【CEATEC JAPAN 2013】やかんの正体は!?ホンダのコージェネレーションシステム公開!

ホンダは予告どおり、"CEATEC JAPAN 2013"で巨大な"やかん"を使ったコージェネレーションの展示を行った。巨大な"やかん"にはバイクが接続され、バイクのエンジンを使って発電した際に出る熱でやかんを沸かすというような仕組みになっている。

ホンダは予告どおり、"CEATEC JAPAN 2013"で巨大な"やかん"を使ったコージェネレーションの展示を行った。巨大な"やかん"にはバイクが接続され、バイクのエンジンを使って発電した際に出る熱でやかんを沸かすというような仕組みになっている。

やかんの前方には発電、排熱をするエンジンを搭載したホンダ製のバイクが設置されている。もちろんこのバイクは走ることは出来ない。

バイクの後方には、電気と熱を取り出す装置が設置され、複数の接続ケーブルでがやかんに接続されている。バイクのエンジンで作られた排熱で、やかんのお湯を沸かすためのメインユニット部分だ。

バイクのメーター部分には、大型のモニターが搭載されており、バイクのグリップを回すとモニターにエンジンの回転数がみるみる上昇する様子が表示される。回転が上がれば上がるほど"やかん"のお湯の温度が上がっていくということがモニターで体感できる仕組みだ。

もちろんこれらはイメージ模型なので、実際はお湯を沸かしていないことは言うまでもないだろう。

ホンダが"やかん"とバイクで表現したかったのはこれらのユニットだ。右がバイクのエンジンで表現したガスエンジンによる発電、湯沸しユニット、真ん中が"やかん"で表現した貯湯ユニット、左が蓄電ユニットだ。ちなみに蓄電ユニットはまだ発売されていないとのこと。

真ん中のガスエンジンユニットの中身がこちら。ホンダお得意のエンジンをガスで駆動し、お湯を沸かすのと同時に発電もしてしまうというスグレモノだ。なんとエネルギー利用率が92%とのことで優れた燃費性能を発揮する湯ユニットだ。

火力発電で作った電気を家庭で使う場合のエネルギー利用率はおよそ40%とのことからかんがえるとこのユニットのメリットがお解かりになるだろう。ちなみに投資したコストは10年ぐらいでペイしてしまうとのことだ。

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