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コメンテーターの発言にテレビ局は責任をとるべきか

2015年05月30日 17時32分 JST | 更新 2016年05月29日 18時12分 JST

シドニーから3大会連続で五輪に出場した元陸上選手と、一緒に考え、議論を深めます。議論は週刊誌AERAの連載で紹介します。いただいたコメントを抜粋・要約することもありますがご了承ください。

 アスリートを引退して、いつの間にか私にはコメンテーターという肩書きがつきました。聞かれたことに好き勝手答える、というある意味自由な職業です。時々「詳しい情報を提供できないなら必要ない」という声を聞きますが、ちょっとだけ反論すると、コメンテーターの役割は詳しい情報を提供することではなく、新しい見方を提示することだと考えています。

 その点で、コメンテーターは自由に発言することが重要だと考えています。例えば、私が出演する番組のほとんどは事前に打ち合わせをしますが、発言内容に指示をされることはほとんどありません。もちろん差別的な発言や放送禁止用語、個人が特定されるような情報など、慎むべき発言はありますが、それ以外はほとんど野放しです。原則は、出演する番組に不都合な内容でも、発言してよいと思います(とはいえ、実際には言ったことないので分かりませんが)。

 ところが最近、テレビ局がコメンテーターの発言の責任を取るべきではないか、という声を聞くようになりました。確かにコメンテーターを選んだのがテレビ局であれば、その責任はあるとも考えられます。番組制作を統括しているのがテレビ局なら、番組で起きたことはすべて責任を取るべき、という声もあります。

 一方で、コメンテーターの発言に対する責任をテレビ局がとるようになると、私のように思いつきで喋る人間の発言は、事前にチェックされるかもしれません。すると、テレビ局がコメンテーターの発言に関与できるようになり、最終的にはその発言も組み込んだ番組を構成する可能性もあります。

 さて、みなさんに伺います。もしとあるコメンテーターが問題のある発言をした場合、テレビ局が責任を取るべきだと思いますか? それともコメンテーター自身の問題で、テレビ局は関係ないと思いますか? 是非みなさんのご意見をお聞かせください。

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