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自閉症の人向けジャケット アジアの起業家が開発

2014年08月23日 23時58分 JST | 更新 2014年10月22日 18時12分 JST

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 アジアの若手起業家が参加する日本発のビジネスコンテスト「アジア・アントレプレナーシップ・アワード2014」(一般社団法人フューチャーデザインセンター主催)が7月13日から3日間、千葉県内で開かれた。

 テクノロジーベンチャー企業のネットワークづくりを目指すもので12カ国・地域から18社が参加した。

 最優秀賞には、自閉症の人が身につけると気持ちが落ち着くという「Tジャケット」が選ばれた。製品はシンガポールのベンチャー企業「T.Ware」社が開発。スマートフォンのアプリを使って、ジャケットの内側に内蔵されたエアバックを膨らませる仕組みになっている。

 体への適度な締め付けが抱きしめられる感覚になり、自閉症の子どもが不安でパニック状態になっても、落ち着きを取り戻せるという。工学博士で同社CEOのジェームス・テ氏は「自閉症の人たちにやすらぎを与えられるような製品を開発したかった」と話す。

 今のところドイツやスウェーデンなど10カ国で販売している。日本国内では現在、4万5000円(税別)で販売しており、試着も可能だという。

 問い合わせはTジャケット日本代理店のスペース96(☎03・3991・9600)まで。

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