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吉川敦也 Headshot

18歳が政治家と話してみて感じた3つのこと #YoungVoice

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18歳から23歳の若者が、ハフポスト日本版とともに国会議員や自治体の首長らを訪ね、率直に質問をぶつける企画「Young Voice」。吉川敦也さんは、蓮舫・参院議員、熊谷俊人・千葉市長、玉木雄一郎・衆院議員、山下雄平・参院議員にインタビューした。

◇            ◇


1.決して国民と遠い存在ではない


政治と聞くと、大人の話や自分とは遠い存在の話と思うかもしれません。ましてや政治家なんて、血縁関係にいなければ、強張った顔の、眉間のシワが深い大人というイメージしかないという人もいると思います。つい最近まで僕もそう思っていました。けど、実際に話してみると、全然違いました。

ある人は、犬と猫をこよなく愛し、合わせて9匹飼っていたり、ジョギングが趣味で、それをきっかけに奧さんと出会った方、子供と神社を巡って休日を過ごす方。

僕も含め、皆さんが普段テレビや新聞で目にする政治家は「仕事中の大人」です。自分のお父さんも出勤前のスーツ姿と部屋着でダラダラしている姿が全く違って見えますよね。政治家も一人の人間であって、趣味嗜好はほとんど変わりません。最近では、TwitterやFacebook、ブログ等で日常生活の写真を載せている方もいるので、ぜひ探してみてください。きっと意外なところで自分と繋がっているはず。

さらに付け加えるなら、政治に関心を持つきっかけは何でもいいと思いました。

18歳選挙権が実現する今年は、周りの大人やメディアから政治に関心を持とうという声をよく耳にします。けど、もともと関心のなかった人にとって、社会の制度が変わったからといって関心を持つというのは変な話だし、難しいと思います。

だからこそ、例えば愛犬家の方は「犬 政治家」と検索をかけて、自分と趣味嗜好が同じ人のSNSをチェックして、それをきっかけに政治に関心を持つのもアリだと思いました。

2.もっと届けて欲しい、政治家の「WHY」


質問のひとつに「どうして政治家を志したのですか」というのがあります。皆さんそれぞれの問題意識と熱い志があるわけですが、気付いたことが一つだけあります。

それは、「WHAT」だけを注目し過ぎるあまり、「WHY」の部分が国民に届いていない!

これまで僕の中で、政治について考えるとき「どの政党がどんな政策を掲げ」、「どの政治家がどんな発言をした」という「WHAT」ばかり目を向けていました。おそらく皆さんも同じで、○政党がどんな政策を掲げているかは答えられるけれども、○政党の△議員がなぜ政治家を志したかは答えられないのではないでしょうか。

もちろん、メディアが取り上げる政治は「WHAT」であり、速報性を求められるこの分野においては仕方のないこと。しかし、WHYよりもWHATが強調されすぎて、政治家は遠い存在と思われてしまうのではないでしょうか。

政治家も国民に届くようにWHYをもっと発信して欲しい。街頭演説している政治家に、なぜ政治家を志したのかを聞いてみるのもいいかもしれません。自分が抱いていた社会の疑問や不満と同じ問題意識から政治家を志した方はたくさんいると思います。

「政策には反対だけど、志に心打たれたから一票を入れる」
有権者からこのような声があがっても良いと思います。

3.投票に行かない=未来を決める機会を放棄すること


次のような質問もしました。

「18歳が選挙に行かないことで損することはありますか」

僕は計4人の政治家に会いましたが、みな口を揃えて言うのは「今の自分が投票に行かないということは、これから生まれてくる自分の子供に責任を転嫁すること」に繋がると。今歩んでいるその現実も10年・50年後には過去となります。今行われいる政治もこれから生まれてくる子供たちが歴史や公民、政治経済として学びます。

僕たちの選択によって子どもたちが苦しみ、悲しみ、涙を流させないためにも、今を生きる僕らが未来を決める機会に参加しなければならない、そう強く思いました。