魚・肉・野菜など色々な食材が混ざった様子を表す「五目」。後に続く言葉として、"ご飯"や"焼そば"といった言葉がパッと思い浮かびますが、実はそれだけではないいろいろな「五目○○」があるのです！！ 具だくさんの五目メニューでしっかりと栄養が摂れるのはもちろん、年末の冷蔵庫整理にも役立ってくれますよ。
■ご飯・焼そばだけじゃない！「五目○○」の世界！！
五目という言葉はあえて説明するほどでもありませんが、辞書によると...
(1) 五種の品。また、いろいろの物が混じっていること。特に料理で、魚・肉・野菜などを取り合わせてあること。
(2) 「五目鮨（ずし）」「五目そば」「五目飯（めし）」などの略。
といった意味があります。五目というと、色とりどりの食材をたくさん使って、いつもより少しおめでたい気分になるような気もしますよね。ちなみに、関東では「五目ご飯」といわれるものも、関西では「加薬ご飯」などというように、地方によって呼び方の違いがあったりもするようです。「五目○○」の世界は調べてみると、実は奥深い世界なのかもしれません。今回は意外な五目シリーズのレシピをご紹介しましょう。
●五目巾着
豆腐とお好み具材を混ぜて、油揚げに詰めて15分ほど煮て完成。これからの季節、おでんの具材としてもとても相性がいいらしいですよ。
●五目大豆
缶詰の豆類が意外と台所の引き出しの奥に眠っていたりしませんか？ そんな時に最適なのがコチラのメニュー。そのまま、おせち料理の一品としても使えそうです。
●五目きんぴら
食物繊維が豊富な野菜や乾物を使って15分で完成します。味が染み込むように千切りにして、大量に作ったらお弁当や副菜に活用しましょう。
●五目もんじゃ
こちらは乾物類の消費に大活躍してくれる一品。ご自宅でもんじゃ焼きなんて、特にお子さんのいるご家族では楽しくなりそうですね。
いかがでしたか？ 年末年始の帰省や旅行前に食材の整理がしたいと思ったら、ぜひ「五目○○」を思い出してみてくださいね。（TEXT:中本タカシ/ライツ）
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