【にんじんの苦手克服法】「ポタージュスープ」にするとおいしく食べられる!

子供たちの「嫌いな野菜」の上位にランキングされるものといえば「にんじん」。そんな苦手の代名詞とも言える「にんじん」がおいしく食べられる方法があるのを知っていますか?

子供たちの「嫌いな野菜」の上位にランキングされるものといえば「にんじん」。そんな苦手の代名詞とも言える「にんじん」がおいしく食べられる方法があるのを知っていますか? 答えは「ポタージュスープ」。苦手を克服できるヒントを探ってみました!

【苦手克服のコツは、「甘み」を生かし「香り」をやわらげる!】

カロテンをはじめ、豊富な栄養素が魅力の「にんじん」。子供にたくさん食べさせたい緑黄色野菜の代表格である一方で、「苦手な野菜」ランキングの常連なのも周知のところです。「にんじん」の味の特徴といえば、その独特の「甘み」と「香り」ですが、子供たちが苦手に思う理由も実はその「甘み」と「香り」。子供が得意であるはずの「甘み」も、「にんじん」の「香り」と一緒になると、苦手の大きな理由になってしまいます。苦手を克服し、おいしく食べられるようにするには、「甘み」を上手に生かし、「香り」をやわらげるのがポイントなのです。

【「ポタージュスープ」で栄養そのままおいしく食べる!】

「にんじん」の「甘み」をさらにおいしくし、「香り」をおさえる料理としておすすめなのが「ポタージュスープ」。「にんじん」をすりつぶし、コンソメと一緒に煮込むことで、「甘み」に「うまみ」が加わりおいしさがアップ。さらに牛乳など乳製品が加わることで「香り」がまろやかになり、ぐっと食べやすくなります。

料理研究家の祐成二葉さんによると、「ポタージュの魅力は野菜の栄養をまるごと食べられること」にあるそう。「にんじん」をすりつぶすことで、食物繊維がそのままとれるから栄養満点。ほどよいとろみが食べやすく、朝食にもおすすめです。「にんじん」のほかに、「甘み」のあるかぼちゃや玉ねぎなどもいっしょに入れればさらに栄養もうまみもアップ! 野菜のおいしい克服法として、注目です。(TEXT:田久晶子)

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祐成二葉

料理研究家。祐成陽子クッキングアートセミナー講師。雑誌やテレビなど幅広いジャンルで活躍。日常の家庭料理から世界の料理、お菓子まで、作りやすく華やかなレシピが人気。2008年に長男(hibi)を出産。 離乳食や様々なグッズ提案なども手がけている。

クックパッド編集部

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