育児するパパ、おしゃれが当たり前に 抱っこ紐にポケット 隠れ機能がもりだくさんのファッション

父親でもあるアパレルのプロ3人が、おしゃれなイクメン服を作り上げた。

=A-portより

父親でもあるアパレルのプロ3人がおしゃれなイクメン服を作り上げた。

「上着の上に抱っこ紐をかけると、おしゃれが半減してしまう。お父さんの格好と抱っこ紐が一体化しているものを作ってみた」とデザインを担当する山田光貴さん。

ある上着は、抱っこ紐を必要な時に洋服の内側から取り出すことができる。さらに、背中とお尻、袖など計10個のポケットが隠れている。

背中におむつ、子供の替え用の上着、腕にスイカなどの交通パスが潜むとは思えない。

パンツには哺乳瓶を簡単に出し入れできるゴム製ポケットもつけた。

子供にも優しい。

肩の部分にポケットがあるカットソーには、夏ならば冷却剤を入れて、子供が寄りかかったときに、頭を冷やすことができる優れものだ。

機能的なポケットが隠れているのに、そう見えないスマートな上着やパンツ、カットソー。

「ファッション性を重視して、イクメンを支える」という使命を満たしている。

「結婚して子供ができると自分がおしゃれに使える額は決まってきますがこれなら歓迎されますよね」と山田さんは茶目っ気を見せる。この洋服で家族に対してイクメンを宣言することも後押ししてくれるというわけだ。

A-port では制作費の一部の支援を求めている。リターンも魅力的だ。支援はこちらから。

=A-portより

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(中央)ファウンダー:木村 剛 (TAKESHI KIMURA)

1966年岡山県生まれ、1996年に8年間務めた生地メーカーを経て有限会社アイズ・アート(藍's ART)を設立。岡山の児島でデニムの生産に携わり、その豊富な経験や知識を生かし日本はもちろん中国でもデニム関連の製品をつくり続けています。50歳を迎えるにあたり服作りを活かした新事業を模索し、株式会社ダブルエイトを設立、2016年春夏から育児のしやすさを追及したパパ育児服を展開します。

(写真左)デザイン:山田 光貴 (MITSUTAKA YAMADA)

1968年北海道生まれ、アパレルや商社・メーカーを経て2013年に株式会社マウナ・ミッチを設立。ニット・カットソー・布帛まで全てのラインナップを企画・営業・生産・輸入を一貫して生業としている。男二人の父親でもあり育児の際に感じ男性用育児用品の少なさやデザイン性の乏しさから今回のブランド立ち上げに参画、企画や生産を統括しています。

(写真右)デザイン:中川 爵宏 (TAKAHIRO NAKAGAWA)

1980年広島県生まれ、カジュアル〜スポーツブランドの企画・デザイン・生産・グラフィック・ブランディングを経験し自社ブランドも展開中。現在も複数のブランドに多様な業務で携わりながらdadmen™のメインデザインを手掛ける。湘南在住で3歳児の父親でもあり、商品開発には同年代の子供を持つ友人の声を聞き細部まで突き詰めています。