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企業の採用基準に学歴を明示することの是非

2015年07月03日 16時49分 JST | 更新 2016年07月02日 18時12分 JST
Chris McGrath via Getty Images
TOKYO, JAPAN - APRIL 01: New recruits listen to speeches during the welcome ceremony for new employees of All Nippon Airways Holdings (ANA) at ANA hanger on April 1, 2015 in Tokyo, Japan. 1,189 new employees were welcomed by ANA President and CEO Shinya Katanozaka. As the majority of Japanese start their career on April 1st after graduating from schools in February or March, it is a custom for large Japanese corporations to hold mass welcoming ceremonies for their new employees. (Photo by Chris McGrath/Getty Images)

シドニーから3大会連続で五輪に出場した元陸上選手と、一緒に考え、議論を深めます。議論は週刊誌のAERA連載で紹介します。いただいたコメントを抜粋・要約することもありますがご了承ください。

 私は就職活動をしたことがありませんが、聞くところによると、何十社も受けたのに内定は1、2社、という学生も少なくないようです。

 企業は多くの学生に興味を持ってもらうため、説明会を開いたりします。また大手の人気企業はいい人を選ぶため、人事担当者が時間と労力をかけて選びます。マッチングにかかるコストは、学生側も企業側もとても大きいように思えます。

 マッチングコストを下げるために有効なのは、条件を提示し、エントリーを絞ることです。お見合いサイトでも、性格や職業、趣味、または年収など、多くの条件を設定するほどマッチングの精度が高まります。その条件を絞ることが難しいのですが、もしはっきりしているなら、絞り込むにこしたことはありません。

 さて、ここで仮定の話をします。とある企業が、今年度の採用ポリシーを事前にオープンにしました。その採用基準は明確で、東大、京大、早稲田大、慶応大の学生のみ採用する、というものでした。それ以外の大学に通う学生は、試験を受けても受かりません。

 極めて分かりやすく、かつ4大学以外の学生は受けないので、採用側もラクです。学生側も、採用基準を明示していない企業のために「もしかしたら受かるかも」と時間を浪費することもなくなります。基準を明示してもらうだけで、余計な時間を費やさなくてすみ、可能性がある企業に集中することができます。

 ところが、これは問題ではないかという意見が出ました。学歴だけが全てではないのに採用基準にしてもいいのか、という意見です。またこのような考えが他企業に広まっては困る、という人もいました。

 さてここで皆さんに質問です。企業が採用条件を明示し、出身校を採用基準とすることは問題だと思いますか、それとも問題ではないですか。理由も添えてご意見をください。

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