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キャサリン妃、1日だけハフポスト編集者に。子供のメンタルヘルス支援事業がスタート

2016年02月17日 16時24分 JST | 更新 2017年02月15日 19時12分 JST

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本日、特別なゲスト編集者としてケンブリッジ侯爵夫人のキャサリン妃をお迎えできることを大変喜ばしく光栄に思います。子供のメンタルヘルスへの関心を高めるための新たな国際的取り組み、ヤング・マインズ・マター(Young Minds Matter)の開始にあたって、キャサリン妃はハフポストUK版のエディターとして参加されます。メンタルヘルスを取り巻く問題の多くはレッテルを貼られ、ひそひそ声で話されていますが、私たちはそれらの問題をオープンに議論していきたいと思っています。

世界中が知っている通り、キャサリン妃自らも2人の幼い子を持つ母親であり、子供たち、特に弱くて意見を述べる機会が無い立場の子供たちに光を照らすことの重要性をよく理解されています。心の問題に立ち向かうことは、時宜に叶っています。と言いますのも、私たちは今や、若年層が直面している様々な心の問題の深さを理解しているだけではなく、彼らが必要とする支援をこれまでよりも多くの方法で提供できるからです。

ハフポストUK版のステファン・ハル編集長は「今日のイギリスには、心の問題を抱える11歳の子供が約7万人いる。この数はマンチェスター・ユナイテッド・フットボールスタジアムをいっぱいにするのに十分な数だ」と書きました。

そして、アメリカのメンタルヘルスについての概要は以下の通りです。

-13歳から18歳の子供の5人に1人は、深刻な精神疾患を患っているか、あるいは、患う可能性がある。

-精神疾患を持つ14歳以上の生徒のおよそ半分が高校を中退する。

-州や地方の少年の加害者更正制度にかかわる70パーセントの若者は、精神疾患を患っている。

-10歳から24歳の死亡原因の第3位は自殺。自殺によって死亡する人たちの90パーセントは精神疾患を根本原因に抱えている。

キャサリン妃は若年層のメンタルヘルスをめぐる議論に意欲的です。「全ての子供が自分の将来の可能性を信じ、最初のハードルを乗り越えられると自信を持って成長していくべきです」。同妃は、自らが支援するチャリティPlace2Bとともに行われたイギリス初の「子供のメンタルヘルス週間」を始めるにあたって、こう述べました。「子供を取り巻く状況はいつでも変えられる訳ではありません。しかしながら、問題に対処し、健康的に生活していく方法を教えてあげることはできます」。

そのため、ハフポストUK版のハル編集長が記した通り、ヤング・マインズ・マターは「キャサリン妃が特に重要視する分野に集中して取り組む予定です。初等教育期にあたる子供を対象とした支援プログラムや早期の介入、数世代にわたる精神疾患の連鎖を断ち切ることの重要性、芸術療法による進歩などです」。

若年層のメンタルヘルスは、今も議論中のもう1つの問題である睡眠と密接に関係があります。そこでヤング・マインズ・マターの取り組みの一環として、私たちは最新の睡眠科学(睡眠の効果を証明する新たな研究結果が毎日のように発表される黄金時代を迎えています)にも注目しています。これはメンタルヘルスについて広く議論し、人生を変えるような結果をもたらす手助けとなるでしょう。

睡眠は身体の健康ではなく、心の健康にも深く影響を与えます。睡眠不足は私たちが知りうる全ての精神疾患と深く関わっており、それはうつ病と不安障害で特に顕著です。「うつ病の患者は、それがたとえ不安を抱えていた時であったとしても、その80から90パーセントが睡眠に問題があります」。デラウェア大学の心理学者ブラッド・ヴォルガスト氏はこう述べています。イギリスの睡眠についての調査によると、睡眠不足の人はそうではない人と比べて無力感を感じる割合が7倍高く、孤独感を覚える割合も5倍高いといいます。

カナダとフランスの研究グループは、習慣的に早い時間にベッドに入ることで精神疾患のリスクを減らすことができるという研究結果を発表しました。これは睡眠障害がドーパミンの量に関連していることによります。

特に若年層の場合、私たちが彼らの心の健康に真剣に向き合うには、睡眠にも目をむける必要があります。

睡眠障害は乳幼児や子供の場合、特に危険です。幼児期の脳は最大限多くの情報を吸収し、言語、運動機能、視覚、認知能力が著しく発達し成長する重要な時期を迎えます。それにより幼児は素早く学習するのですが、質の高い睡眠を十分にとらないとその時期は訪れません。

アルベルト・アインシュタイン医学校とミシガン大学の研究グループが2012年、イギリス人の子供1万1000人以上を対象に乳児期から7歳になるまで追跡調査を実施した。その結果、いびきをかく子供は、睡眠障害につながる睡眠時無呼吸または口呼吸をすることが分かりました。(呼吸障害を持つ子供は)4歳の時点で行動障害を発症する割合が正常呼吸の子供と比べて20~60%高くなります。また、7歳になる頃にはその傾向は40~100%に上昇しました。行動障害の最も一般的な症状は多動性障害です。

これらのことから、ハル編集長は「今こそ、この緊急に取り組むべき問題に声をあげ、子供たちのメンタルヘルスを最優先事項として扱う社会を再考していければ、と思う。そして、キャサリン妃が主導してくれることに、この上ない喜びを感じている」と記している。

このキャンペーンを世界的な運動にするため、どうかハッシュタグ #youngmindsmatter を使って私たちの取り組みに参加してください。そして、いつも通りコメント欄を使ってあなたの考えを聞かせてください。

ハフポストUK版に掲載された記事を翻訳しました。

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“Young Minds Matter”(「子どものこころ」)は、子どものメンタルヘルスや感情の問題について、議論を広めていこうと企画された新しい特集です。この特集を通じて、子どもたちに「自分は愛されている、大切な存在だと思われている、理解されている」と感じてもらいたい――ハフィントンポストはそう考えています。

企画にあたり、1日編集者としてイギリス王室よりキャサリン妃をお迎えし、いま子どもたちが直面している心の問題やその影響、そして解決策について、ともに考えていきます。

この特集にブログを寄稿したいという方は、blogs@huffingtonpost.jpまでご連絡ください。

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キャサリン妃、ハフポスト1日編集者に

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