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長期休暇中は会社がメールをブロック!?ヨーロッパ発「つながらない権利」が注目される理由

いつでもスマホで連絡がとれてしまう今、「しっかり休む」ことがむずかしくなっています。そこで、今回は、長期休暇中は会社が社内メールをブロックしてくれるという三菱ふそうトラック・バスに注目してみました。
Family with suitcases leaving airport
Family with suitcases leaving airport
Hero Images via Getty Images

スマホを皆が活用するようになり、いつでも連絡が取れるようになったのが便利な反面、「寝る直前までメールチェックしてしまう」という人も出てきています。最近では「つながらない権利」が話題に上る中、カイシャの評判を見ていたら長期休暇中の社内メールを会社がブロックしてくれる会社があることがわかりました。それは一体どこなのか、どんな会社なのかを早速見ていきましょう。

長期休暇中の社内メールは会社がブロック!

企業分析・研究レポートによると、三菱ふそうトラック・バス株式会社の回答者の平均有給消化率は40〜60%となかなかの結果。回答者の納得度も79点と、ほぼ8割の人が満足しているということがわかります。このように、「しっかり休める」ことが魅力の同社。しっかり休めるというのは、単に有給の取得しやすさに止まりません。実は、同社では長期休暇中の社内メールを受信拒否・自動削除できるシステムを2014年12月から導入しているのです。送信した人には、「頂いたメールは削除されます」というメッセージが自動送信されます。このシステムは親会社であるドイツのダイムラー社が先行導入したもので、業務上本当に大切な社内メールは全体の2割程度であり、たとえ受信拒否・削除したとしても上司や同僚がフォローできるという考え方に基づいています。

業務時間外のメールの問題点とは

独立行政法人労働政策研究・研修機構が2013年に行った調査によると、勤務時間外の連絡があると答えた人は3割超。なかでも裁量労働制の会社に勤めている人の場合は、4〜5割に及ぶという結果が出ています。

何げなく対応してしまっている人も多くいますが、本来は対応しなくてもかまわないもの。もし、会社側が業務命令として勤務時間外の対応を求めた場合は、実際に対応した時間分の残業代が発生して当然なのです。ただ、実態としては社員が良心から対応しているケースが多く、勤務時間外までメールに追われてしまうことで、心身のリフレッシュができないことが問題視されています。

メールを送る側も、非常識とは考えず送ってしまっているケースが大半。そのため、フランスでは「つながらない権利」を認める法案が国会に提出されており、ルールづくりを求める声は日本でも高まってきています。

ドイツ発のユニークな制度が話題!

ドイツ発のユニークな制度が話題となった三菱ふそうトラック・バス株式会社。企業分析・研究レポートで、「外国人の社員が活躍している」と答えた人が76%と高いことからもわかるように、外国人社員が多い環境です。

そのため、新入社員が企画して社員交流会「インターナショナルカフェ」を定期的に開催。これは、毎回約70人の参加者を集め、仕事の課題や会社の将来について語り合ってもらうというものです。

英語での意思疎通を通じて、語学力がアップするという効果も見込んでいるそう。それでは、社内の雰囲気について、社員・元社員のクチコミも見てみましょう。

■三菱ふそうトラック・バスの社員の声はこちら

[50代 / 女性 / 現社員(非正社員) / IT系エンジニア]

初めは少し苦手だった外国人対応も慣れてきました。外国籍の方と一緒に仕事をすることに全く抵抗を感じなくなったことは大きな成長かと思います。

英語でのメール、電話など、抵抗なくできることは今後のキャリアにも大きな強みとなると思います。

[30代 / 女性 / 元社員(正社員) / 企画・事務・管理系]

【身に付く能力・スキル】グローバルレベルでのプロジェクトが多いので、英語、日本語両方での交渉力、プレゼンテーション能力。

[40代 / 男性 / 現社員(正社員) / 営業系]

【PCや語学などの身につくスキル】Yes 多国籍な職場であり、日常会話からビジネスまでさまざまな話題に対応が必要である。

[30代 / 女性 / 元社員(正社員) / 企画・事務・管理系]

親会社がドイツの会社であり、英語を使った仕事は部署にもよるが多く、ドイツ本社とのやりとりや出張などもある。日系ではあるが半分外資といった感じで、スタッフレベルでも個人の裁量に任される仕事も多いので、自分から仕事を求めていく人にはよい環境だと思う。

[20代 / 男性 / 元社員(非正社員) / 企画・事務・管理系]

外国人の上司や社員が多く、海外と関わりのある仕事をしたい人や、英語を活かしたい人にはいい会社かもしれません。また、工場の管理部門で勤務すると、製品ができあがっていく様子を間近で見ることができるので、「自社の製品が世の中に出て行って役立っている」という実感をもつことができるかもしれません。

クチコミからも、グローバルな社内環境が伝わってきますね。

語学研修などのサポートは?

英語が飛び交う環境にある三菱ふそうトラック・バス株式会社ですが、英語教育をはじめとする教育・研修制度はどのようなものなのでしょうか。クチコミをチェックしてみましょう。

■三菱ふそうトラック・バスの社員の声はこちら

[40代 / 男性 / 現社員(正社員) / 企画・事務・管理系]

部署により海外に教育研修にいくことができます。

各国から来たスタッフと交流することができます。

異文化交流という意味でもなかなか無い機会だと思います。

自分で探せばこういったプログラムを探して受講することができます。

[50代 / 女性 / 現社員(非正社員) / IT系エンジニア]

様々な教育、トレーニング制度が用意されていることはありがたいです。ビジネスマナー、英会話、専門的な教育も用意されています。また毎年のこと健康診断の受講もありがたいです。自分ではなかなか受診できないのでとても助かります。

[50代 / 男性 / 元社員(正社員) / 電気・電子・機械系エンジニア]

【入社後の教育・研修の充実度】教育は充実していた。 コンプライアンス、開発プロセス、英語教育等。

[30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 電気・電子・機械系エンジニア]

教育に関してはとってもしっかりしている会社です。新人研修から始まり中堅から主任、MG、部長とすべての段階でかついろいろなジャンルの選択をできる教育システムがあります。個人の希望で受講できるものも多いです。

個人のやる気次第でさまざまな教育を受けることが可能になっているようです。ダイムラーグループであることから、海外短期業務派遣やドイツ、インドなどの開拓中市場への出張チャンスも。

いかがでしたか?ユニークな制度を通じて、三菱ふそうトラック・バス株式会社のグローバルな社風がわかってきました。。休日中のメールの対応という1つの事例からなのですが、社員のことを思う会社の姿勢が伝わってくるようです。「外資系だけど、年収はどうなの?」と思った人は、ぜひこちらからその他のクチコミもチェックしてみてくださいね。

★三菱ふそうトラック・バスの「カイシャの評判」はこちらから!

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