BLOG

【#遊識者会議】未来はここから生まれる。非常識から常識を考えるディープなトークイベント

2014年05月26日 01時15分 JST | 更新 2014年07月24日 18時12分 JST

人間の興味関心は尽きない。5月9〜11日に東京の青山・表参道・原宿を舞台に開催された「遊識者会議」は、情報過多な社会でも尚欲求不満な人々に多彩な視点で刺激を与えてくれるイベントとなった。

2014-05-24-IMG_1803.JPG

トークセッションにはAV監督やヲタク、ホームレス、LGBTといったコアな面々から、環境問題やアフリカ問題、金融秩序の経済論といった社会性の強いものまで本当に様々。ネット上でしか見たことないような話を生で聞けるとあって、筆者としては興奮気味で会場に足を運んだ。

今回取材してきたのは家入一真氏によるトークセッション【東京都知事選を体験して思ったこと】。

あのタイミングで立候補しようと試みた30・40代は彼ひとりであった。そのとき何を考え、何を見据えていたのか。そして今後はどうしていくのか。彼自身だけでなく、東京や日本にまで落とし込んだ濃いセッションが始まる。

■「家入が"出家"したら面白いんじゃないかと思って(笑)」

2014-05-24-IMG_1805.JPG

「余生みたいな感じです。」と、家入氏は東京都知事選を終えての自分を表現する。

対談相手の山口揚平(ブルー・マーリン・パートナーズ代表)氏がそれはどういう心情かと質問していく。

「欲みたいなものがないっていうのかな。元々あまりない方なんですけど、さらになくなってしまったというか。」

「去年アメリカのバーニングマンっていう、砂漠でお金を一切使わず贈り物だけで生活する、いわゆる贈与経済で回っているお祭りに行ってきたんです。そこで1週間過ごして思ったのは政治か宗教に関わっていくんだろうなって思ったんですよ。」という現代でもまだアップデートされていない領域に踏み切るのは固まっていたという。

「僕はもともと宗教、仏教は好きだったんですよ。無宗教なんですけど。親鸞とかライバルみたいなもんなんすよ(笑)。しかも家入が"出家"したら面白いんじゃないかと思って(笑)初めて自分の名前はこのためにあったと思ったんですよ。今までは"ひきこもり"の意味で"家入"だったので。でも結局、修行とかは嫌だったので辞めましたましたけどね(笑)」 と会場を笑いで包む場面も。

出馬に関しては最後の最後まで悩んだ結果、出る決断を下した家入氏。背景にはそのような思いと、30・40代で誰も立候補者がいないことと、若い人の声を拾っていきたいという思いによって動かされたという。

「僕は政党に属していたわけでもないし、支持基盤があったわけでもない。でもまず、声を聞くのが大事だと思ったんです。政治家って、結局みんなの声聞いていないじゃんって。」そんな思いに対して"聞くだけなら家入じゃなくてもいい"という声があったことも事実だというが「確かに僕じゃなくていいんです。でも今回の都知事選においては僕しかいなかったじゃないって思っていました。」と家入氏らしいコメント。

2014-05-24-IMG_1815.JPG

そしてトークセッション後半では将来の東京や家入氏の子供の話など、あまり都知事選の最中でも話されていなかった話題も。さらに今後については実現できなかった政策を民間で少しずつ実現していくと豊富を明かす。「インターネッ党は・・どうしようかな(笑)」とまだ明確に決まっていない部分を正直に明かすなど、彼らしさがよくにじみ出た2時間にも及んだ濃いトークセッションとなった。

■後夜祭には胸熱な応援を身体いっぱいに!

そして、打ち上げは後夜祭として執り行われ、スタッフや登壇者による挨拶、各々の交流がパーティー形式で行われた。

ゲストには「我武者羅應援團」が登場し、熱い熱い応援を披露。

2014-05-24-IMG_1872.JPG

初めはただの賑やかな応援で盛り上がるだけのパフォーマンス集団という印象。

単純に大声を出すのが気持ちよかったのだが、

彼らの本気で応援する様は、次第に会場を包んでいった。

聞こえてきたのは団長の高校時代のエピソード。

念願の応援団に入団したはいいが、厳しい練習に絶えられず辞めてしまったらしい。

そんな自分への後悔と、本当にやりたいことに向き合った結果が「我武者羅應援團」だと明かす。

「本当にやりたいことをやるんだ」

「本気で応援しているぞ」

それは単純なコトバであったが、訴えかけてくるレベルは遥かに別物だった。

きっとこの雰囲気はその場にいた人にしか伝わらないのが惜しい。

これはぜひ生で体感してもらいたい。

「遊識者会議」は他にもディープなコンテンツが盛りだくさんだった。

ひょっとすると、これらは人によってはタブーを感じるかもしれない。

しかし、見方を変えてみるとどうだろう。

それは未来の新たなビジネスであり、重要なカルチャーともいえる。

コンセプトに「非常識から常識を考える」とあるように、地球を舞台に本気で「遊び」ながら新しい世界を創り出すためのパワーがここにはある。

きっと、堅く考える必要はちっともないのだろう。

よく"遊びを知る大人はかっこいい"と言われているが、なんだかそれが少しわかった気がする。

イベントの詳細記事・画像をご覧になりたい方はこちら