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Apple Watch、4月24日の発売日は並んで買える? アップル、店舗前の行列をなくす方針へ

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APPLE STORE
Timothy A. Clary/AFP/Getty Images
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アップルストアといえば長蛇の列というほど見慣れた新製品発売前の行列ですが、アップルは今後の新製品について、積極的に行列を作らせない方針に転換するようです。

アップルの小売部門担当シニアバイスプレジデント Angela Ahrendts氏は従業員にあてた内部文書で、「アップルの客にとって、在庫があることを祈りながら列に並ぶ時代は終わった」として意識変革を呼びかけたと、リンク先のBusiness Insider UKが伝えています。

発売前の大行列は新製品の人気を示すものとして、アップルに限らず各社がみずからアピールしてきました。特にアップルでは一般消費者に受け入れられたiPhoneの発売のたびに、何日も前から野営して並ぶ自称「熱心なファン」や、イベントとして往来で騒ぎたい客、先頭近くで取材されることが目的の並び屋など、謎の生態系が発生しています。

アップルに限らず需要あればこその行列ではありますが、一方では恒例行事として分かりやすい画がほしいメディアと、無料のパブリシティが欲しい企業の思惑から、敢えて予約制を採らず店舗限定の先着販売を大々的に発表し、あらかじめ取材陣を招いて撮影させるための「見せ行列」に客を使うことも恒常化してきました。また企業側の思惑とは別に転売目的で人を並ばせたり、転売業者のあいだで争いが発生するなど、一般客が危険を感じる状況すら珍しくありません。


こうした状況を解消するためなのか否かは分かりませんが、Business Insiderが掲載したアップルの内部メモとされる文書では Get in line Online. と題して、店頭販売よりもオンライン販売へのシフトを呼びかけています。Apple Storeアプリを使ったオンライン購入のほうが、Apple Watchや新MacBookを求める客にとってずっと楽であること、いつどこに商品が届くのか把握できることを挙げて、従業員には客に対してオンラインのほうが買いやすいこと、オンライン購入が簡単なことを示して満足してもらうよう指示する内容です。

従業員にこう呼びかけた(とされる)のは、昨年アップルに入社した実店舗およびオンライン小売部門担当シニアバイスプレジデントのAngela Ahrendts氏。2006年から2013年までBurberryのCEOを務めたのち、ティム・クックCEOが進めるアップル改革の実行役としてアップルに加わった人物です。

Apple Watchはアップルにとっても初めてのカテゴリーの製品であることから、また個性にあわせて非常に多くのモデルと組み合わせを用意することから、販売にあたっても特別な措置があってもおかしくはありません。

しかし今回の従業員向けメモではウォッチだけでなく新MacBookにも言及していることから、少なくともグローバルの方針としては、行列を解消してオンライン販売に力を入れ、実店舗は製品を目にしたり体験できる場としての役割を強化することがうかがえます。

日本でのApple Watch発売は4月24日、予約受付開始と店頭での展示開始は4月10日から。オンラインだけでなく店頭でも予約を受け付けます。

(2015年4月8日Engadget日本版「アップル、店舗前の行列をなくす方針へ。意識改革を求める内部文書が流出」より転載)

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