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アジアで現地の人と仕事をするなら要チェック! よくある7つの問題と3つの心得

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フィリピン人は基本的に陽気でフレンドリー。

私のいるセブ島は旅行や留学のリピーターがかなり多いように思います。
 

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▶海で出逢った子どもたち。すぐ話しかけに来てくれる
 

生活の中では、効率が悪いことや「日本ではありえない!」と思うこともしばしばですが、次第に慣れますし、大半は笑って済ませられます。

それ以上に、日本人にはないものをたくさんもっている人たちなので、魅了されていく人も多く、私もそのひとりだと思います。
 

しかし仕事となると、笑って受け入れるだけではなく、なんとかしなければならない場面もたくさん出てきます
 

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▶道ばたで毛を抜くおっちゃん

 
 
 

私のフィリピンでの仕事経験

 

現在、私はフィリピン人メンバー6名とともに、バックオフィスチーム(管理部門)に属しています。

具体的な業務としては会計、人事、法務、総務などです。

海外で働く際は日本語も大事なスキルのひとつなので、こちらでも意外と日本語のお仕事も多いのですが、私が属するバックオフィスチームは社内・社外共に、現地フィリピン人の方々との関わりが多い部署だと思います。
 

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▶信頼できる、会社の元気な仲間たち
 

そのためたくさん問題にも直面してきましたし、ご迷惑をおかけし猛省することも多々ある中で、私の中の常識も何度も崩れてきました。

私もまだ日々学ぶ身ではありますが、フィリピンで2年半働いてきた中で、周りの方々にたくさん助けていただいた経験から、特に「外部のフィリピン人とやりとりをするときに気をつけていること」をご紹介します。

今後途上国で働こうとしている方や、既に働いているけれど、今後外部とのやりとりが増えそうな方の参考になれば幸いです。

 
 
 

信頼できるローカルがいればラッキー

 

フィリピンで働く方の多くが、信頼できるフィリピン人を見つけるのに最初苦労されるかと思います。

現在私は、社内だけでも総勢80名のメンバーがおり、外部でもなじみの取引先やお世話になっている方がいるので非常に心強いです。

しかし初期の頃は、やはり今よりも人脈も少なかったので、それなりの苦労をしてきました。

もちろん、紹介ベースで良い方が見つかれば非常にありがたいことだと思いますし、今までご自身で築き上げてきた人脈を既におもちの方はそれを生かすのが最善だと思います。

 
 
 

私が経験してきた、よくある7つの問題

 

フィリピンでよく発生する問題をご紹介します。

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1.テキトーな受け答え

たとえ本人に悪気はなくとも、質問に対して、自信をもってテキトーに間違った答えをくれることが多々あります。なんとか助けようとしてくれる気持ちはありがたいのですが、完全に信じると後で困ることもしばしば。

 

2.人によって正しさが異なる

ルールが確立されていないので、人によって正しいと思うことが違います。国が決めたルールのはずなのに、マニラには適用されているけれど、セブではされていないと政府機関の窓口で言われることもあります。誰が本当に正しいのか、分からなくなります。

 

3.たらいまわし

上記ふたつのために起こるのがこれ! 特に政府機関では、よくたらい回しに遭います。日本のようにみんながみんな全体を把握していないし、自力でたどり着くための視覚的に分かる情報も少ないです。しかも、それぞれの場所で間違いだと気づくまでの、無駄な時間も長いです。

 

4.書類/情報紛失

日本では大問題ですが、個人情報が入った書類なんかも簡単に紛失してくれます。政府機関では紙ベースで情報を管理していることも多く、とてつもない量の書類が積み上がっています。そりゃ失くしますよね。

ビザを作ろうとしていて、「写真を失くしたから、もう一回撮りに来てくれない?」「あなたのビザ、やっと承認下りたんだけど、なんか他の人が持って行っちゃったわ」と言われたこともありました。衝撃ですね。

 

5.担当者変更

平均勤続年数の短い国なので、担当者が担当期間中に変わることもあります。変更するだけならまだしも、引継ぎがされていないことも多く、それまで積み重ねてきた信頼や会話内容はすべてパーになり、またゼロからということもあります。

 

6.頻繁なルール変更

まさにシステムやルールを確立しようとしている国なので、ルール変更もよくあります。イミグレーションで1ヶ月前に変わったはずのルールが、気づくと元に戻っていたこともありました。

 

7.記載ミス

フィリピンには、正式に登録されている名前や誕生日が実際と違う人がしばしばいます。書類を正しく提出したにも関わらず、間違って登録され、「まぁいっか」となっていたり、正しく修正ができなかったりするのです。

私たちも、ちゃんと提出していたにもかかわらず、出来上がった書類が提出内容と異なることがありました。それでも、確認をするのはこちらの責任で、自ら働きかけをしなければ相手は何も動いてはくれません。

 

上記のようなミスも多々ありますが、中には故意に騙そうとしてくる場合もあるので更なる注意が必要です。

何度もやりとりを確認していたはずの契約書の一部が、気がつけば自分が不利な内容に書きかわっていたこともありました。

 
 

私がいつも意識する3つのこと

 
上記で挙げたトラブル予防対策として、気をつけていることがあります。

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1.情報を多角的に集める

人によって言うことが異なるので、いろんなところから回答を集めて、判断する必要があります。初めて関わる人で、どうしてもその人と仕事をする必要がある場合には、信用できるかどうか裏付けをとるようにします。

採用の場においても、前の職場にリファレンスをとるのが普通になっているくらいなので、パートナーになる会社については、一緒に働いたことのある会社を教えてもらい、話を伺うなどします。

政府機関の人であれば、何人かに確認します。また次に言うことが変わらないように、連絡先とサインをもらうようにしています。

 

2. 自分がやるつもりで細かく確認する

心底信頼できる人が側にいるのなら、すべてを自分で確認する必要性は低くなるかと思いますが、日本では当然のことが、フィリピンでは当然でないことも多々あります。「問題ない」と聞いていても、日本人からすると「それは問題でしょ!」ということも出てきます。

信頼できる人であっても、感覚のすり合わせができるまでは、齟齬がおきないように、ある程度自分で見るようにしておいたほうが良いと思います。

 

3. データは手元に保管する

相手が失くすリスクがあること、何かあったときに書類で証明しなければならないことから、書類はすべて手元にバックアップを置いておく必要があります。日本でもごく普通のことかもしれませんが、保管データが役に立つ頻度がより高いのがフィリピン。ソフトデータ・ハードデータ共に、しっかり管理しておく必要があります。

 
 
 

最後に

 

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▶さらさら流れる、霧のようなツマログの滝
 
日本で働くうえでも情報の信憑性を確認することは非常に重要だと思います。

ただ、日本よりもシステムやルールが確立されていない国だからこそ、気をつけるべきことは多いように思います。

しばしば予想の斜め上のことをしてくれるので、ときに爆笑したり、あまりの違いに感動に値したりもするのですが、何か起こったときに人を疑う必要がないよう、しっかり自分で確認する癖をつけておく重要性を実感しています。

ただ、こんなにいろいろありつつも、結局はよく笑わせてくれるフィリピンが私は大好きです。

 
 

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ライター
高寺 優子/Yuko Takadera

東大機械工学科卒、東大院を半年で中退。南米・アジアを半年かけてバックパックし、「ガンジス川でバタフライ」を文字通り実行。強靭な体とタフさが武器。休学中にインターンとしてNexSeedの立ち上げ最初期から参画し、中退後は社員としてジョイン。現在は、経理、法務、労務、人事などバックオフィス全般を幅広く担当している。今後は、ものづくりとBOPを絡めた事業で地域の人々にも笑顔を広げたい。

 

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