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その一言で大きく変わる!英語が苦手でもマネジメントやコミュニケーションに失敗しない7つのコツ

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英語が苦手でも、コミュニケーションを大事にする


アジア圏など、英語が第2・第3言語の国で働く場合には、必ずしも英語の流暢さがマストではありません。

とはいえ、日本語以外の職場環境において、言葉やコミュニケーションを軽視してしまうのは危険だと思います。

意図せず相手を傷つけてしまったり、超直球どストレートな表現をしてしまったり、ということもよくあります。

自分は「話せている」と思っても、実は相手は不快な思いをしていたなんてこともあるかもしれません。
 

今回は、私がフィリピンで2年半かけて学んだ「英語が苦手でも今すぐ活かせる、職場コミュニケーションのコツ」をまとめてみました。

英語に苦手意識がある方や、特にアジア圏でのマネジメントやコミュニケーションに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 
 

1.褒める時は盛大に、注意する時は個別に
 

誰かの仕事ぶりを称賛する時は、しっかり褒めた方が良いと思います。

スタッフ全員の前で「何が素晴らしいのか」を話しましょう。

また一部の人を褒めるのではなく、日頃から「ありがとう」「素晴らしい!」などの言葉を、なるべくみんなにかけるのが大事だと思います。

一方で、注意する時は必ず個別に。特にフィリピンの人はプライドが高く、人前で怒ることはタブーです。

 

2.NGを伝える時は、しっかり理由も添える
 

日本の当たり前は世界の当たり前ではありません。

単に「xxしないで」「○○禁止」と伝えるのではなく、なぜダメなのかを明確に伝えた方が不満に繋がりません。

日本人同士でも、一方的に「ダメだ」と言われるより、理由をしっかり言われた方が納得しますよね。

 

3.注意する前に褒め、反論する前に理解を示す
 

頭ごなしに怒ってしまうと、相手も気分を害し、大きな不満に繋がる可能性があります。

指摘をする前に、まず「いつも○○してくれてありがとう」などと感謝や褒める言葉を述べてから話す。

いきなり否定するのではなく、真剣に相手の話を聞いて「I understand your situation」など相手に理解を示してから話す。

ちょっとした意識の差ですが、これらの一言でお互いの信頼関係や、相手が真剣に聞く耳を持ってくれるかに大きな差が生まれると思っています。

 

4.お願いする時に、命令口調にならないようにする
 

普段Do not (Don't) 〜という表現を使っていませんか?

「〜するな」という命令口調になって結構キツく聞こえるのですが、あまり意識せず使っている方が多いように思います。

もちろん相手やシチュエーションによって全く問題ない場合もありますが、使い分けに自信がなければ丁寧に言った方が無難だと思います。

●Please do not ~ / refrain from:「〜を控えてください」
●Let's not ~:自分を含めて「〜しないようにしよう」

 

5.自分の知っているシンプルな言葉で置き換えて話す
 

英語での会話に詰まる人の中に、日本語をそのまま直訳しようとしている人がいます。

もし「単語が分からない」と思ったら、文章全体をもっと簡単な表現に置き換えられないか考えてみましょう。

例えば「6時集合」より「6時に来てください」の方が簡単に言えるのではないでしょうか。

難しく考えすぎず、いかに自分の知っている言葉で話せるかを意識すると、会話をストップさせずに済むと思います。

それでもどうしても言葉に詰まるようであれば、事前に伝えたい内容の英語表現を調べておくのが良いと思います。

 

6.英語の上手下手を気にせず、堂々と話す
 

英語に苦手意識があると"My English is bad."などと言いがちですが、言わなくて大丈夫だと思います。

言い訳しておきたい気持ちもすごく分かりますが、言われた側からすると反応に困るようです。

英語がビギナーかどうかは話せばすぐ分かりますし、英語のスキルだけで人を判断する人は、少なくともフィリピンにはほとんどいません。

私の周りには、英語が苦手でもコミュニケーションに長け、尊敬を集めている人が多くいますが、彼らに共通しているのは「常に堂々としている」ことだと思います。

 

7.まず笑顔、何より笑顔
 

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最後に忘れてはならないのが、笑顔。

いつも険しい顔をして仕事をしていませんか?

私自身の失敗談でもありますが、自分が笑顔を忘れていると、出てくる言葉も厳しくなりがちで、周囲の空気も段々悪くなります。

表情もコミュニケーションのひとつ。

どんな言葉で話すにしても、まず何よりも大切なのは笑顔を忘れないことだと思います。

 

以上、フィリピンで働く中で学んだコミュニケーションのコツをご紹介しました。

英語がパーフェクトでなくても、真摯な姿勢や、思いやりは誰でも伝えることができます。

外国人だけでなく、日本人同士のコミュニケーションにおいても言えることではないでしょうか。

みなさまのご参考になれば幸いです。

 
 

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ライター
西山 七穂/Nanaho Nishiyama

香川県出身、東京大学法学部卒。サンフランシスコのbtraxでのインターンシップ後、フィリピン・セブ島の語学学校「NexSeed(ネクシード)」の立ち上げに参画し、2年半マネージャーとして勤務。週末はNPOセブンスピリットのボランティアとして、フィリピンの子どもたちに社交ダンスを教えていた。現在は、ライター・編集をしながら世界各国を旅して回っている。

 

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