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がん患者が本当に「うれしかった」と思える44のサポート

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2013年12月17日、私はマイコプラズマ肺炎だろうと思って(医師として、自分のことはよく誤診します)集中治療室を訪れました。そこで胸部に数週間で死に至るような巨大な腫瘍があることが発覚しました。緊急入院となり、ステージ4のT細胞性急性リンパ性白血病の化学療法を開始しました。

その後数カ月間、私は肉体的にも精神的にも激しい変化を体験しました。治療のつらさは次第に増し、仕事、運転、食事の準備、こまごまとした用事など簡単なことさえできなくなりました。31歳の私は、自分が死なない限り誰も私から自立を奪えないと思っていました。不幸にも、私は死に直面する状態となったのです。

ありがたいことに、私には家族、同僚、友人などサポートしてくれる人が多くいました。私が心から助けを必要としている時に、私を支えるために立ち上がってくれました。

がんの診断を受けた人は最初、途方にくれてどうやって助けを求めたらいいのか、何を助けてもらえばいいのかまったく分からないことがよくあります。しかし、助けが必要なのは間違いありません。手を差し伸べたいと思っているがん患者の家族や友達がいるなら、「何かできることがあれば連絡して!」なんていう、あいまいで本心かどうか疑わしい言葉でサポートの意思を伝えるのは間違いです(あなたには連絡しないでしょう)。

そうではなく、がん患者の友達が必要としていることを察知して、その人の生活を楽にしてあげてください。がん患者が本当に必要としている具体的なサポートを提供してください。がん診断を受けた後、私が受けた親切の中で本当に助かった(私の生活をとても楽にしてくれました!)サポートを以下に挙げます。

1. 食事を配達する。まず、がん患者が食事制限されているか、従っている食事ガイドラインがあるか確認してください。食事を持って行って一緒に過ごすか、それが相手の負担になるようなら食べ物を置いていきます(玄関前にクーラーボックスを置いていくのが一番です)。

2. 温めるだけで食べられる数回分の食事をタッパーに詰めて配達する。がん患者は必要に応じて食べることができます。返す必要のないタッパーを使ってください。

3. 相手を思いやる簡単なメール、テキスト、メッセージを送信する。

4. メッセージ末尾に「返信不要」と追加する。相手は返事をしなくてはというプレッシャーを感じずにあなたからのメッセージに感謝するでしょう。

5. サポートを申し出る時は「いつでもいいから遠慮なく受け入れて」と追加する。がん患者はその助けが必要になった時(1週間後、1カ月後、1年後)にあなたに助けを求めて良いことがわかります。

6. カレンダーにアラームを設定する。定期的に簡単なあいさつや何かできることはない? と伝えてください。

7. 次回スーパーへ行った時にテキストメッセージを送信する。スーパーで買ってきてほしいものはないか尋ねてください。

8. 次回ドラッグストアへ行った時にテキストメッセージを送信する。必要なトイレタリーはないか尋ねてください。

9. 家政婦を派遣して家の中を掃除する。相手がドアを開けて家政婦を中に入れるだけで済むように細かい段取りを済ませてください。

10. 次回薬局へ行った時、受け取ってきてほしい処方箋薬があるか確認するテキストメッセージを送信する。

11. マッサージ師を派遣して、マッサージをプレゼントする。

12. 一緒にコーヒーやランチに出掛けようと誘う。

13. 訪問を申し出る。相手が訪問を受ける元気があるか確認してください。

14. 一緒に映画に出掛けようと誘う。相手に出かける元気がなければブルーレイをレンタルして立ち寄ってください。

15. 化学療法への車での送り迎えとその治療に付き合うことを申し出る。治療の期間中、定期的に送り迎えを約束するとさらに役立ちます。

16. あなたが緊急事態に対して「24時間待機」していることを知らせる。口先だけではなく本気であることを伝えてください。

17. フラワーギフトを送る。この場合はまず、好中球減少症(白血球の一種好中球が減少して免疫力が低下する病気)を警戒しているかどうか確認してください。生花は免疫系が弱ったがん患者には感染リスクになります。私はがん診断を受けた直後にたくさんの素敵なお花をいただいたのですが、残念ながら手放さなければなりませんでした。シルクフラワーを検討してもいいでしょう(感染の心配はなく、長持ちします)。

18. テイクアウトを注文し、その配達を手配する。お気に入りのレストランを聞いてみてください。答えに苦労しているようだったら、相手の食事の好みを理解して美味しい食事を選んで送ってください。

19. 雑誌や新聞の定期購読をプレゼントする。

20. 良質の本をプレゼントする。

21. 相手への愛情と思いやりを伝える。相手がそれに返事をする元気がないとしても、あなたからのメッセージはとても大きな意味があります。

22. がん患者の女友達には、何か素敵な美容関連の場所に連れ出す。マニキュア・ペディキュア、フェイシャル、お試しメイクアップ、など。彼女が外見に贅沢をするのは久しぶりかもしれません。

23. カードを送る。必ず読みやすい字を書いてください。がん患者の目は疲れ目です:-)

24. 車での送り迎えを申し出ることができないなら、UberやLyft(車の相乗りサービスアプリ)のギフト商品券を贈る。私はUberの大ファンです。

25. がん患者の家族や親友なら、他の人々の訪問や手助けの申し出に目を通して受け入れ・辞退をする「連絡窓口」となることを申し出る。がん診断を受けた直後は、電話や訪問、支援を申し出てくれる人が数多くいますが、当のがん患者はその時点では、あまりのことに途方に暮れていてそっとしておいてもらいたいと思っているかもしれません。

26. がん患者は途方に暮れて必要なものを求められない可能性が高いことを理解する。率先して具体的なサポートを申し出るようにしてください。「何かできることがあったら言ってね」などとは言わないようにしましょう。

27. がんの診断を受けた後も先は長いことを覚えておく。がんの診断が新しいニュースではなくなった時にそのニュースの衝撃は次第に弱まります。しかし、がん患者の友達は計画的で精神的な支えを必要とし悪戦苦闘しているでしょう。

28. がん患者の健康状態について他の人々に最新情報を伝える「コミュニケーション担当」となることを申し出る。何度も繰り返し病状をくわしく説明する必要があると面倒になることがあります。

29. 前の項目に関連して、様子を伺う時はがん患者の現在の健康状態について毎回根掘り葉掘り質問しない。

30. がん患者が犬を飼っている場合は、犬を散歩やトリミングサロンへ連れ出すことを申し出る。

31. がん患者に子どもがいる場合は、子守りや学校への迎え、子どものお泊りの誘いをする。

32. 「何か役割をください」と言う。洗濯、雑用、買い物などです。がん患者の友達を訪ねて用を済ませたら、すぐに帰りましょう。交流に時間をかける必要はありません。

33. がん患者が庭を持っている場合、水やりや手入れを申し出る。定期的な水やりを受け持つとさらに感謝されます。

34. 笑えるジョークや写真をメールやテキストメッセージで送る。

35. メールに目を通し返信を助けることを申し出る。がん診断の後は大量のメールが来てどうしていいかわからなくなりますし、重要なメールを見落とすことがあります。

36. がん患者のスケジュールの作成・管理を申し出る。食事配達、化学療法への送り迎え、友人の訪問、など。Takethemameal.comやlotsahelpinghands.comなどのWebサイトが役立つかもしれません。

37. もし可能なら、そして、がん患者の友達がすんなりと受け入れるなら、現金を渡す。病院の治療費、そして働けないと収入が途絶えるなど、がんは大きな経済的打撃となります。

38. がん患者や近親者の有給休暇の時間を負担するためにお金を寄付する(一部の雇用者はこれを認めています)。

39. がん患者が長期入院する時はその家族のために駐車券の月間パスを購入する。病院の駐車費用はかさみます!

40. 帽子、ウィッグ、スカーフをプレゼントする。治療で髪の毛を失うことになる女性の友達の場合です。

41. 気持の良い毛布をプレゼントする。これは私がいちばん気に入ってよく使ったプレゼントです(ソファで過ごす時や化学療法へ行く時に便利です)。

42. とにかく話を聞いてあげる。アドバイスを与え、励まそうとしない。ただひたすらがん患者の友達の話に耳を傾けてください。

43. がん患者が今最も必要としているものは何かをたずね、それを実行してください。

44. がんは伝染病ではありません。友達を抱きしめ、あなたが味方であることを伝えましょう。



この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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