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質とパッケージで勝負! 「おみやげ」じゃない、カンボジア産品をつくりたい

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こんにちは! カンボジアでハーブ製品の製造販売をしております、西口です。

これまでカンボジアでのハーブ製品の製造販売を始めるに至った経緯生産農家とのエピソードについて書かせていただきました。

今回は、商品へのこだわりについてお話します。

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▶カンボジアティーセット

 

質の高いカンボジア産品を


カンボジアでハーブ製品を作っていると話すと、「観光客向けのお土産としていいですね」というコメントをよくいただきます。

しかし、私たちの気持ちとしては、カンボジア人、そして在住者の人たちが自ら食べたり飲んだりするために購入していただける製品づくりを第一に考えています。

カンボジアは近年経済成長が著しく、富裕層、中間層の割合が増えています。

経済的に安定したカンボジアの人たちの関心を集めているもののなかに「健康」と「美容」があります。

このふたつにターゲットを絞った商品がたくさん街なかで売られていますが、カンボジア産の商品というのはまだ多くありません

あっても加工技術やパッケージがいまひとつで、輸入された商品と比べると見劣りしてしまうものが残念ながら多いように感じます。

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▶ブルージンジャーティー
 
せっかく質のよいハーブが原材料としてカンボジアにあるのですから、加工とパッケージデザインの質を高め、輸入製品と肩を並べられるカンボジア製品をこの国のマーケットに送り出したい、というのが私たちの強い想いです。
 
 

世界への発信を目指して


私たちの製品を店頭で紹介していると、私が日本人だからか、日本から輸入した製品を売っていると思われることがよくあります。

そんな時に「これはカンボジアの原材料を使ってカンボジアで作った製品です」と紹介すると、カンボジア人のお客様たちの顔がぱっと明るくなり、「いいね!」と喜んでくださいます。

カンボジア産の製品が少ないことを憂慮しているカンボジア人は多く、そういった人たちが強くサポートしてくれています。

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▶ムーンリズムティー4種類セット
 
最近では日本のオンラインショップでも販売をしてもらっているので、「日本でも販売していますよ」とカンボジア人の方たちにお話しすると、それも喜んでくださる方が多いです。

まずはカンボジア国内で、カンボジアに住む人たちに喜んでいただける製品を作ること。

そしてその次には、この製品を世界に向けて発信することが目標なので、日本だけでなく、チャンスを見つけていろんな国でも販売していければ、と思っています。
 
 

商品の「ストーリー」も伝えたい


「品質とパッケージの美しさで選ばれる製品になりたい」という想いが強く、これまであまりこの事業が生まれた背景(地方の病院支援、フェアトレード)についてウェブサイトなどで多くを伝えてきませんでした。

これは、支援になるから買うのではなく、商品が良いから買う、とお客様に思っていただきたいという想いを強くもっていたが故でもあります。

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▶バタフライピーのシングルティーパッケージとお茶、それを使って作ったお菓子
 
ですがこの1年、購入してくださった方々とお話しする中で、多くの方から「どうしてこの事業を始めることになったのか」について質問をいただきました。

きっかけや、誰が生産しているのかなどについて知っていただくことで、製品に対してより強い愛着をもって使ってくれたり、友人などへの贈り物にも利用してくれたりと、さらに輪が広がっていったのです。

製品とその背景にあるストーリーは、そもそも切り離せないもの。品質に自信をつけた今、これからは製品が生まれたストーリーも伝えて共感を広げたいと考えているところです。
 
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ライター
西口 三千恵/Michie Nishiguchi

2008年カンボジアに渡る。地方部の診療所の運営支援を通じ、運営資金創出のため、地元のリソースを活かしたハーブ製品製造を開始。その後小学校や診療所などの公共施設や若手農家との連携のもと、ハーブ製品製造販売に従事。2015年よりRoselle Stones Khmer Co., Ltd.を設立。代表取締役。
 

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