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プロは断然部屋干し派。外干しよりも部屋干しがおすすめな理由とは

2017年07月13日 15時55分 JST

部屋干しは、外干しに比べて乾きが悪いし、生乾きのときのイヤな臭いが気になるから、できるだけ避けたいという方も多いはず。しかし、プロのクリーニング職人さんは断然部屋干し派なんだとか。そこで、今回は部屋干しの気になる臭いを抑えるコツやアイテムをご紹介します。


まずは部屋干しのメリットを見てみよう


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クリーニングのプロは、なぜ外干しよりも部屋干しを推奨しているのでしょうか?まずは、部屋干しのメリットについてご紹介します。


天気に影響されない

庭やベランダに洗濯物を干すと、急な雨や洗濯物がぬれてしまったり、強風で飛ばされてしまったりすることがあります。しかし、室内に洗濯物を干しておけば、その心配は無用。にわか雨が降っても、帰宅時間が遅くなっても、洗濯物のことを心配する必要がありません。


花粉やほこりがつかない

洗濯物は、太陽の光に当てた方が殺菌効果があると考える方も多いかもしれません。しかし、外干しすると、目に見えないほこりや花粉が洗濯物に付着するおそれがあります。特にぬれた衣服は花粉やほこりが付着しやすいので、せっかく外干ししたのに実はキレイになっていない......という場合も少なくないんです。


衣類が変色しない

プロのクリーニング職人さんは、お客様から預かった大切な衣服を変色させないように決して外干ししません。太陽の紫外線によって色あせが生じるだけでなく、車の排気ガスによっても衣類が変色してしまう可能性があるからです。お気に入りの服を長く着るためにも、外干ししないことがおすすめなんです。


決定版!部屋干しのコツをチェックしよう


室内干しのメリットは理解していても、部屋干しするのはどうしても抵抗があるという方も少なくないはず。そこで、嫌な臭いを寄せ付けず、快適に部屋干しをするための3つのコツをご紹介します。


その1. 風通しのよいところに干すこと

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洗濯物は濡れたままにしておくと、臭いが発生するもとになるんです。そのためにはできるだけ早く乾かすことが大切。濡れた洗濯物を早く乾かすために、以下のコツを覚えておきましょう。


◯室内の風通しを良くすること

閉め切った室内は空気の流れがほとんどないため、洗濯物が乾きにくく、どんどん臭いが発生します。風通しを良くするために、窓は2カ所以上開けておきましょう。窓を開けられない場合は、換気扇を回しておくか、扇風機やサーキュレーターの風が直接洗濯物に当たるようにしておくとよいでしょう。


◯室内の湿度に注意すること

室内で洗濯物を干すと、室内の湿度が上がり生乾きの原因になります。室内の湿度を上げないコツとして、除湿機を利用することもおすすめ。お風呂場に洗濯物を干し、換気扇を回しながら除湿機を利用すると、乾きがぐっと早くなります。


ちなみに、部屋干ししたあとで乾燥機を使って一気に洗濯物を乾かすという人も多いと思います。乾燥機を使うことは問題ないのですが、衣類が縮んだり変形したりする場合もあるので、洗濯表示を確認したうえで使用することを心がけましょう。


その2. 洗濯物の干し方を工夫する


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洗濯物と洗濯物が密着していると、乾くのに時間がかかり、部屋干し特有の臭いも気になります。そこで、できるだけ衣類がくっつかないように間隔を空けて干すのがコツになってきます。 ジーパンやパーカーなど、なかなか乾きにくい衣類は下記のように干すとよいでしょう。


●Gパンやズボン

特にポケットの部分が乾きにくいので、裏返して干します。ピンチハンガーを利用して筒状に干しましょう。


●パーカー

フード部分は布が重なっているため、乾くのに時間がかかり臭いも気になります。パーカー専用ハンガーも市販されていますが、ワイヤーハンガーを変形させてパーカー専用のハンガーを作ることもできます。


●バスタオル・くつ下

バスタオルは二つ折りにして干すと風通しがわるくなるため、イヤなにおいの発生にもつながります。バスタオルはピンチハンガーを使って縦のじゃばら状にして干しましょう。くつ下は足の形状にふくらませて干すとよく乾きます。


その3. 部屋干しアイテムをそろえよう

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部屋干しを快適にするために、洗濯アイテムを揃えておくのもポイント。部屋干しのときにおすすめしたいアイテムをご紹介します。


■物干しスタンド

雨の日が続いてなかなか洗濯できないと、洗濯物がたまってしまいますよね。そうすると部屋干しするときにどうしても場所をとってしまいます。 そんなときには、たくさん洗濯物を干すことができるスタンドタイプの物干しがおすすめ。使わないときはコンパクトに収納できるのもポイントです。


■10連ハンガー

部屋干しをするときには、特に洋服同士が重なっているとといつまで経っても乾きません。だからこそ、一定の間隔で干すことができるこういったアイテムを活用しましょう。特にワイシャツなどをを干すときにおすすめです。


■窓枠物干しハンガー

窓枠に差し込んで締めるだけで、物干しスペースが確保できるアイテムです。折りたたみ可能なので使用しないときにも邪魔になりません。


その4. 部屋干し用の洗剤・柔軟剤をそろえよう


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洗濯物が生乾きのときに生じる、あのイヤな臭いの原因は雑菌。実は、部屋干し用洗剤には、通常の洗剤に比べて臭いの元になる菌の増殖を防ぐ殺菌作用が強化されています。また「除菌+抗菌作用」を高めるために、洗剤と柔軟剤を合わせて使うのもおすすめです。


まとめ


部屋干しすれば、天候に左右されず洗濯でき、花粉やほこりで洗濯物を汚すことなく、衣服の色あせを防ぐことができるんです。部屋干しもコツさえ覚えれば、外干しで干したときとほぼ同じように嫌な臭いを気にせずに、洗濯物を乾かすことができるんです。部屋干しのときのあの部屋干し用の洗剤やおすすめアイテムを使うのもコツです。これまで外干し派だった方にも、部屋干しにはメリットがたくさんあるということをわかっていただけたはず。ぜひお試しください。


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監修:近藤 高史  リネットお洗濯アンバサダー
宅配ネットクリ−ニング「リネット」のクリーニング師。同社品質責任者などを歴任、現在もクリーニング工場の品質基準づくりを行なっている。