BLOG

社会貢献型プロジェクト「ロックコープス」LIVEを福島で開催しました

2014年09月16日 21時33分 JST | 更新 2014年11月16日 19時12分 JST
Sunny Side Up

2014年9月6日(土)、福島県のあづま総合体育館で、弊社が実行委員会主幹事を務める「RockCorps supported by JT」のLIVEを開催いたしました。LIVEには、アメリカからNE-YOが来日し、国内からコブクロ、flumpool、May J.が参加。会場は約4000人の観客でいっぱいになりました。RockCorpsは、私たちが約3年前から日本での実現に向け動いてきた米国の社会貢献型のプロジェクト。本日は、そのプロジェクトをご紹介させていただきます。

「海外ですごく話題になっている音楽フェスがあるんだよ。」

「RockCorps(ロックコープス)」を初めて知ったのは、今から3年前。世界を旅している最中の、中田英寿からのメールがきっかけでした。

「どこにもチケットは売っていなくて、4時間のボランティアをした人だけがチケットをもらえる。ステージに立つアーティストたちも全員が、その日までに4時間のボランティアをするんだ。」

サイトを見てみると、レディー・ガガをはじめとする私でも知っている超大物アーティスト達が、LIVEに参加。さらに、多くの若者たちが全員、スポンサーのロゴの入ったセンスのいいTシャツを着て、LIVE前にいくつものボランティアプログラムに参加していました。

"LIVEは人々の社会貢献活動参加へのきっかけ作り。そのために音楽という素晴らしいパワーを使うんだ。"

というロックコープス共同創設者 CEO スティーブン・グリーンのメッセージを裏付けるように、このロックコープスがきっかけで、既にボランティア活動をしている人達だけではなく、それまではボランティアには縁もゆかりもなかったような若者達が、LIVE行きたさにボランティアに参加しています。

その後も、継続的にボランティア活動を続けている若者を、多く生み出しているそうです。

「こんなイベントを日本でもやりたい!!」

そんな想いを後押しするように、米国のロックコープスから日本開催に関し、連絡をもらいました。ヒデの一報をきっかけに、その想いに駆られるように動き始めた私達。本来であれば、アジア初のロックコープスは2011年に開催されるはずでした。それが幻となってしまったのは、2011年3月11日に東日本大震災が起こったからです。こういう仕事をしていると、

"自分たちは社会にとってどんな存在なのだろう"

"どういう時に何の役に立つんだろう"

そんなことを切実に考えさせられる時があります。多くの人々の生活が一変してしまうような、大きな災害に直面した時は、特に。

自衛隊、警察官、消防士、医療関係者など直接人の命に関わる仕事はもちろんですが、さまざまなプロ達が被災地に駆けつけ、被災地復興の力になっていました。その一方で、私達はと言えば、思いつくままに色々なことをしてはきましたが、それがどれほどの人々の役にたったのか、疑問を感じました。また、私達がやってきた活動自体が、継続的ではないことにも、若干もやもやとした気持ちがないわけではありませんでした。

あれから約3年。

2014年9月6日、プロジェクトの締めくくりとなるLIVEを開催することができました。LIVE会場となったのは福島です。

"福島のためということではなく、この試みがきっかけとなって1人でも多くの方が、社会貢献活動に参加してもらう事に意味がある。"

と、福島県は共催として名乗りをあげてくれました。

また、企業として、さまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでいらっしゃるJT様が、本主旨に賛同してくださり、全面的な特別協賛をして頂けることになりました。

「ボランティアをやりたい気持ちはあるけれど、きっかけがない。」

「ボランティアをやりたい気持ちはあるけれど、どうすれば参加できるのか分からない。」

「ボランティアをやりたい気持ちはあるけれど、自分で何が出来るか分からない。」

これだけボランティアという言葉が一般化してきたのにも関わらず、たった一歩を踏み出せない現実がまだまだあります。

その一方で、世の中には、誰かの手を必要としている場面が沢山あります。きっかけは何であれ、誰かの為になることの喜びを知れば、その喜びを体験したいと思う人が、必ず増えるはずです。きっかけは「LIVEに行きたいから」でいいのです。それでも労働力を創出し、さらには継続的な支援の担い手となるボランティア世代を創出することが、少しでも出来るのなら、こんなに嬉しいことはないと思っています。