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デジタルの力で、メディア業界を変えたい。広告出身のコンサルタントが実現したいこと

どんな環境でも活躍できるスキルがほしくて、アクセンチュアを選んだ。

もともと大手広告会社のアカウントエグゼクティブとして、順風満帆とも思えるキャリアを歩んできたTakeshi S.さん(32)。だが、彼はさらなる成長を求め、約1年前にアクセンチュアへ。転職理由はシンプルだった。「広告・マーケティング領域だけではなく、経営レイヤーでの変革に挑戦したい」。自身を成長させていく。彼がさらなる高みを志した背景とは?

アクセンチュアがコンサルティングを提供している業界は40を越す。そのひとつに、今まさに大きな変化の波にさらされ、変革が求められている「新聞・雑誌・テレビ」などのメディア業界が含まれる。今回取材したのは、そのメディア業界をメインで担当するコンサルタント、Takeshi S.さん(32)だ。

彼が担う領域は、今まさに「パラダイムシフト」の真っ只中にある。アクセンチュアでの仕事について、生き生きと語ってくれた。

「デジタル戦略の推進を担っていくのが私の役目です。業界全体が危機感を持っていますし、新しい挑戦をしようとしている。経営レイヤーから抜本的な課題解決に挑んでいける。やりがいは大きいですね」

彼はPR会社に新卒で入社。その後、大手広告会社へ。アカウントエグゼクティブとして約5年間勤務した経歴の持ち主だ。誰もが知る名だたる広告会社。順風満帆とも思えるキャリアだが...。

「近年、広告会社は、より本質的な課題解決に取り組むことが多くなっていますが、やはり解決策、最終のアウトプットは「広告」や「マーケティング戦略」に落ち着くケースが多い。もちろん、その領域を突きつめる道もあったと思います」

ただ、彼が選んだのは「最上流からコンサルティングに携わる」という道だった。

「企業のさまざまな課題を目の当たりにするなか、広告・マーケティング戦略にとどまらず、"組織そのものを大きく変えましょう"であったり、"新しい事業ドメインに拡大しましょう"であったり、こういった経営視点での提案をカタチにしたいと考えるようになりました」

そして選んだのが、アクセンチュアという選択肢。実際に入社してみて、自身の体験を通じて実感する醍醐味について語ってくれた。

「やり取りさせていただくのは、クライアント企業における局長、役員クラスの方々。3~5年といったスパンでのスケールの大きな事業・経営戦略を立案させていただくことも少なくありません。もちろんプレッシャーはありますが、だからこそ一つひとつの課題をクリアし、次なるステップが見えてきた時には、さらなるモチベーションにつながっていく。充分なリサーチ、分析を基に、社内でも、クライアントとも本音での議論を重ねていく。そうすることで、プロジェクトに携わる多くの方が納得できるものになるよう、努力を重ねています」

アクセンチュアの強みともいえるのが、アクセンチュア ・デジタルをはじめ、他部門との連携&デジタル領域における実行支援だ。彼はその中核を担うメンバーとして、入社1年で頭角を現し、今まさに活躍のフィールドを広げている。

「メディア業界を牽引する企業」の成長戦略をいかに描くか。携わるのは、業界そのものの変革といってもいいかもしれない。

このミッションに彼を向かわせている原動力は一体何なのか。それは子ども時代の体験が少なからず影響している。

「私は現在、32歳ですが、子どもの頃には、テレビや雑誌がすごく好きだったんですよね。新しい世界を教えてくれる、入り口のようなものであり、生活に寄り添ってくれるものでした。同時に大学生ぐらいの時には凄まじいスピードでSNSをはじめ、インターネットが普及していった。ちょうど業界が置かれている変化の波、過渡期を経験している中間世代なのだと思います」

"だからこそ、自分にはできることがあるのではないか"彼はそう考えている。

「テレビにはテレビのいいところがある。雑誌は雑誌のいいところもある。カタチは変わっていくかもしれませんが、無くなることはないと考えています。同時にデジタルを活用し、事業シナジーを生み出すことで、既存メディアの可能性はさらに広がっていくはず。やはり私は既存のメディアも好きですし、個人的にも本気で業界の未来について考えていきたいんです」

もうひとつ、アクセンチュアを選んだのには理由があった。それは「戦えるビジネスマンになるため」でもあった。

「アクセンチュアは個人商店の集まりだと私は思っています。アクセンチュアという看板と、培ってきたナレッジはありつつも、プロジェクトに合わせて毎回チームを組み、各自が高い専門性を発揮する。すなわち"私はこれができる"と個人が自信をもって示せないと戦えないわけです。逆に、そのための、どのような能力を付けるのか、キャリアを目指すか、全てが自分で決められる。まさに自分自身が成長できるフィールドだと考えました」

彼は、なぜそこまで「成長」にこだわったのか。そこにあったのは、ある種の危機感だ。

「代理店時代に、ゼネラリストとしてのスキルは身につけてくることができたという自負はあります。ただ、それは私にしかできない仕事ではないとも感じていました。大手の看板があり、期待されている役割が明確になっているからこそ成果が出せていた。環境としても申し分ない。しかし、1人のビジネスマンとして戦える力を、十分につけられるのだろうかと考えるようになりました」

描いたキャリアビジョンは、どのような環境に置かれたとしても活躍できるスキルを得るというものだった。

「10年、20年というスパンで自身のキャリアやスキルを考えるということに、私はあまり意味を見出していません。それこそ変化の激しい時代ですし、今後は"企業"ではなく"個人"が主となる働き方に変わると思っています。そして、私自身が携わりたいプロジェクトや領域も変わってくるはず。常に変革の只中に、パラダイムシフトの最前線に、自分の身を置きたい。そう考えた時、"看板"で仕事をしている自分は甘いと思ってしまったんです」

そして現在、「プロジェクトを推進し、長期的な成果を追求する」というやりがいを見出している。そこにあるのは、「プロジェクト」に対する彼の確固たる考え方、仕事哲学だ。

「プロジェクトってずっと続いていくものですよね。終わりはありません。ひとつのゴールが見えても、また改善していくポイントが見つかり、次のゴールに向かっていく。一つひとつの成果を積み重ねていく。振り返ったときに、より大きな成果に結びついていることが大切なのだと思います」

たとえば、プロジェクトのマネジメントを担っていくとき、彼が感じているモチベーションとは何なのだろう。最後に、ご自身の仕事に対する原動力について伺うことができた。

「誰かに頼られ、期待に応えていこうという気持ちがあります。同時に、自らが本気で取り組みたいと思えているか。最後の最後は、自分を大事にしていかなきゃいけないとも思うんです。これはアクセンチュアの先輩の言葉を借りてしまうのですが、"仕事は、私事(「わたくしごと」と書いて「しごと」)です"。常に高い理想を自身が掲げ、その理想の形を追求していく、自分の中に湧き上がる意志を大切にしたいです」

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