故・岩田聡氏へのトリビュートアニメがGDCにて公開 ゲーム産業への貢献を称える

昨年7月に55歳で急逝した岩田聡 前 任天堂社長を称える、約3分のトリビュートアニメが公開されました。

米国で開催中のゲーム開発者カンファレンス GDC 2016 より。Game Developers Choice賞の式典で、昨年7月に55歳で急逝した岩田聡 前 任天堂社長を称える、約3分のトリビュートアニメが公開されました。

最後に引用される In my heart, I am a gamer. は、11年前のGDC 2005で岩田氏がオープニングキーノートを担当した際、最初の自己紹介で述べた言葉から(下記の動画がキーノートの様子です)。

「わたしの名刺には社長と書いてあります。頭では自分をゲーム開発者だと考えています。しかし、心のなかではわたしはゲーマーです」。

なお、タイトル写真にも背面がちらりと映っている冒頭で岩田氏がキーボードを叩いている台形のディスプレイを備えたパソコンは、コモドールのPET 2001。これはPETを若き日の岩田氏が使っていたことからです。このあたりの事情は、下記記事を参照ください。

また本誌でも、岩田氏の歩み、そしてプログラマーとしての凄さを特集した3回の連載を掲載しております。未見の方は、ぜひ合わせてご覧ください。

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