アップル、電気自動車用充電ステーションの開発に着手か!?

ロイターでは、アップルがEVの充電ステーションについて研究を進めているのではないかと推測している。

アップルが「Titan(タイタン)」というプロジェクト名で電気自動車(EV)の開発を進めているという噂があることは、既にご存じだろう。

同社の施設から興味深いモーター音が聞こえるとか、特許出願書類にEV用充電器の記載があるといった情報から、誰もがその真意を探り出そうと躍起になっている。そして先日、最新の情報がロイター通信からもたらされた。ビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス「LinkedIn(リンクトイン)」におけるアップルのプロフィールをチェックしたところ、同社が充電ステーション関連会社と何らかの話し合いをしていることが分かったというのだ。

これをもとにロイターでは、アップルがEVの充電ステーションについて研究を進めているのではないかと推測している。アップルはEVについての情報を一切発表していないが、例えばアップルの自動運転車に乗るMacユーザーが、「ジーニアス・バー(アップルストアの技術専門窓口)」で電源アダプターの修理を頼んでいる間に、クルマがアップルストアの駐車場へ行って自動的に充電を始めるようなソフトウェアをアップルが開発している、なんて未来を想像することは難しくない。様々な憶測を生むような情報だが、アップルは充電ステーション関連会社に"基礎技術"について質問していると、ロイターは報じている。

アップル製品に関する情報サイト『Apple World Today』によると、"もし、アップルが実際にクルマを発売するつもりなら"と補足はあるが、この噂が現実になる確率は100%だという。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

(2016年5月29日 Autoblog日本版「アップル、電気自動車用充電ステーションの開発に着手か!?」より転載)

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