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松河晴佳 Headshot

今、私たちに求められていること #YoungVoice

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18歳から23歳の若者が、ハフポスト日本版とともに国会議員や自治体の首長らを訪ね、率直に質問をぶつける企画「Young Voice」。松河晴佳さんは、保坂展人・東京都世田谷区長にインタビューした。

◇            ◇

5月19日、世田谷区の保坂展人区長とお話しさせていただく機会に恵まれた。保坂区長のお話を聞き、2点印象に残ることがあった。

一つ目は、想像力と共感力がどの場面においても大切であるということだ。

保坂区長は人からある経験を聞き出すためには、ポッと一つ話してくれた体験の裏側を、想像力を使い考え、共感することが大切だとおっしゃっていた。

私は、大学の授業で差別問題について考えることも多く、普段からもし自分だったらどう思うか、その人がそう考える理由とは何であるか、できる限り多様な考え方があることを前提とし、まずは相手の意見を理解するように心掛けている。その際に、想像力と共感力が求められる。保坂区長は18歳選挙権が認められたことを受けて政治教育を小学校から行うべきだと考えられている。想像力や共感力も小学校、いやそれ以前から育てなければならないと思う。

それは、学校だけではなく家庭でもしなければならないことである。より多くの人が想像力や共感力を持つことができれば、相手のことを考えない行為は減る。それはつまり、戦争や紛争を減らす糸口にもなるのではないかと思う。

二つ目は、間違えなければ正しい答えは出てこないということである。

私は、小学校から現在に至るまで、学校ではなんとなく間違った答えを言ってはいけないという感情が働き、何か思うことがあってもなかなか言うことができていなかった。しかしながら、保坂区長から、間違った答えというのは100%間違っているのではなく、80%合っていて残りの20%が間違っていた、ということであるというお話を伺った。間違った答えが出なければ、正しい答えに結びつかないという「間違いを評価する」お話を聞き、自然と自信と勇気が湧いてきた。

私は、今年の夏から1年間留学をするが、日本の外だからこそより合っている、間違っているということを考えずに「自分の意見」を言うことを目標にしたい。そして、日本にも間違った意見を評価する環境がより広がれば良いと思う。そのためにはまず、一人一人が「間違いを評価する」意識を持つべきだと思う。それが、今私たちに求められていることであり、一人一人の意識の変化から環境は変わると信じている。


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