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〈生活と想像力〉をめぐる"ある種の"ライフスタイル・マガジン『生活考察』とは?

2014年03月17日 14時10分 JST | 更新 2014年05月16日 18時12分 JST

「生活考察」という、その愚直なネーミングからもお察しいただけるように、本誌は、〈生活〉について考えることをテーマにしています。よって、〝ある種の〞ライフスタイル・マガジンではあります。

 しかしながら、いわゆる定石の「理想の生活」「ワンランク上の生活」及び「理想の生活を実現するためのアイテム」等にとりわけ重きを置きません(中略)かつ雑誌をあげて提案する「スタイル」もとくに持ち合わせておりません。むしろハナから「スタイルの提案」を放棄し、積極的に多様なスタイルにまみれてみること――そこから生活を考察していきたいと考えております。

(中略)

 ともすれば、あっさりと取りこぼしてしまう、ささやかな生活の断片。そして、そこから導き出される、「考えようによっては得るところがある」かもしれぬ〈何か〉――そんな中にこそ、現代を〝楽しく〞サヴァイヴするための術・発想・考え方が潜んでいるように思えるのです。つまり、生活が孕む/生活から立ち上がる〈想像力〉を、衣・食・住と同等に重要な要素として捉え直すこと、そして、その想像力をもって私たちの生活を照射してみること、それがこの雑誌において試みようとしていることかもしれません。(後略)

はじめまして。

この度、こちらでブログを始めることになりました辻本力と申します。

私は、『生活考察』というインディペンデント・マガジンを作っています。

唐突な始まり方に「?」となった方もいらっしゃったかもしれませんが、先の文章は、その創刊号の巻頭言から引用しました。

2014-03-17-Vol.1.jpg

『生活考察』Vol.01(2010年)

普段、「生活してますか?」などと問われることは、まずないかと思いますが、もしそんな質問を投げかけられて、「いや、してません」と答える人も、また同様にいないと思います。

なぜなら、「生」きて「活」動している限り、誰にも〈生活〉はあるからです。

しかし、誰にでもあるのに一様ではなく、それこそ千差万別なのが〈生活〉というものです。

そして、それが傍から見てひどく奇妙な、信じがたいものであっても、それを送る当人にとっては、「普通の生活」だったりする。

当たり前すぎる話ですが、これが、私にはとても面白いことに思えるのです。

とはいえ、生活していくことは楽ではありません。

面白い/面白くない、などと言っていられない時もあります。

「いろいろ、きっついな・・・・・・」そんなふうに思うことも少なくありません。

でも、悲観的になる必要はありません。

なぜなら私たちは、生活にかまけ、とらわれながらも、それを楽しみ、なんなら時に逃避したり、あるいは飛躍したりする〈想像力〉を有す生き物だからです。

それに、生きていかねばならない以上、なんとか生きていくしかないわけで、だったらせめて「生活、面白いですよ」と言いたいし、思いたいじゃないですか。

そのために考えうることは、まだまだ残されていると思うのです。

と、そんなようなことを考えながら、私は雑誌を作っています。

まずはご挨拶まで。

どうぞよろしくお願いします。