプリ

中国ではスマホを持つほとんどの人が利用する、友人や家族との連絡に便利なSNSと言えば「WeChat」。

いわゆる「LINE」と同じような機能ですが、加えて、自分の音声を送れたり、支払い機能(チャージ型)ではユーザー間でお金のやりとりができたりもします。

音声のやりとりは中国ではよく使われる機能のひとつで、主に家族や恋人間や、待ち合わせの際のやりとりなどに使われているみたいですね。

方法はとっても簡単で、録音ボタンを押しながら話すと、録音内容がそのまま送信されます。

ふだん文字を手で打っているとあっという間に2、3分経過してしまいますが、音声だと入力するにも30秒くらいで済むのでこの機能は本当に便利!

音声のやりとりは中国ではよく使われる機能のひとつで、主に家族や恋人間や、待ち合わせの際のやりとりなどに使われているみたいですね。

方法はとっても簡単で、録音ボタンを押しながら話すと、録音内容がそのまま送信されます。

ふだん文字を手で打っているとあっという間に2、3分経過してしまいますが、音声だと入力するにも30秒くらいで済むのでこの機能は本当に便利!

支払い機能は、有料アプリの料金の支払いやネットショッピングの支払いに使うこともできます。

▶WeChat上の支払機能も、チャージや割り勘などいろいろある

また、最近若者のあいだでは、飲食店で割り勘した代金の清算をこの「We Chat」上で済ますことが増えています。

現金や細かいお金を持っていなくても清算を済ませられるなんて便利ですよね。

私もクリスマスや新年の行事の際には、学校の先生から红包(お年玉みたいなもの)を「We Chat」上でいただきました(笑)!

中国ではこういう使われ方もアリなんですね〜。

出前サービスのアプリ

今、中国では「外卖(wai mai)」と呼ばれる、日本で言うところの出前がとても流行っています。

出前アプリとしては「饿了么」「美团外卖」「到家美食会」「百度外卖」などが有名です。

ところが出前といっても、日本の出前とはちょっと仕組みが違うのです。

出前アプリを開くと、まず自分が住むエリアのお店(飲食店、カフェ、スーパーなど)が出てきます。

特定のお店をクリックするとメニューが写真付きで出るので(掲載されているものはすべて出前可能)、自分が食べたいもの・欲しいものをクリックして支払いへ進み、あとは待つだけ!

▶お店を選択するとメニューが出てくる。商品をクリックして支払うだけ!

注文してからおよそ1時間以内には注文品が届くという仕組みなのですが、お届けするのはお店の人ではなく、アプリ会社が雇っている配達員です。

中でも、「饿了么」では配達サービスの質を向上するために配達員をすべて正社員化していて、サービスもとても評判が良いみたいです!

配送料はお店によって違うのですが、だいたい1店舗につき2〜5元(約40〜100円)です。

また、フルーツ専門の出前アプリも流行っています。

実際、中国人はよく果物を食べます。

ただ果物って、重たいものや傷みやすいものもあるので、持ち帰ることを考えるとついつい買うのをためらいがちなんですよね......。

その点、「许鲜」や「一米鲜」などのフルーツ専門出前アプリは新鮮な果物を配送してくれます。

商品によっては、収穫してから6時間以内に届けることを宣言しているものまであるのだから驚きです!

▶果物の産地や栄養価や効能なども記載されている。セールや限定品もある

これらのアプリで購入すると品種や産地にこだわって買えるだけでなく、新鮮な果物を傷つけることなく、無料で配送してもらえます。

もちろん出前なので、頼んだその日にすぐ配達されます。

日によっては「買一送一(ひとつ買うと、もうひとつおまけをサービス)」だったり、セールをしていることもあるので、とってもお得感がありますよね!

洗濯サービスのアプリ

これも出前アプリに近いサービスなのですが、「e袋洗」という洗濯アプリ。

洗濯袋のサイズを選んで支払いを済ませると、業者が家まで袋を持って取りに来てくれて、袋に入れた衣類を洗濯して返してくれるというサービスなのです(クリーニングも可)。

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▶ちゃんと保障付きなので安心

このアプリの利用者は主に学生や若いOLさんたち。

中国では大学生のうち8〜9割は学内の学生寮で暮らしているため、洗濯機や乾燥機の台数が限られている、干す場所の確保が面倒だと言う理由から、このサービスを利用している人も多いみたいですね。

タクシーサービスのアプリ

上海はタクシーの初乗り料金がとても安い(14元=約280円)のですが、そのぶんタクシーが捕まらないことも多く、特に週末のタクシーとなると捕まえるのは至難の業。

でも、タクシーサービスのアプリ「快的打车」「滴滴出行」などを使えば簡単にタクシーを呼ぶことが可能です。

市内を走るタクシーのほとんどがこれらアプリと連動しているため、自分の居場所を伝えて呼べば、タクシーが迎えに来てくれます

仮に、呼び寄せなくても、空車のタクシーがどこにいるのか地図で示されるので、交差点まで歩けば捕まえられる......なんてことも、できちゃうのです。

▶アプリを開くと、近くにいる空車のタクシーが表示される

さらに「滴滴出行」アプリでは、タクシーがまったく捕まらない時などは一般ドライバーで自家用車に乗せてくれる人を見つけてくれます

▶タクシーの種類が「顺风车」「快车」「出租车」「专车」などいろいろ

アメリカやイギリスなどで人気のある配車アプリ「Uber」は中国にも進出していますが(「优步」という名前)、「滴滴出行」のほうが中国では親しまれています。

昨年1年間で「滴滴出行」で呼びだされたタクシーの数は14億を超えたのだそう!

見知らぬ人の車に乗せてもらうなんて日本ではちょっと考えられないかもしれませんが、金曜の夜などタクシーが特に捕まりにくい時は利用する人も増えるようです。

旅行・出会い系サービスのアプリ

「周末去那儿」というアプリ。

直訳すると「週末どこに行く?」なのですが、趣味に関する活動やワークショップ、イベント、企画展などの情報を検索して、直接参加申込み(有料の場合は支払いも可)できるアプリなのです!

▶ジャンル別で展覧会や習い事、体験など検索できる

▶企画展や演劇なども

▶交流会やサークル的な活動もある

各個人がアプリ上に通知を出せるため、例えば、自分が週末に行く場所や時間などを掲載しておくと、それに参加したい人が集まってきて、みんなで一緒に遊んだりして友達を増やすことができるらしいのです。

中を覗いてみると、BBQとか花見、カラオケ、絵を描く活動なんていうのがあるみたいですね。

このアプリは中国人の友人に教えてもらったのですが、まだ中国人のあいだでしか広まっていないよう。

せっかく中国語を学んでいるのだから、私もぜひとも利用してみたいと思います!

中国で流行っているサービス系アプリは、どれも日本でも欲しいと思うほど便利なサービスばかり。

ぜひ、中国に旅行や長期滞在で行かれる方は、利用してみてくださいね。

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ライター

chana

1984年生まれ。東京家政大学造形表現学科でグラフィックやファッションデザイン、立体造形を学んだ後、大手生命保険会社に8年勤務。丸の内朝大学アジア発見クラスを受講するなどアジアに興味があり、アジアの混沌とした風景と活気ある雰囲気が好き。好きな言葉は「Nothing is impossible. Because,impossible itself says "I'm possible".」「優しさは強さから生まれる」。

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