"Kingdom of Dumpling"餃子の王将に外国人観光客を連れてったら

少し前のことですが、わたしも外国人の友人を餃子の王将に連れて行ったことがある。2週間の旅行の為に初来日したAnaとAlexは、3月に私がノルウェーで出会ったお友達に紹介されたカップル。

2014年6月30日、餃子の王将を展開する王将フードサービスは、トルコ料理とフランス料理を加える検討をはじめると明らかにした。

世界三大料理を揃えて増加する外国人旅行客を取り込むつもりだという。

少し前のことですが、わたしも外国人の友人を餃子の王将に連れて行ったことがある。

2週間の旅行の為に初来日したAnaとAlexは、

3月に私がノルウェーで出会ったお友達に紹介されたカップル。

まずは家に招待して、ベーコン&しめじの和風パスタを作りました。

一般的な日本食はいろんなところで食べるところがあるだろうから、

日本が得意な「外国のものを日本なりにアレンジ」したものを食べてほしくて。

パスタに海苔?

お箸で食べるの?

お醤油にバター味、おいしい!!!!!!

とAna&Alex大興奮。

そのあと、富士吉田にいって温泉&富士急、京都、高野山にいき、二人は東京に帰ってきました。

2週間の旅の最終日の夜、今度は都内のカフェで待ち合わせる事に。

まずは私達が居た原宿の人気カフェCafe HOMEに、ノルウェーカップルにもきてもらいました^^

居心地がよく、外に座れてとてもラッキー!

でも、北欧風のインテリアはあまり面白くなかったのか、

Anaが「わたし、最後の晩だから餃子を食べたいわ!」といいだしました。

ここから数百メートルの原宿餃子楼は、海外旅行者がみんな見るサイトTrip Advisorで1番人気らしくて、そこにいきたいとのこと。

「280円で1皿6つも食べれるんだよ!一度食べたけれど美味しかった!だから最後にまたいきたいの!!」と興奮気味のAna。

わたし達もお腹がすいていたので行こうと思ったのだけれど、

外国人と日本人の観光客でディズニーランドばりに並んでる。

私達 -餃子を食べたいの?

Ana&Alex -Yes!

私達 -安く食べたいの?

Ana&Alex -Yes!

私達 -少し汚くても良いの?

Ana&Alex -Yes!

私達 じゃあ、、、、、(顔を見合わせる)

ということでKingdom of Dumpling! そう、餃子の王将へ!

渋谷駅近のガード下の餃子の王将まで歩いてきてみて、気付いた。

パーティのときに、うちから200mの王将を買って家に持ち帰った事は何度もある(人気メニュー)。

でも、入った事は10年くらいない、気がする! 昔家族で行った以来!

なしていたはずの列は5分もすると中に吸収されていてあっという間に座れた。

うーん、なんか洗剤みたいな匂いがするんですけど(笑)

で、出て来た餃子を食べたときのAnaとAlexの反応はすごくよかった。

「おいしい!おいしい!」

甘酢のかかった炒飯を食べて「何この味!おいしい!!」

ああ、喜んでもらえてよかったw

このあと男性陣は2杯くらい、私とAnaは1杯お酒を飲んで、デザートも食べました。

Ana&Alex 「これはチェーンなの?こんなのが日本全国にあるの?」

外食文化があまり発達していないノルウェーでは、外でディナーをするとものすごく高いお金をかけて良いレストランにいくか、またはマクドナルドやスターバックスのようなアメリカ系チェーンにいくしかないとのこと。

Anaは実はスペイン出身でノルウェー人の彼氏Alexとノルウェーに暮らしています。

彼女にとっては、働くのにはとても良いけれど娯楽が少なすぎる国なんだとか。

ノルウェーはお金持ち国家だけれど、使い道があまりないみたいだね。

「餃子の王将みたいなものが、ノルウェーにもあればいいのに!」

餃子を食べながら聞いたのは、この2週間歩き回った日本の感想。

"日本大好き、最高!高野山がゼルダみたいだった!"という二人。

聞けば日本のゲームが大好きで、小さい時からずっと遊んできたとのこと。

日本はどの国とも違ってオリジナルだと繰り返すAlexに、歴史的な背景を説明しました。

ノルウェーとスペインの歴史も聞いて、なんだかとてもアカデミックな餃子の王将になった。

支払いの段階でまた2人は大興奮!なんたって、一人1000円。激安。

最後に、"お土産に未練があるけれどもう時間がない"という二人をドンキホーテに連れていって

お別れ。

彼らにとって日本最後の夜が、まるで学生みたいな過ごし方で、本当によかったんだろうか。。。

ま、楽しかったから、いいか♥

そう思っていると、彼等からは後日、「餃子本当に美味しかった!」とのメールが来た。

餃子の王将、おそるべし。