テスラ、約400万円の新型電気自動車「モデル3」を3月31日に発表予定!

「2017年度はモデル3の発売、そして持続可能な移動手段への移行を世界規模で促進するというミッションをさらに躍進させる予定である。」

カレンダーの3月31日に印を付けておこう。この日、テスラから3万5,000ドル(約400万円)の「モデル3」がいよいよ発表される。来月末に発表される内容についての憶測が尽きない一方で、2015年度第四四半期の収支報告について伝える文書は実に明確だ。モデル3は「3月31日に発表予定であり、生産開始とデリバリーは2017年後半以降になる」という。全貌が明らかにされるように聞こえるが、果たしてどうなるだろうか。

この文書には、発表間近の航続距離200マイル(約322km)を超える電気自動車に関するヒントがもう少し書かれている。たとえば、モデル3の生産がどのように開始されるかについては以下のように書かれている。

2016年度全体では、プラスの純収入を生み出し、GAAP以外の会計処理による採算性が見込まれる。したがって、2016年度末の現金残高は2015年度末の水準よりも増加するはずだ。我々は自社のリースおよび製品在庫のための既存のリソース以外の外部資本を利用することなく、資本支出に15億ドル(約1,700億円)を提供する予定である。予定されている設備投資はギガファクトリーにおける電池の生産に対する援助、モデル3の生産機械の設置、80箇所の小売拠点とサービスセンターの開設、約300箇所のスーパーチャージャー(充電スタンド)の新設などだ。

この文書は、次のような前向きなフレーズで締めくくられている。

2017年度はモデル3の発売、そして持続可能な移動手段への移行を世界規模で促進するというミッションをさらに躍進させる予定である。先に述べた目標が2016年度に達成されれば、我々は2017年も優位性を維持することができるだろう。

2015年第四四半期の収支報告で新たな情報が入れば、またお伝えしたい。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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