葛西紀明、平昌オリンピック本戦はチャック閉める宣言 安倍首相から激励され気合い 

開会式は途中で退席
※葛西紀明オフィシャルブログより
※葛西紀明オフィシャルブログより
Amebaニュース

2月9日に開会式が行われた平昌五輪だが、その前日に、ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ノーマルヒル予選はすでに行われていた。この予選で"レジェンド"葛西紀明が、ジャンプスーツのチャックをほぼ全開のまま飛びながらも予選通過したことが大いに話題となった。

葛西ほどのベテランであっても緊張し、閉め忘れたとのことだが、キチンと閉めていれば5メートルほどは距離が伸びていたとの指摘もある。

葛西は9日にアメブロを更新。「まさかあんなミスを犯すとは自分でも信じられなーい!失格になってもおかしくないミスでした。そんなに緊張してたつもりはないんだけどな~ やっぱり緊張してたんだな!」としたうえで、『サンデーモーニング』(TBS系)のスポーツコーナーの"御意見番"である張本勲氏から「大喝」をもらわないと、と気を引き締めていた。

そんな葛西が、本戦の約9時間前の10日12時36分に「いよいよ始まるよ~」とブログを更新。開会式では旗手を務めたが、ブログには、1984年ロサンゼルス五輪柔道金メダリストの山下泰裕氏らとの写真を掲載した。

開会式では、使い捨てカイロ20個を体中に貼っていたそうだがあまりの寒さに途中で開会式からは退席したことを明かした。また、安倍晋三首相も選手村を激励のため訪れ、ジャンプの選手9名で挨拶に行ったそうだ。

「エネルギー溢れる素晴らしいお言葉を頂き、選手全員一層パワーが漲りました! 今日から始まる試合は男子ノーマルヒル個人戦。チャックをしっかり閉めて、気持ちも引き締めて、メダル目指して頑張って参ります!!」

本戦ではチャックを閉めて臨むことを宣言した。

(2018年2月10日Amebaニュースより転載)

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