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「モリウミアス」オープンの年を振り返り、さらなる学び場の進化に向けて話し合いました。

2015年12月30日 16時54分 JST | 更新 2016年12月29日 19時12分 JST
Yui Gentaro

早いもので12月も終わろうとしています。雄勝はすっかり寒くなり、雪がちらつく日もあります。

今年は前半はオープンに向けて、後半は施設を運営する2つの展開がありました。つくりあげるフェーズを0とすると、やっとフェーズ1に入ったとのかなと思っています。2013年から5000人もの人が世界中から集まり、地元に残る卒業生と共に朽ち始めていた廃校を再生させました。それがいまや、こども達の声と走り回る音が絶えない、エネルギーに満ちた場所となっています。当事者の我々もまだ時々、違和感を感じる変貌ぶりです。

先週末は今年最後のプログラムが行われ、石巻、仙台、東京と暮らす環境の違うこどもたちが雄勝の森で、海で、日々生き生きとしていました。リピーターの兄弟は早くも5回目となりましたが、冬場の寒い気温の中、かまどでご飯を炊くのに苦戦をしていました。同じ場で同じことをするにも、季節が変わるだけで環境は変わってしまう。どう向き合い、行動するかが試される瞬間でした。

クリスマスイブにはクリスマスパーティーを開催し、 多くの卒業生や住民が駆けつけて、食事やこども達がつくったケーキを楽しんでいました。

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こども達が帰った翌日はスタッフとの振り返り。1年をスライドを見ながら振り返り、思い出や課題、来年に向けて語り合いました。なにか暖かく感動する場面もありました。「本当にオープンできるのか不安だった」と先が見えない時期があったことを語るスタッフや「教養のある、しっかりしたこども達が、素直に雄勝の自然や用意したプログラムを楽しんでいる様子を見て、可能性や運営の自信を感じた」と話すスタッフも。これまで数えきれないくらいイメージして 、話し合い、可視化してきたことが遂に形となってきました。

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豚をはじめ、自然の命に感謝するとともに、学校時代の生徒でもあった長沼さん、今野さんをはじめ、佐藤さんや鈴木さん、末永さんといった、雄勝で漁師をされる方々。パーマカルチャーデザイナーの四井さん、養豚農家の高橋さん、米農家の木村さん、椎茸農家の貫井さんなど、こだわりを持ったプロ達が学びを豊かにしてくれました。こういった方々がまた増えることで、モリウミアスは学び場として進化します。

第2世代の豚達もやってきました。今回は小麦色をした4頭と白が1頭。母豚を目指すラバーと共に、裏山にある豚の住処が賑やかになりました。

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今年はここHuffington Postで、モリウミアスのオープン前からの様子を書かせていただきました。このような機会をいただいたことに感謝します。


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【東日本大震災】石巻・雄勝の再生をめざす「モリウミアス」