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隣家で親子が餓死することが「普通」にならないように、僕たちがせめてできること

2013年05月28日 00時01分 JST | 更新 2013年07月27日 18時12分 JST

大阪で28歳の母と3歳の子どもが餓死しました。(http://p.tl/8PzG

「子どもに、もっと良い物を食べさせてあげたかった」という趣旨のメモが残されていたそうです。

先進国において、餓死ですよ。信じられません。そしてひどく悲しい。でも、悲しむだけでなく、僕たち、いち市民ができることもあります。

①大阪でひとり親への格安病児保育をしているNPOノーベル(http://p.tl/l2aH)に寄付する

②廃棄される予定の食べ物をホームレスやDV被害者のシェルター等に配給する、NPOセカンドハーベストジャパンhttp://p.tl/vu8qに寄付をする。スーパー等企業であれば、提携して恒常的に食品を提供する。

③周りに経済的に困っている人がいたら、地元の社会福祉協議会には「生活福祉資金貸付」という制度があって、低利子でお金が借りられることを教えてあげる。また生活保護も、非難されるようなことではない、正当なセーフティネットだ、ということを伝える。

④ひとり親向けに、昔は母子寮と呼ばれていた「母子生活支援施設」http://p.tl/vPdx)というものが各自治体にあります。にっちもさっちも行かなくなったら、ここに生活の拠点を移し、生活を立て直す手段もあります。こうした制度の情報提供も我々にできることの一つ。

⑤行政に相談しづらければ、セルフヘルプグループである「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」(http://p.tl/VavF)が電話相談をしています。03-3263-1519。こうした窓口を教えてあげることもできます。

「よりそいホットライン」http://p.tl/A8_Y)なら24時間フリーダイヤルで、外国語対応もしてくれます。0120-279-338。DVや自殺問題にも対応しています。周りの困っている人に、この番号を教えてあげることも、我々のできることです。

また、僕が見逃している、貧困問題に対し「我々はこんなことができる」というものがあれば、ぜひ教えて下さい。知恵を出し合いながら、半径5メートルでやれることをやり続けていきましょう。

目を覆いたくなるニュースに対し、寄付や情報提供の呟き、リアルな声がけ、色んな手段でアクションを取っていきましょう。そして同時に、政治に対し罵詈雑言ではなく、まともな言葉で声を上げ、セーフティネットを守っていきましょう。隣家で親子が餓死することが、「普通」にならないように。

(この記事は駒崎弘樹公式ブログに掲載された5月27日付記事の転載です)