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公文俊平

情報社会学徒、多摩大学情報社会学研究所所長

1935年、高知県生まれ。研究対象は、近代社会、とりわけ情報社会の進化過程。西欧中心の近代化だけでなく、グローバルな「広義の近代化」過程、とりわけその中での日本の位置づけにも関心あり。著書に『情報文明論』 (94)、 『情報社会学序説』 (04)、 『情報社会のいま』(11)、共著に『文明としてのイエ社会』 (79)など。
Dan Dalton via Getty Images

人間はスマホやネットを手放したら「強いつながり」を取り戻せるのか

いまの人々は、いくつもの「自分」を持ってバーチャルであれリアルであれ世界を自由に駆け巡っているどころか、他人を信ずることができず、他人との関わりを最小限にとどめながら、もっぱらロボットに愛や癒しの対象を求めようとするようになっている。
2014年03月14日 17時26分 JST
alonetogetherbook.com

人間はインターネットによって「ひとりぼっち」から解放されたのか

臨床心理学者で精神分析家のシェリー・タークルの近作、『アローン・トゥゲザー』は、実に悩ましい本だ。本の表題は「つながっていても孤独」と訳されることが多いが、彼女のいう「トゥゲザー」は、オンラインのつながりよりもむしろ、会議や会食のような状況を想定している。
2014年03月01日 23時59分 JST
Steven Johnson

新しい楽観主義の台頭

二十世紀の後半は、人類と地球の未来に関する極端な悲観論が全盛を極めた時代だった。しかし二十一世紀に入って、それらの悲観論者の予測はほとんど外れたことが明らかになり、それに代わって「新しい楽観主義」と呼べる思想が台頭してきた。
2014年02月20日 19時44分 JST
Flickr /Cameron Norman

iPad肩とタブレットフィンガー

日本語を入力するために本格的に親指シフトのキーボードを使い始めてから、もう30年以上になる。その間、時に腱鞘炎のような症状に悩まされたこともあったが、それほど深刻な状態にもならずに切り抜けてきた。異変が起こったのは、数年前に iPadを使うようになってからである。
2014年02月11日 22時54分 JST
scibak via Getty Images

インドは22世紀の世界指導国となるのか

米国の軍事的覇権が不可避的に衰退する21世紀において、インド洋圏は誰がどのような形で制することになるだろうか。依然としてナンバーワンの海・空軍力を擁する米国と急激に勢力を伸張しつつある中国が互いに角逐する二大パワーとなることはほとんど自明だが、その間にあってインドが果たす戦略的な役割は極めて大きいと思われる。
2014年01月29日 18時45分 JST