もはやノートパソコンは必要ない、マイクロソフトがタブレットPCの新製品を発表

米国ニューヨークのプレスイベントで、マイクロソフトがタブレットPCの新製品 Surface Pro 3 を発表しました。Surface Pro 3 は従来よりも大きな 12インチ2160 x1440 (3:2)アスペクト比のペン対応ディスプレイを備え、Core i7プロセッサも選択可能な「真にノートを置き換えられるタブレット」。ノートと対抗するため大きくなったものの、重量は従来機種 Pro 2の約907gより100gほど軽い約798gに、厚さもPro 2 の13.5mmから9.1mmに薄型化しています。

米国ニューヨークのプレスイベントで、マイクロソフトがタブレットPCの新製品 Surface Pro 3 を発表しました。

Surface Pro 3 は従来よりも大きな 12インチ2160 x1440 (3:2)アスペクト比のペン対応ディスプレイを備え、Core i7プロセッサも選択可能な「真にノートを置き換えられるタブレット」。

ノートと対抗するため大きくなったものの、重量は従来機種 Pro 2の約907gより100gほど軽い約798gに、厚さもPro 2 の13.5mmから9.1mmに薄型化しています。

主な仕様は、12インチ2160 x 1440 (3:2)液晶ディスプレイ、Core i3からCore i7 プロセッサまで選択可、4GB / 8GB デュアルチャネル LPDDR3メモリ、64GB / 128GB / 256GB / 512GB ストレージ。TPM 2.0チップ内蔵。

10.6インチの Surface 2 Pro と比較して、ディスプレイは38%広く、ピクセル数は50%増し。

タッチと、付属のペンで256段階筆圧感知にも対応したペン入力対応。ペン先は細く、ディスプレイ側の改良でペン先とのズレが少なく、より追従性の高い手書きが可能。

I/O類はフルサイズUSB 3.0、マイクロSDスロット、ミニDisplayPort 出力、ヘッドセット端子。および専用キーボードカバー用のカバーポートと、充電ポート。

802.11a/b/g/n/ac WiFi、Bluetooth 4.0。背面と前面に5MPカメラ、前後にマルチマイク、Dolby Audio ステレオスピーカー。

OS は Windows 8.1 Pro。

バッテリー駆動時間は、ウェブブラウズで最大9時間。

ボディはSurface伝統のマグネシウム合金製。重さは800g、11インチMacBook Air より30%薄い9.1mm厚。(当然ながらキーボードが常時付いている MBA 11インチは、重さ1.08kg、厚さ0.3〜1.7cm)。

市場想定価格は、

Core i3、4GB RAM、64GB SSDのベースモデルが799ドル。

Core i5、4GB RAM、128GB SSD で999ドル

Core i5、8GB RAM、256GBで 1299ドル

Core i7、8GB RAM、256GBは 1549ドル

最上位は

Core i7、8GB RAM、512GB SSD で1949ドル

Surface Pro Type Coverは129.99ドル、追加のペンは49.99ドル(一本付属)、Pro 3用ドックは199.99ドル、追加のACアダプタ(36W出力、ひとつ付属)は79.99ドルなど。

米国では5月21日より予約受付開始。6月20日に Core i5 と Core i3版を発売。Core i7を含むそのほかの構成は8月から出荷。

日本を含む26か国で、8月末までに発売予定。

従来の Surface Pro と同様、ペン入力にも対応します。

背面キックスタンドの改良で無段階に調節可能。より深い角度でも利用可能に。

MacBook Air との重さ比較。Surface Pro 3 は800g。

ペン先の細い新スタイラスペン。

ペン先は細く、表面と液晶のギャップを減らすことでペン先と表示のズレを軽減。感圧256段階。Pro 2 の1024段階から粗くなっています。

ペン先と反対側にボタンを搭載。Surface の画面がオフのときでも1クリックで OneNote の新規ページが開いてすぐにメモを撮れるなどさまざまな機能を持つ。

Windowsなので同時に複数のアプリも動作。

製作中の映画を再生しつつ、脚本エディタのFinal Draft で当該箇所を編集。ペンで校正。

Windows RT版の Surface 3 は、少なくとも本日は発表なし。

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