新卒採用ばかりの会社には転職するな。その道のプロが明かす企業選びのコツ

30〜50代の活躍しやすさ=◯◯の多さ?

2017年11月27日 10時18分 JST | 更新 2017年11月27日 10時18分 JST

ミドル世代の転職市場が活況を迎えています。大手企業の管理職から中小企業の幹部へ、はたまた専門分野のスペシャリストとしての転職など、多くの企業がミドル人材の経験やスキルに熱い視線を送っています。

しかし、企業の求人が増えるということは、それだけ求職者にとっては選択肢が増えるということ。数多くのラブコールから、自身が一番活躍できる企業を選ぶのは大変です。そこで今回は、転職コンサルタントに、転職後、活躍できる企業の見分け方」につ いて聞きました。ぜひご参考ください。

「社員の裁量権」「中途入社比率」が多い企業ほど、中途入社者は活躍しやすい傾向!

Q:ミドル人材が活躍できる企業には、どのような環境がある場合が多いでしょうか。

数多くの求職者の転職をサポートしてきた、転職コンサル119名に、転職後に活躍しやすい企業の特徴について聞きました。第一位は、「社員一人ひとりに裁量権がある」、「中途入社者が多い」が同率で並びました。

「社員一人ひとりに裁量権がある」を挙げた理由として、フリーコメントでは

ミドル層の転職者は自分の「やりたいこと」を求めて転職するケースがあり、企業文化が一致し裁量権があたえられる場を求めている。

ミドルは裁量権がある程度ないと自由に動けずパフォーマンスが発揮できない。また成果を上げれば給料、ポジションアップにつながる風土の会社だと活躍している。プロパーが多い会社より中途入社が多いと評価が平等である。

というコメントが散見されました。前職が大きな企業で裁量権が細分化されていることに不満を感じていた人ほど、転職後の会社で裁量権を得ると活躍しやすいことが見て取れます。

また、同率1位の「中途入社者が多い」環境を挙げた理由としては、

中途の比率が高い企業では、途中から入ってもリーダー的なポジションに就きやすい環境が整っている場合が多い。

中途入社の少ない企業では、採用側に受け入れ態勢が整っていないことが多く、反対に中途入社の多い企業では、採用人材に対する期待値が高い。

上記のようなコメントが集まりました。確かに、新卒入社の社員がほとんどの会社では、中途入社者がポジションを得るのは骨が折れますし、中途入社者の受け入れ経験の少ない企業ではフォローも難しい状況があるでしょう。

3位から5位には、「成果主義」、「企業の目標・ビジョンが明確」、「経営者にリーダーシップがある」が続きました。方向性も評価も明確である企業は、転職者が活躍しやすいことが見て取れます。

転職コンサルからのアドバイス!「転職後、活躍できる企業を見分けるポイント」

転職者が活躍しやすい企業の傾向はわかりました。とはいえ、入社してみないとわからない部分も多いもの。転職活動中に、見分けるためにはどうしたらよいか、転職コンサルタントにアドバイスをもらっています。

ご自身の専門性が発揮できる仕事かどうか。受け入れ、協力体制のある社風かどうか。給与だけ、業務内容だけ、など1点で判断せず、業務内容や待遇面全体を俯瞰して検討することが重要。

転職後にやってはいけない、やらない方がいいことをきちんと聴いておく。またやるべき、やって欲しいことも同時に把握しておく。

企業としての成長意欲、人材に対する投資意欲をエージェント情報や面接情報を通じて確認し、あとは所属部門の面接官等とウマが合うなどのコミュニケーション面で縁ができるかどうかがポイントだと思います。

自分が成果を出すのに必要な要件を正しく認識する事。 紹介会社やその企業の言う事を真に受けず、その企業の本当の姿をつかむ為の情報収集を冷静かつ徹底的に行う事。

表面的なスキルマッチングだけでなく、自身がやってきたこと、今後やりたいことを具体的な内容で構築し、面接を使ってそのマッチ度を検証すること。ミドル層にとって面接は企業から見られる場ではなく、自身の仮説を検証する場と心得るべき。

面接のタイミングで、企業の採用担当者にホンネで質問をすること、紹介会社を利用している場合は、転職コンサルタントに聞いてみることで、活躍できる会社の見極めができるはずです。今まさに転職活動中の方は、ぜひ参考にしてください。

それでは。

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