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「週休4日」や「1日5時間勤務」も可能に。アクセンチュアが、新たな勤務制度を取り入れた理由

「残業してなんぼ…」から、多様で効率的な働き方を尊重する文化にシフトしたアクセンチュアってどんな会社?
Young parents with their baby in a sunny day
Young parents with their baby in a sunny day
ZoneCreative via Getty Images

2016年4月、世界最大級のコンサルティング企業・アクセンチュアが発表したのは、育児や介護、ボランティア活動を対象にした「短日短時間勤務制度」。従来の短時間制度とはどのように違うのか、また、アクセンチュアはどのような組織を目指しているのかについて、「社員の声」という視点から見ていきます。

育児・介護・ボランティア活動を目的とした短日・短時間勤務が可能に

2016年4月、アクセンチュアは従来よりも柔軟な短時間勤務制度を導入したことを発表しました。その名も「短日・短時間勤務制度」。現行の短時間勤務制度では、1日5〜7時間の勤務を認めていましたが、新しい制度では週20時間および週3日以上という範囲内で勤務時間を選択できます。つまり、1日7時間・週3日、1日5時間・週4日というように、それぞれの希望に合った多様な働き方が可能になったということ。育児や介護のほか、ボランティア活動でも取得することが可能になりました。

かつては「残業してなんぼのような文化が存在したことは事実であると思う」(20代/男性/元社員/IT系エンジニア)というクチコミの通り、たくさん働くことが“格好いい”と思われていたこともあったようですが、現在では効率的に働くことの重要性が浸透してきたようです。企業分析・研究レポートを見ると、現時点で社員・元社員が答えた平均勤務時間は10〜11時間と長め。これが数年後にはグッと短くなっているかもしれませんね。

在宅勤務の対象を全社員に拡大

企業分析・研究レポートを見ると、「勤務スタイルが柔軟」という項目にYESと答えた社員・元社員は68%。多くの人が、多様な勤務スタイルが可能なことを認識していることがわかります。アクセンチュアでは、先に挙げた時短勤務制度のほか、フレックスタイム制度や遠隔会議システム、社内コラボレーションツールなどさまざまな働き方を可能にする環境整備がなされています。2016年4月には、これまで管理部門を対象に運用してきた在宅勤務制度を、全国に約6000人いる全社員を対象に拡大しました(一定の条件あり)。

そのほか、福島県会津若松市に「サテライトオフィス」を設けて、場所や時間に囚われない柔軟な働き方ができるかどうかの移行実証を実施するなど、より柔軟な就業制度の実現に向けたしくみづくりを進めているようです。

成長意欲が高い社員ほど高いパフォーマンスができるようになる

これまでご紹介してきた通り、アクセンチュアは社員の多様性を尊重し、ひとりひとりが専門性を発揮できる環境づくりを目指しています。世界最大級の総合コンサルティング企業であるアクセンチュアの社員・元社員たちは、日々の仕事を通じてどんな成長を実感しているのでしょうか。キャリアについてのクチコミをまとめてみます。

■アクセンチュアの社員の声はこちら

[30代 / 男性 / 現社員(正社員) / IT系エンジニア]

大量の仕事をクイックに行わないと仕事が終わらないので、段取り力が身に付く。また、ビジネス~システムまで幅広く携わり、様々なプロジェクトに携わるため、キャッチアップ力が身に付く。おそらく、どこの会社に行っても高いパフォーマンスを発揮できるようになる。

[30代 / 男性 / 現社員(正社員) / その他]

やはり良くも悪くも仕事中心の生活になりますし、業務で求められるスピード・質・タフさのレベルが高いので、若いうちに経験しておくと、どこにいっても活躍できる人材になれるのではないかと思う。上司や同僚を含め、風通しもよく、率直なアドバイスもビシバシもらえるので、成長意欲の高い方には非常にお勧め。

[40代 / 男性 / 現社員(正社員) / IT系エンジニア]

与えられている責任に応じて、カウンターとなるクライアントも、職責が高く、そのクライアントと対等に仕事をやり遂げることができた時に、自身の成長を強く感じることができます。また、その成果が報酬や昇進に繋がることがより達成感を感じます。

[30代 / 男性 / 現社員(正社員) / IT系エンジニア]

教育を意識する管理職が多いため、プロジェクト内で頑張れば成長していける。

しかしアサインされるプロジェクトが伸びたい方向と異なるとスキルが偏ってしまうため、どのプロジェクトにアサインされるかが重要となってくる。

[30代 / 男性 / 元社員(正社員) / IT系エンジニア]

【個人の裁量について】一般的な企業と比較すると個人の裁量は非常に大きいと感じた。早ければ30歳前後で管理職昇進が可能だが、管理職になると人事評価権や少額だが個人での決済権が与えられる。また、上司次第なところはあるが、業務に関しても個人の意見を汲み取ってくれ、やりたいよう・やりやすいように仕事を進めてよい風土があった。

[20代 / 女性 / 元社員(正社員) / IT系エンジニア]

プロジェクトにもよるが、常に実力より一段階上の仕事が任される。チャレンジング精神が求められる。同僚、先輩、上司は皆プロフェッショナルとしての意識が高く頭の良い人が多いので、周りからも学ぶことが多いにある。

アクセンチュアは、若手社員であっても責任が重いプロジェクトをどんどん任せてくれる社風であるようです。困難な仕事であっても、頑張って成し遂げることができれば、大きな成長を実感できるという声が数多く見受けられました。

いかがでしたか? 近年、働き方改革を精力的に進めているアクセンチュアの新制度について取り上げました。実は、アクセンチュアはそのお給料もすごいんですが…今回はご紹介できなかったので、気になる方はこちらからどうぞ。

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