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駅ホーム転落死事故 補助犬議連がユーザーからヒアリング

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seeing eye dog
盲導犬と共に出席した郡司会長(手前右端)

身体障害者補助犬を推進する議員の会(尾辻秀久会長)は8月29日、国土交通省、厚生労働省の担当者などを招き、東京メトロ銀座線の青山一丁目駅で盲導犬使用者の品田直人さん(55)が8月15日にホームから転落死した事故の事実関係などを聴取した。

国交省鉄道局の幹部は、事故当時に監視員のいた場所と品田さんが転落した場所の距離が5~6メートルほどだったことや品田さんの進路などを図と写真で説明。監視員がマイクで注意喚起したのとほぼ同時に品田さんが転落したことなどを報告した。

厚労省は品田さんの盲導犬を訓練した北海道盲導犬協会への聞き取りを基に、盲導犬が基準にのっとり適切に訓練されていたこと、事故当日は訓練と異なるルートを通行していたことを報告した。

尾辻会長は国交省の説明を受け「監視員がこれだけ近くにいたなら、なぜマイクで注意する前に止めに入らなかったのか。もっと調べて再度報告してほしい」と注文した。

同席した郡司ななえ・全日本盲導犬使用者の会会長は「私も転落しそうになったことがあるが、『あなたの右側は線路ですよ』と声を掛けられて助かった。盲導犬は万能ではない。私たちはソフトの部分を必要としている」と話し、近く会として声明を出す意向を示した。
(2016年9月6日「福祉新聞」より転載)