「仕事だからこそチャレンジできた」女26歳。入社4年で数億円を動かすようになるまで

国際協力活動をしたかった彼女が、広告業界で見つけたやりたいこと

2017年11月24日 10時43分 JST | 更新 2017年11月24日 10時44分 JST

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アサツーディ・ケイ(ADK)| アカウント・エグゼクティブ

芦田美結子(26)

広告予算にして数億円。海外企業が打ち出すCMプロジェクトをアカウント・エグゼクティブとして託されたのが、アサツーディ・ケイ(以下ADK)で働く芦田美結子さんだ。入社4年目、26歳の若手がなぜ、大型案件にアサインされたのか。そこには、ADKならではの平等に機会が与えられるフラットな風土、成長意欲の高い人材を支援する考え方があった。

ビジネスを広く学びたい。広告業界という選択。

「日本の魅力を、広く世界に伝えていきたい」

まっすぐな眼差しで語ってくれたのが、今回取材をした芦田美結子さん(26)だ。現在、ADKでアカウント・エグゼクティブとして働く入社4年目。じつは彼女、はじめから広告業界を志望していたわけではなかったという。

「大学ではフェアトレードを推進するサークルに所属していて。もともと国際協力にとても関心がありました」

幼少期を海外で過ごした彼女。大学は海外留学がカリキュラムに含まれる早稲田大学「国際教養学部」に進学した。

大学時代には、さまざまな国際機関の事務所が集まるスイスへ留学。滞在中、国連でのインターンも経験している。なぜそんな彼女が「広告業界」で働くという選択をしたのだろう。

「さまざまな国際協力活動に参加するなか、持続可能な活動をしていくためには利益を生み出さなければダメだと思ったんです」

そして、ポイントとなったのが、商材にとらわれないということ。抱いたのは、さまざまな職種の人たちと協力し、プロジェクトを推進していきたいという思い。

「一人では成し遂げられないことも、誰かと協力することで実現ができますよね。広告業界はクライアントやクリエイティブチームをはじめ、多くの人たちと関わりながらビジネスをつくっていく世界。自分のやりたいことができるチャンスが、ここにあると感じました」

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ADKだからこそできる仕事がある。

広告業界のなかでも、なぜADKだったのか。彼女はこう語ってくれた。

「ADKだからこそできる仕事がある。そう考え、第一志望で入社を決めました」

そんな言葉の背景にあるのは、幼少期における実体験だった。

「父の仕事の関係で、海外へと渡ったのが9歳のころ。インターナショナルスクールに入学したのですが、言葉が通じず...ものすごく不安だったんですよね。ただ、日本から持っていった文房具や洋服が、すごく人気で。同年代の子どもたちとは、アニメなど日本のコンテンツが共通の話題となり、友だちをたくさんつくることができました。子どもながらに日本の素晴らしさと感じましたし、救われた経験だったんです」

大手代理店のなかでもADKはとくに、アニメコンテンツに強く、外資企業との提携も推進している。日本の魅力を海外に発信したい。そしてグローバルに活躍していく。そう考える彼女にとって理想とする環境がADKだったー。

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仕事だからこそ「好き」以外にチャレンジさせてもらえる。

こうしてADKに就職した芦田さん。ただ、すべてが順風満帆だったわけではない。

入社直後の配属先は、国内クライアントを担当するグループ。希望していたグローバルなマーケットを担う部署ではなかった。自身が描くキャリアビジョンとは異なる道。同時に、彼女の口から語られたのは、ポジティブな言葉だった。

「なかなか成果をあげることができず、辛いと感じることもありました。ただ、いま振り返ると、そのときの経験が今の自分の礎になっていると感じます。もともとあまり興味が持てなかった領域も、やってみたらおもしろく感じられたり、後々役に立ったりする。仕事だからこそチャレンジさせてもらえた。視野を広げることができたと思います」

そして、2016年。グローバル事業部へと異動した芦田さん。異動先で彼女が評価されたのは「バランス感覚」。国内事業部で培った「和」を大切にするスタンス、そして海外のクライアント企業に対して物怖じせずに自信を持って提案できるスキルが買われた。

「たとえば、日本のビジネスやマーケットを理解した上で、海外クライアントにプレゼンをしていく。日本で何が実現できるか。私に発揮できる価値はなにか。クライアントのパートナーとして一緒に歩んでいきたいと考えています。そういった時、海外ばかりに目を向けていてはいけないと思ったんです。日本のビジネスや日本的な感性、価値観を理解していることも大切ですよね」

そして、彼女はグローバルなプロジェクト推進で輝きを放っていった。

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広告業界の常識にとらわれない、フラットな風土が自分に合っていた。

そしてアサインされたのが、海外企業におけるCM制作プロジェクト。億単位の案件を彼女は見事受注に結びつけた。

「アカウント・エグゼクティブ」の仕事は、受注して終わりではない。営業担当であると同時に、プロジェクト全体の舵取り役を担う存在。クライアントとの調整、制作陣とのやり取り、社内外での手続き・確認など、実際にCMが放送され、その反響がわかるまで多岐にわたって携わっていく。

「たとえば、海外のクライアントはストレートに物事を伝えてくるケースがあります。そのまま日本のチームに伝えてしまうと"和"が乱れてしまうこともあって。一度自身のなかで咀嚼し、わかりやすく、かつ具体的に意図や狙いを伝えていく。いかにチーム全員が仲間意識を持ち続けられるか。高いモチベーションで臨めるか。こういった"バランスを取る"という部分は私の強みだと考え、仕事に取り組んでいます」

自身の強みを見つけ、活躍のフィールドを広げていった芦田さん。取材終盤、彼女が語ってくれた「今後の目標」についての言葉で締めくくりたい。

「日本の魅力を海外に発信していく。この軸は変わらずに持って働いていきたいと考えています。今後、日本のグローバル化はさらに加速していくはず。カルチャーなども融合していくなか、広告が担う役割はどんどん大きくなっていきます。たとえば、グローバルに働きたいという方にとっても、ADKが魅力的に映るようにしていきたい。そういった意味でも、私自身がチャンスを活かし、活躍していきたいです」

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