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渡辺直美のVOGUEメイク動画は全く参考にならない。なのに何度も見てしまうのはなぜ?

すっぴん日記 第25話

2017年11月24日 06時59分 JST | 更新 2017年11月24日 06時59分 JST

9月25日 月曜日 天気:晴れ 肌:化粧のりがよさそう

憂鬱な月曜日がやってきた。土日に休めていた体をいきなり平常運転に戻すのは難しい。

そんな時、気分を上げるために渡辺直美のインスタを見る。ストーリーがあれば、尚更いい。

私はきっと渡辺直美になりたいガールだ。なれなくても、できれば友達になりたい。

Tokyo Girls Collection Halftime show😂 東京ガールズコレクションでPUNYUSでステージさせて頂きました🙋いつもいつもありがとうございます。 今回はスーパーボウルのビヨンセやりました😂 #TokyoGirlsCollection #Halftimeshow #今回も沢山のカッコいい素敵なモデルさん達に出て頂きました #ありがとうございます #今回は同期のジャンポケと奥様の近藤千尋ちゃんにも凄く盛り上げて頂いた #後輩の横澤とニューヨークの2人も出て頂いて #ありがとうございます🙇🏻 #そして私は思いっきり #beyonce #やりました #ダンサーさんが毎回凄いありがとうございます #衣装完璧 #毎回ピカル時代の衣装の津幡っちがやってくれてます #クオリティ高め😂 #本当にありがとうございました #TGC

渡辺直美さん(@watanabenaomi703)がシェアした投稿 -

水原希子も憧れるけど、やっぱりヒーローは直美。

渡辺直美の評価は、世界でもぐんぐんと上がり、ワシントンポストアメリカ版VOGUEも記事を書いている。芸歴10周年を記念して世界3都市でワールドツアーを行ったのも不思議ではない。

7月には「ショー用メイク」の動画をVOGUEで公開。現時点で再生回数は200万回を超え、世界各国から彼女を讃えるコメントが約1500弱届いた。

私はこの動画が一番、渡辺直美の良さを映し出していると思った。

正直に言うと、ショー用のメイクだし、普段のメイクの参考に全くならない。

それでも、何度も何度も再生してしまう。なぜだろうか。

それは、渡辺直美が視聴者に「リアル」と「夢」を同時に見せているからだと思う。

最初、どすっぴんで入ってきた直美は、「汚い」メイク道具を披露しながら自身の顔に塗りたくっていく。

「汚い」メイク道具がリアルだ。メイク道具は店頭には宝物のように綺麗に並べられているが、使えば使うほど汚れが目立ち、あまり人に見せられない姿になる。それは化粧をしている人なら誰もが知っていることだが、メディアで映るメイク道具はやっぱり新品のように美しい。それをありのままの姿で見せているのは直美らしいと思った。

そして、「わかります?これ、ニキビね」って本当は隠したくなる部分も堂々と見せる。そしてファンデーションで堂々と隠す。

その一方で、彼女の使うアイシャドウの色は見たことないくらいキラキラしていて、鮮やかだ。見ているだけでワクワクしてしまう。

途中で理由もなく爆笑したり、踊りだしたり、セクシーなポーズをとったり、とにかく楽しそうな様子がうかがえる。

テレビや雑誌などのマスメディアでは、「綺麗(夢)」と「汚い(リアル)」が共存することは難しかったのではないか。

「綺麗(夢)」は一点の曇りもない「綺麗(夢)」だったし、「汚い(リアル)」は「お笑い」か「真面目」の中に吸収された。

しかし、渡辺直美は現実がそこまで白黒はっきりつけられるものではなく、「綺麗」に憧れる自分と「汚い」どうしようもない自分が常に共存することを堂々と示した。

だから、自分で画像加工できるようになった(リアルと夢の共存を自ら理解している)ミレニアル世代のファッションアイコンであり、時代の寵児なんだと思う。

今日も元気をありがとう。

私は渡辺直美になりたい。

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◇◇◇

ハフポスト日本版でエディターとして働く私(27歳)は、2017年9月いっぱいを「ノーメイク」で過ごしました。仕事も、プライベートも、あえてメイクを塗らないことで見えてきた世界を、1カ月間少しずつ書き留めていきました。これから平日朝7時ごろ、順次公開していきます。

第1話:「1カ月間メイクしません」仕事にプライベートにすっぴんで過ごすことを決めた女27歳

第2話:「すっぴんで会社に来る人なんて、会ったことないかも」旧友の言葉で、考えた。

第3話:同窓会の前に、メイクに気合いが入るのはなぜだろうか

第4話:世界に誰もいなくなったとしたら、あなたはそれでもメイクをし続けますか

第5話:雑誌でよくみる「NGメイク」特集。いったい誰目線なんだろう

第6話:女が「女装」することの快感。

第7話:仕事において、一番気をつかう相手は同性かもしれない

第8話:なんで学校で、化粧してはいけないの?この質問に答えられる人っている?

第9話:初デートで彼女がすっぴんで来たら、どう思う? 7人の男性に聞いてみた

第10話:今日はなんだかメイクする気にならない。だったら、こんなことしようよ

第11話:すっぴんの成功体験で、私はもっと自由になった

第12話:「メイク」にまつわる7つの数字を、私なりに読み解いてみた

第13話:すっぴんの広告があってもいいじゃん。矛盾だらけのお願いを会社の先輩に頼んだ。

第14話:毎週欠かさずメイクをする男性上司に、ビジネスのための「メイク」について聞いてみた

第15話:「就活するときに、メイクを始める友だちに違和感」女子大生が化粧をやめられないのはなぜ?

第16話:インスタ見て、こんなメイクに挑戦してみませんか。右も左も同じ顔しかないと嘆くあなたへ。

第17話:デパート1階の化粧品売り場、抵抗あるのは私だけ?

第18話:化粧の薄さが世の中に認められるとき。「ちーがーうーだーろー!」前衆院議員の豊田真由子さんの謝罪動画を見て

第19話:ある女性アーティストのノーメイク宣言は、なんで炎上したのか

第20話:初デートで彼女がすっぴんで来たら、どう思う? 7カ国の男性に聞いてみた

第21話:午前1時、「化粧を落とせ」という呪いをマンガにしてみた

第22話:「ありのままの君がいい」という言葉、実は別のプレッシャーになっています。

第23話:ワンデーすっぴんにチャレンジした3人の働きウーマン。結果は...?

第24話:「企業には世界を良くする力がある」メイクでビジネスと社会を変えてしまった3人

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