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杉本穂高

映画ブロガー・ライター

1981年、神奈川生まれ。日本映画学校出身。映画ブロガー・ライター。アメリカで日本映画の配給業務に携わったのち帰国。次世代の映像メディアとビジネスについて考えるブログ「Film Goes With Net」の管理人。 元アミューあつぎ映画.comシネマ支配人 Blog: Film Goes With Net Twitter: @hotakasugi facebook: Hotakasugi 連絡先: productionrif.raf@gmail.com
Taichiro Yoshino

【明日、ママがいない最終回を迎えて】 誰も傷つけない表現はなく、誰も救わない表現もまたない

『明日、ママがいない』、予定していた全9話の放送が終了しました。第一話放送終了時点で多くの言及がなされ、その後も毎週のようにこのドラマについて書かれた文章を見ない週はないというほどに大きな騒ぎの中で放送が続きました。もはや作品そのものが持つ厚みよりも周辺情報の方が分厚いような状況だったと言えるかもしれません。
2014年03月16日 23時32分 JST
映画.comシネマ

市と民間共同で映画館を再生。厚木市に『映画.comシネマ』4/26オープン

神奈川県厚木市が旧パルコ跡地にオープンする商業施設「アミューあつぎ」内に映画館「映画.comシネマ」がに誕生します。2008年に閉店した旧厚木パルコビルの跡地にオープンするアミューあつぎは、地下1階~地上4階が商業施設、地上5~8階が公共施設「あつぎ市民交流プラザ」、9階が映画館となります。
2014年02月24日 21時52分 JST
日本放送作家協会

文化の創作過程を保存する脚本アーカイブズの意義

2/11に日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム事務局の主催する「脚本アーカイブズ・公開記念シンポジウム」に参加してきました。日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムは、映画やテレビ、舞台の制作の設計図とも言うべき脚本・台本を後世に継承していくために2003年に発足した団体。当時、日本放送作家協会の会長だった故・市川森一氏の呼びかけで始まり、現在は岸辺のアルバムなどで知られる脚本家の山田太一氏が会長を務めています。
2014年02月15日 18時39分 JST
Michael Ochs Archives via Getty Images

コンテンツ消費の本質は背景の肩書きやストーリー消費なのか否か

佐村河内守氏の騒動を聞いて、上記のイル・ポスティーノの感動体験を思い出していました。佐村河内守氏(新垣隆氏が実際には作曲)のCDは最近のクラシックの世界では相当に大ヒットしていたそうで、しかし新潮45で作曲家の野口剛夫氏が指摘したように、音楽の質として「大したことない」とも一部で言われています。しかし、事実多くの人が感動しています。
2014年02月10日 22時27分 JST
時事通信社

「ラッシュ/プライドと友情」レビュー、リスクコントロールの信念が観る者を感動させる希有な作品

素直に心打たれた。レースシーンの迫力と熱い人間ドラマ。全米では9月の公開だったためか、オスカー候補になっていませんが、非常に力のある作品だと思います。舞台は1976年のF1シーン。水と油のような対照的な2人の天才ドライバーを中心に展開された史上最もドラマチックなシリーズとなったグランプリを描く本作。
2014年02月03日 22時25分 JST
ALBATROS

「少女は自転車にのって」レビュー、ステレオタイプの打破の仕方

この映画は、映画館のない国、サウジアラビアで初めて作られた長編映画で監督はサウジの女性。その内容はサウジアラビアに住む少女の姿を描いたものです。これだけ聞くと、サウジの女性自身が同国の厳しい戒律ゆえの人権問題など、難しい問題を訴える作品だと思われる方もいるかもしれません。
2014年01月28日 02時29分 JST
Shutterstock / IvicaNS

米国の映画館でまた発砲事件。社会の包摂性が失われた時代の映画館の課題とは

映画館で映画を鑑賞するという行動が成り立つのは、そもそも社会全体に寛容性がなくては成り立たないのかもしれません。銃社会アメリカですら、大したボディチェックもなく映何百人が無防備な真っ暗闇の中で誰とも知れない連中と時間を共有するわけですから、他人を無条件で信頼していない限り無理なことです。
2014年01月15日 21時32分 JST
時事通信社

鉄くず拾いの物語レビュー、格差の負のスパイラルを止めるのは何か

1995年に終結したボスニアの内戦からまもなく20年。昨年はサッカーのボスニア・ヘルツェゴビナ代表が初めてワールドカップ出場を決めるなど、様々な分野で紛争からの立ち直る同国の姿を感じ取れます。しかし同国の失業率は今でも44%と非常に高く、平均収入も350ポンド(5万9千円)と貧しい国です。
2014年01月13日 16時25分 JST
杉本穂高

映画「ハンナ・アーレント」レビュー、思考し続ける大切さと意志の強さ

ハンナ・アーレントの提唱した「悪の凡庸さ」は、20世紀の政治哲学を語るうえで大変重要なものです。人類史上でも類を見ない悪事は、それに見合う怪物が成したのではない、思考停止し己の義務を淡々とこなすだけの小役人的行動の帰結として起こったとするこの論考は、当時衝撃を持って受け止められました。
2014年01月06日 02時02分 JST