BLOG

「家事ハラ」VS「打たれ強すぎる夫」

2014年08月04日 17時20分 JST | 更新 2014年10月03日 18時12分 JST

最近ネットやテレビで「家事ハラ」なる言葉をよく目にするようになった。

これは家事を手伝った夫に対して妻がダメ出しすることを言うらしいのだ。

それに対する「手伝うってなんじゃコラァ」「ハラスメントってなんじゃボケェ」みたいなことはたぶんもう言いつくされてると思うのでその辺は各自ググればよろしいかと思う。

それより今日はうちの打たれ強すぎる夫について書こうと思う。

私の夫はベトクサ星からやってきたベトクサ星人*1なので私ら地球人とは少し考え方が違うようなのだ。

地球に住む多くの男性は、妻に家事のことで指摘されると(言い方にもよるが)落ち込んだりやる気をなくしたりしてしまうらしい。

わが家は共働きではあるものの、「家事の分担」という概念があまりない。

私の夫はベトクサ星人のくせになぜかこの地球で自らシャチクという世界に飛び込んだがゆえ、そもそもあまり家にいないのだ。

家事はその時々で出来る方がやればいいというのが私の考えだが、それに基づいてやると必然的にほぼ全て私がやることになる。

掃除洗濯炊事はもちろんのこと、保育園の送り迎えからゴ○ブリの退治まで私の仕事になってしまうのである。

しかしそれだと家事嫌いな私に少し不満が残るので、「食器洗い」はベトクサ担当ということで手を打つことにした。

しかし問題はここからである。

私は彼の仕事っぷりが悪いと容赦無く指摘させてもらう。

「この食器まだ汚れ残ってるよ?いつも洗う時間が短すぎるんだよ、もっと時間かけて丁寧にやってよ。」

こんな感じに。

それに対するベトクサの反応はこうだ。

2014-08-04-20140801231703.jpg

「俺の手、見えない速度で動いてるから大丈夫!」

何が大丈夫なのか。

お前の頭が大丈夫か。

私が「は?」ってなってる間にも彼は「シュッシュッシュッ」とか言いながら"自称"見えない速度で手を動かしている。

いや全然目に見えてるから。

というかそういう問題じゃないから。

「いいから洗いなおして」

私は笑っているのがバレぬよう、極力冷たい声で彼に言い放つ。

こういうすんごいうざい感じがベトクサ星人の特徴らしいのだが、彼のそういうところが好きで結婚した私もやはりどうかしているのだろうか。

さて、洗いなおせと言えば素直に洗いなおしてくれるのでそこに不満はない。

しかし問題は他にもある。

彼が洗い物をするタイミングといえば仕事から帰った深夜か、翌日の朝である。

しかしながらシャチクであるがゆえ、睡眠欲にどうしても勝てず、洗い物をサボるときがある。

疲れているのは分かるが、やると言ったからにはちゃんとやってもらいたいのでそこも容赦無く指摘させてもらう。

「洗い物やってないじゃん。決めたことはちゃんとやってもらわないと困るよ。」

こんな感じに。

それに対するベトクサの反応はこうだ。

2014-08-04-20140801231735.jpg

「ぽめんなさい。」

 

 

 

ぽ?!

 

 

 

卑怯。その一言に尽きる。

それをうけてこれ以上どう怒れというのか。

あほと言ってしまえばそれまでだが、一文字変えるだけでこんなにも間抜けな単語が出来上がるのかと感心するし、ぱ行って最強なんじゃないのって思うし、私に怒られてから一瞬のうちにその単語にたどりついた彼はやはりただ者ではないと思うし、そんなことを思うわたしもやはり少しどうかしてしまっているようである。

まあなんにせよこのあと私は笑っていることがバレぬよう冷たい声で「残ってるやつちゃんと洗っといてよ!」と言うのだが、彼のニヤニヤ具合からすると笑っているのはもうバレているようで、結果ますます調子にのらせてしまうことになるのだ。

そして私は決まって「なにこの惨敗した感じ、キーッ!!」となるのだが、やはり彼のそんなところが好きで結婚したわけなので、私も自分大概にせいやとツッコミをいれながらニヤニヤしている。

家事ハラについて書こうと思ったのに気づいたらただの惚気になっていて「また手斧をたくさん投げてしまったナ...」と反省をするもそれはいつものことだしまあいいかと思うので、この辺で終わりにしておこう。

心せくままの乱筆、なにとぞお許しの程を。

おしまい。

※イラストはすべてぴーこんのアプリより拝借しました。

 

 

 

【追記】

本筋にはあまり関係がないですが、「家事ハラ」という言葉の使い方が違うというご指摘を受けたので追記します。

「家事ハラスメント」という言葉は本来、"女性に家事育児介護などの家庭責任が当たり前のように押し付けられ、それが「見えないこと」にされている問題を提起したもの"という意味で生まれた言葉だったそうですが、 例の企業が"妻が夫の家事にダメ出しすること"として広告に使用したことで、間違った意味で「家事ハラ」という言葉が広がってしまったようです。

参考リンク:

「家事ハラ」、キーワード誤用した企業は原著者に謝罪。真の問題は?

教えていただいたid:tenbin-girlさん、どうもありがとうございます!

 

 

*1:肌がベトベトして頭が常にクサイ星人(過去記事参照

*2:私の大好きなキャラクター。夫との思い出がつまっている。(過去記事参照

(2014年8月2日「はなこのブログ」より転載)