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え?これが車?合体・分離できる未来のEV「Next」はこんなふうに動く【動画あり】

2015年11月20日 22時33分 JST | 更新 2015年11月20日 22時33分 JST

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世界中の人々が常に未来の移動手段について、効率や利便性を高め、混雑を緩和するにはどうすればいいかを考えている。例えば既成概念にとらわれないチューブ状の「ハイパーループ」のようなアイデアを思い描く人もいれば、上の画像のような四角いコンセプトを考える人もいる。

​カリフォルニア州のシリコンバレーを拠点にするヴェネツィア出身のデザイナーで物理学者で芸術家、トマソ・ゲッチェリン氏が考える未来の移動手段は立方体そのものだ。彼はその名も「Next」(Nのみ大文字)というこのコンセプトに対し、これを実現するための「NEXT Future Transportation」という会社まで設立してしまった。

ゲッチェリン氏は、既存のさまざまなコンセプトの要素を1つの理想的な形にまとめ上げた。彼が考える相乗りサービスの基盤となるのが、それぞれ独立してバッテリーで動く自走式の四角い車両(ポッド)の集団だ。これは1個あたり6人乗りで、スマートフォンのアプリから簡単に呼び出すことができ、ユーザーの要望に応じてコーヒーなどを飲みながら目的地まで素早く移動できるという仕組みだ。

目的地を同じくするポッドと途中で連結することもできる。このビデオによると、連結したポッド間を行き来して、同じ行き先の人々が同じ車両に集まることができる。ポッドのバッテリーが低下すると、(おそらく自走式の)バッテリー交換用のポッドが現れ、充電することまで可能だ。なんて斬新で壮大な構想だろう。もっとも、近い将来の実現は難しいように思えるが。

この「Next」について、ゲッチェリン氏は相当な自信があるようで、全てが実現可能であり、2020年までにはパートナーから援助を受け、実用化させたいと考えている。もちろん、我々としてはイノベーションが進化することに期待したいが、さすがに実現にはもう少し時間が掛かるのではないだろうか。

By Domenick Yoney

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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(2015年11月20日 Engadget日本版「【動画あり】合体・分離できる未来のクルマ、自動運転の都市向け小型EV「Next」」より転載)