若者自殺年間6000名。助けては言えないけど「支えたい」は言える若者。

"抱えている悩みをどうしていいかわからない"若者の心の兆候が見えて来ます。

日本財団の対象4万人超「全国初」自殺意識大規模調査により、

4人に1人が 過去に「本気で自殺したいと思ったことがある」

ことが明らかになりました。http://www.nippon-foundation.or.jp/news/pr/2016/102.html

また日本の若年世代(15歳〜39歳)の自殺率は先進7カ国の中でも高く、

死因第1位が自殺であるのは日本だけ(WHO Mortality Database)です。

厚生労働省「自殺対策白書」によると、平成27年、若年世代は

年間5,994名が自殺に追い込まれている状況です。

当法人は若者自殺うつの社会問題を"ソーシャルサポート"という、

友達や恋人のための悩み相談に応える力を養成する講座や

ワークショップを開催してきました。

これまで4,200名の参加してくださった若者に出会うと、

"抱えている悩みをどうしていいかわからない"若者の心の兆候が見えて来ます。

多くの若者は7割が30代の男性で、「支えることに悩んでいる」と公言します。

しかしよく聞いてみると「支える自分自身に悩んでいる」ことがわかってきます。

若者は「(自分のことを)助けて」とは言えません。

悩みを抱えた当人が「自分」から「大事な他者」に変わるところが

キーポイントだと考えています。

若者は、人の前で「"人を支えること"に悩んでいる」とは、言える。

抱えている悩みや葛藤を打ち明けることができるようになる若者もいるとわかってきました。

"身近な支え"の悩みを解消していく過程で、"支える自分の悩み"も同時に解消していきます。

自分の悩みを「打ち明けてもいい」ものだということや

「打ち明けるとラクになれる」感覚を掴んでいきます。

多くの若者が悩みや本音を打ち明けて、

救いを求められるような「仮面=弱音や本音を言ってもいい自分の中のキャラクター」が

現代の若者には必要なのかもしれません。

「仮面」を見つけて、自分の言えない本音を言えるようになることで、

死にたい気持ちが和らいでいく。自殺予防につながる。

「支え手」に限らず、さまざまな仮面があるといいのかもしれません。

-ソーシャルサポート力養成講座 -

身近な人を支える力を磨く20~30代のための講座http://lightring.or.jp/events/social_support/

1月21日(土)15時~18時 (14時45分開場)

新宿落合第一地域センター

10名限定

@NPOlightring

"支え"に悩みを抱えている友人恋人家族のあなたへ。

誰にも言えない「大事な人を支える悩み」をここで打ち明けてみませんか。

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