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武田徹

ジャーナリスト、評論家、恵泉女学園大学教授

大学入試は何のために存在しているのか。

ペーパーによる学力試験をしてもダメ、一方でペーパー試験離れに挑むと「アベデュケーション」への歩み寄りを求められかねない。こんなダブルバインド状況が存在していることこそ広く理解され、世論の圧力によって本当に学生と日本の未来のためになる入試改革を現実のものとして着地させたいものである。
2013年10月17日 01時08分 JST

ハンセン病療養所と「赤ちゃんポスト」

一九四八年には一二一人の患者を収容した待労院だが、入院者数は徐々に減ってゆく。九六年にはハンセン病の診断を受けた患者に隔離を義務づけて来た「ハンセン病予防法」が廃止され、元患者が施設内に留まる必要は法的にはなくなった。それでも待労院に留まることを希望する入所者が残っていたが、2012年、最後の入所者が同じ熊本県の国立療養所菊池恵楓園に転園、今春に閉所となった。
2013年10月01日 23時01分 JST
時事通信社

山本太郎の当選は「終わりの始まり」か?

自民を勝たせるしか選択肢がなかった立地地元の現実を踏まえ、彼らにそうではない選択が可能となる状況を提供することを目指さなければ、山本太郎の脱原発論は被爆の不安に駆られて情緒的に盛り上がった都市部の脱原発運動の中でしか通用しない独りよがりのものに留まる。
2013年07月21日 21時19分 JST

原発が参院選の争点になっていない理由

選びたいわけでもないのに原発を選んでしまう構図が維持され、その構図に甘んじる政党と、その構図を崩せない政党の屈折した共犯関係の中でまともな原発論議なしに「なんとなく原発大国」への道が復活してしまう。そんな懸念を濃厚に感じる
2013年07月03日 00時02分 JST

再帰的デザインへの道を開く -- デザインあ展

会場で遊ぶ子どもは、自分が良かれと思って作ったデザインを、他の子が崩してゆくこと、しかし、それが意外と面白い結果を生むことも経験的に学んだことだろう。その経験は個人の力による設計=デザインの限界を知らせ、それを越える要素を受け容れつつ、より良いものにしてゆくにはどうすればいいかという、いわゆるメタデザイン的な発想を育むのではないか。
2013年06月06日 14時41分 JST

ネット選挙から抜け落ちた物

ネット選挙の解禁は必然だったと言える。ただし各党ともネット選挙解禁で自党に有利になるはずと甘い夢を見て浮かれていたのか、その方法について十分な検討がなされた気配が感じられない。
2013年05月07日 23時14分 JST