「ジャニオタ彼女を彼氏オタに」「一人ディズニー」で話題! "佐々木ゼミナール"って何者!?

みなさんは、"佐々木ゼミナール"をご存じですか?"ゼミナール"と言っても、実は1人大学生ブロガーのことなんです。今回、われわれはインタビューを通して記事をシェアされるコツのほか、謎多き彼の素顔に迫りました。

みなさんは、"佐々木ゼミナール"をご存じですか? "ゼミナール"と言っても、実は1人大学生ブロガーのことなんです。彼のブログ"CITYBOY.ME"は若者を中心に幅広い年代から支持を集めており、『ジャニーズオタクの彼女を「彼氏オタク」にするために頑張った』という記事ではFacebookで驚異の4.6万シェアを獲得した、一度読んだら病みつきになる切り口の記事が魅力です! 今回、われわれはインタビューを通して記事をシェアされるコツのほか、謎多き彼の素顔に迫りました。

彼のブログはこちらをチェック!

CITYBOY.ME

http://cityboy.me/

ジャニーズオタクの彼女を「彼氏オタク」にするために頑張った

http://cityboy.me/?p=2866

~ジャニーズオタクの彼女を「彼氏オタク」にするために頑張った~

Q.読者は"佐々木ゼミナール"が何者なのか気になっていると思いますが、"佐々木ゼミナール"って何者なのですか。

普通の大学生ですよ(笑)。たまにブログを見てくださった方から「笑顔で写真撮れば?」とか「なんでいつも1人なの?」って言われます。ブログではキャラクターを徹底しているので、自分としてはネタのつもりなのですが(笑)。大学では経営学やマーケティング関係の勉強をしてまして、そこで得た「どうすれば読んでもらえるか」「どうすれば拡散されるか」という知識もブログに生かすようにしています。

あとは、皆さんとの接点はブログがほとんどだと思いますが、普段は意図的にネットに触れないようにしています。それより、本を読んだり映画を観たりするのが好きです。最近は自己啓発本やビジネス本や雑誌をよく読みます。"CITYBOY.ME"というブログタイトルも"POPEYE"という雑誌からの影響です。

映画はアメコミヒーローが好きでよく観てます。なので、ヒロイズムみたいなものにも影響を受けていますね。

Q.ブログはいつごろからどのようなきっかけで始めたのでしょうか。

ブログを始めたのは2012年の終わりごろ、僕が大学1年の冬くらいですね。

僕はもともとTwitterをやっていたのですが、Twitterだと字数制限があったり、流れが早かったりというのがあって。文字と写真を組み合わせてストーリー性を持たせた長い文章を書きたいという思いがあって、ブログを始めようと思いました。

Q.佐々木さんのブログといえば、「1人で○○に行ってみた・やってみた」という記事で反響を呼んでいますね。実際もお1人で出かけることが多いのですか。

記事にしているものは、ほとんどネタ作りのためという目的で出かけていますね(笑)。でも1人で過ごすことも結構多くて、一人旅とかも元々好きだったので、それプラスアルファでブログのネタとして記事にできるなと思って出かけています。

Q.その"1人でやってみた"という記事がFacebookでかなりシェアされていますが、記事を書くにあたって反響を呼ぶためのコツなどあれば教えていただけませんか。

去年の夏ごろまではブログの更新通知をTwitterだけで行っていたのですが、Facebookでも更新通知を始めてみたら、だんだんシェアされるようになってきました(笑)。

Twitterだとどうしてもタイムラインの流れが早くて、目に留まらずに流されていたのですが、Facebookだと流れが遅かったり、URLをクリックしてもらいやすいということがありました。

記事としてはまずタイトルに"意外性"を持たせるようにしています。タイトルがクリックされなければ何も始まらないので、インパクトのあるサムネイル画像やタイトルで、目に触れた人の気を引けるものにするよう心掛けています。徹底して"佐々木ゼミナール"というキャラクターを作り、記事もシリーズ化して、ブログに一貫性を持たせたことも読者の興味を引けた要因だと思います。

また、無駄な文字はなるべく省き、写真を多く入れることで、読み手がとにかく閲覧しやすい記事になるようにと心掛けています。文字が多いと、よっぽど有益なことが書いてない限り、僕なら見ようとは思いませんしね。

秀逸なサムネイル画像の数々がこちら

~男1人で行くユニバーサルスタジオ・ハリウッド~

~「女子力編」第1話:男1人で「おうち女子会」は成立するのか~

~男1人でアメリカの大自然を満喫したかった~

~女子のプロフィール写真は13パターンに分けられる~

このどこまでもシュールな表情、醸し出す雰囲気、やはりただ者ではありません...。

今回は特別に、普段している自撮りも実践していただきました。

Q.最後に、これから佐々木さんのように話題のブロガーになりたい人に対して、アドバイスなどがあればよろしくお願いします。

ブログは読み手側に委ねられるコンテンツなので、読み手の立場に立って発信することが大切だと思います。僕の場合は、内容だけではなくて、サイトのデザインをなるべくシンプルにすることを心掛けています。幅広い読者の方のために、ソーシャルボタンもTwitter、Facebook、LINEだけにしています。

僕のように1人で何か発信する場合は、自分の「個」を出すことは大切だと思います。写真と文章のバランスで自分なりの世界観を作り、最後まで記事を読んでいただけるように心掛けています。そんな自分の記事が多くの人に見ていただけていることで、自信もつきました。

普段ブログでは見せない、最高の笑顔をわれわれに見せてくださる佐々木さん

インタビューを通じて、情報発信者は、常に受け手の視点を意識することが大切であるということを再確認しました。また、彼の発信する情報の近すぎず、遠すぎずの絶妙な距離感が読み手を魅了していると感じました。これからも彼のブログチェックはマストですね! 今回快くインタビューに応じてくださった佐々木さん、ここまでお付き合いくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。

【DIGITAL BOARD / 取材・文:倉田 幹大、稲葉 健斗、田川 泰蔵】

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