無料で10歳若返る!? アラフォー女子のiPhone 6sカメラ撮影&加工テクニック(東智美)

ハマると奥が深い、iPhonegraph(アイフォングラフ)の世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

こんにちは。たまには、もっと皆さまのお役に立つことを書きたい東です。

機械音痴なので、iPhoneのポテンシャルなんてほぼ使いこなしていないに等しい私ですが、これだけはやりこんでいる! と自信をもって言えるのは、iPhoneでの写真撮影と写真加工。

iPhoneで写真を撮る手軽さやその美しい写りについては今さら説明も不要かと思いますが、iPhone6sを手にしてさらにカメラのスペックが上がった今、改めて、「ど素人でもそれっぽくなる」iPhone6sの純正「写真」アプリを使った加工テクについて、ご紹介したいと思います。

今さらですが、iPhone純正の「写真」アプリって使えるヤツなんです!

手軽に綺麗な写真を撮れる魅力もさることながら、アプリで自分の伝えたいイメージに仕上げる加工の楽しみが、iPhone写真の醍醐味のひとつ。

Instagramをはじめ、たくさんの写真加工アプリがありますが、私が最もおすすめするのが、Apple純正の「写真」アプリ。iOS 8から実装されている編集機能ですが、この使い勝手の良さを、未だ体験していない人も多いようです。

トリミングや回転のような基本機能だけではなく、意外と充実しているのが、細かい加工のパラメーター。また、フィルターも揃っているので、この純正アプリだけでも十分写真加工ができます。

元の情報を保持したまま編集を行うので、復元しやすいのもポイント。例えばトリミングしてフィルターをかけた後、「あ、もう少し左に寄せたら良かった...」というような時に、加工された状態のまま再トリミング、なんてこともできるわけです。

さて、その威力をお伝えするため、先日、田んぼの畦で適当に撮った、秋の花の代名詞「コスモス」を、純正アプリだけで女子感満載の雰囲気写真へ加工してみました。

まずは、最終イメージを念頭に、純正「写真」アプリでトリミングと色調補正。

今回、コスモスの可憐さや可愛さを強調したかったので、「露出」と「明度」をアップし、「カラー」のパラメーターにある「彩度」も上げています。まずこれだけでも、ずいぶん雰囲気が変わります。

さらに、彩度や明度を上げるフィルタ(クローム)をかけて明るく。

2〜3ステップで、女子力漲るシャレオツ風景写真(?)の完成! ここで嬉しいのが、高解像度を維持できるところ。写真加工アプリによっては元の写真から解像度が落ちて保存されるので、使い道が限定されるのですが、純正アプリであれば800万画素の高解像度のまま写真加工ができるので、印刷にも耐えうるデータに仕上げられるんです。

景色もいいが、「大人女子」にマストなスキルは、自撮り加工テク!

SNS全盛の今、欲しいのは「不自然じゃない綺麗」。写真で盛りすぎて、会って盛大にがっかりされるのを避けつつ(なので、いい歳して、ナナメ上45度から上目遣い...などというみっともない自撮りは止めましょう)、嘘くさくないふんわり増しを決めるのは、一にも二にも肌の質感! そして質感を決めるのが、明るいトーン、くすみのない透明感の演出!

その作り込みについて、フォー(40歳)真っ只中の私が、タレント兼ライターの弓月ひろみさんの後ろに隠れる形で、実装します(キリッ)。

ビフォー&アフターの違いを分かりやすく出すために、暗めの室内で撮影しました。

最初に純正「写真」アプリで色調を整え、その後、写真加工アプリでいい感じに仕上げる2ステップ。直接加工アプリで触っても良いのですが、丁寧なベースづくりで加工アプリの仕上がりも変わるので、ひと手間かけましょう。(メイク雑誌のようになっていますが...)

まずは、純正「写真」アプリ。元が暗かったので「露出」を上げて白く飛ばし、「明度」を上げて全体をトーンアップ。そのままだと全体が白っぽくなるので、「コントラスト」と「ブラックポイント」を下げて、濃い色を締めます。

このままでも印象が変わりますが、写真加工の無料アプリ「aillis(元、LINE camera)」で、もう少し「肌補正」をかけて明るくスムースな肌へ。プラス、「フィルター」で好きな印象へ仕上げると、

ほら、ぐっと透明感が!

肌の粗を隠すだけで、マイナス10歳! これだから加工は止められない...!

Instagramへさくさくお洒落写真をアップするのも手軽に楽しめて良いのですが、「TOLOT」など、リアルなフォトブックを簡単に作れるサービスもたくさんあるので、高解像度写真を保持しておくのはなにかと好都合です。

これだけiPhoneカメラの精度があがり、加工アプリも増えている今、どのようにも撮影や加工を楽しめて、ハマると奥が深い、iPhonegraph(アイフォングラフ)の世界へ、少し足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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