海外モデルも乗れる新コーナー開設へ お台場のメガウェブがリニューアル

"見て、乗って、感じるクルマのテーマ施設"として1999年3月にオープンした東京都のお台場地区にあるトヨタのショールーム"メガウェブ"が11月2日にリニューアルオープンした。今回から新たに"グローバル・ディスカバリーゾーン"が設置されたので紹介しよう。

"見て、乗って、感じるクルマのテーマ施設"として1999年3月にオープンした東京都のお台場地区にあるトヨタのショールーム"メガウェブ"が11月2日にリニューアルオープンした。今回から新たに"グローバル・ディスカバリーゾーン"が設置されたので紹介しよう。

2階フロア約3分の1に開設された"グローバル・ディスカバリーゾーン"は、クルマに関わるトヨタのグローバルな取り組みや、トヨタの将来技術について、楽しく遊びながら体感し、新たな発見ができる場として作られている。

現在は、アメリカを中心としたエリアの展示が行われており、標識やアメリカをイメージさせるディスプレー等も用意されている。

左奥の赤いピックアップトラックは、「タコマ」アクセス キャブだ。全長5285×全幅1895×全高1785mmの大柄なボディに4Lのパワフルなガソリンエンジンを搭載したまさにタフなアメリカンカーボーイが乗るのにイメージがぴったりの車両だ。

日本では「ハイラックス」の名前で売られていたモデルの後継モデルだ。ダブルキャブが4枚ドアであるのに対し、このアクセスキャブは、2枚ドアの4人乗り仕様になっている。現在はアメリカ、カナダ、メキシコ等で販売されている。

その他の展示内容としては、"安全・環境技術"、"スマートモビリティ社会"等の取り組みの紹介の他、海外でしか販売していないトヨタ車の展示も実施されている。現在展示されているのは、以下の車両だ。

フォーランナー」は、全長4823×全幅1925×全高1816mmで4Lエンジンが搭載された5人乗りのSUVだ。日本では、「ハイラックスサーフ」の名前で売られていた車両だが、RVブームの終焉とともに、市場がシュリンクし、現在は販売終了となってしまっている。このモデルは、現在アメリカ、カナダ、チリなどでは販売が続けられている。

ハイランダー」は、全長4785×全幅1910×全高1730mmで3.5Lエンジンが搭載されたSUVだ。「フォーランナー」よりも1回り小型なボディとエンジンが設定され、より都会での使いやすさを考慮したモデルになっている。ラインナップにはハイブリッドも用意されている。

日本では「クルーガー」の名前で販売されていたSUVの後継モデルなので、「ハリアー」の兄弟車と呼べる位置づけだろう。現在は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ロシア等で販売されている。

アバロン」は、全長4960×全幅1835×全高1460mmで3.5Lエンジンが搭載された大型のセダンだ。カムリ

販売先は、アメリカ、カナダ、サウジアラビア、UAE等だ。

日本では「プロナード」や「アバロン」の名前で販売された時期もあったが、現在は販売されていない。北米等ではベストセラーの「カムリ」の上位モデルとしてトヨタブランドのフラッグシップカーとして位置づけられている。

ヴェンザ」は、全長4800×全幅1905×全高1610mmの大柄なボディに3.5Lエンジンが搭載された5人乗りのクロスオーバーSUVだ。

プラットフォームは、カムリをベースとして開発されたFFモデルであり、2008年から販売を開始している。日本の「マークX ジオ」に近いイメージではあるが、サイズが1回り大きく、全く別物だ。大柄ではあるが、5人乗りという点も大きな違いだ。現在は、アメリカ、カナダ、ロシア等で販売されている。

この"グローバル・ディスカバリーゾーン"は、ヨーロッパや他の地域など、年3回程度入れ替えが予定されており、普段目にすることが出来ない海外向けの車両が展示されるとのことだ。

今回紹介した車両に興味がある読者は、是非東京モータショー会場の東京国際展示場駅から1駅のロケーションにある新生"メガウェブ"にも足を運んではどうだろうか。(筆者が取材した際は、ドアロックされておらず、乗り込むことも可能だった。)

公式サイトはこちら

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NEW TOYOTA MEGA WEB 2013

(こちらは2013年11月11日のAutoblogの記事「必見!!海外モデルも乗れる新コーナー開設!メガウェブがリニューアル完了」を転載したものです)

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