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ツバルの首都フナフチのキングタイド【画像】

2014年02月03日 16時48分 JST | 更新 2014年04月04日 18時12分 JST

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計測原点から3.27m、1月31日の満潮時の予想海面高さです。ツバルの首都フナフチではこの数字が3mを超えると、色々な場所で海水が混じった地下水が湧き出してきます。つまり計測原点から3mがこの島の一番低い地面の高さである考えることができます。実際の海面の高さを確認する意味でも、すでに有名になった写真の集会場前の広場の水かさを見ることはとても重要です。

今年この広場に湧き出した水の量は、2006年のキングタイド(3.48m)より少し低い感じでした。

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違和感を感じたのは、潮位はそれほど高いにもかかわらず、水が湧き出している面積が増えていることです。上の写真の民家は滑走路のすぐ横にあります。今まで、この場所でこれほど大きな面積で水が湧き出している状況を見たことがないので、原因はいったい何だろう?南太平洋の環礁の島々は地殻プレートの移動によって遙か遠い未来には、日本海溝に沈んでいく運命にありますが、それ以前は地盤沈下などが起こるような地盤構造にありません。沈下しても年に小数点以下の数字の可能性があるだけです。

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今回も「ツバルに生きる一万人の人類」インタビュープロジェクトも進めています。その中で、興味深い話を聞くことができました。写真上の3連のコンクリートの基礎は第二次大戦中に米軍が船着き場の基礎として建造したもので、話をしてくれたタリア氏によると、昔はこの基礎の上まで海面が到達することはなかったけれど、最近になって満潮の度に基礎の上を波が洗っていく様子を見ることができ、きっと海面上昇の影響だろう、ということでした。

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早速、満潮時に確認してみると、話の通り基礎の上まで海面が上昇していることを確認しました。基礎自体が沈下しているのかどうかは、今は確認するすべがありませんが、写真奥の海岸線の浸食などを見ると、状況が良くなっているようには思えません。

※キングタイド......満潮時の海面が異常に高くなる現象。毎年2〜3月に発生する。キングタイドの影響で、ツバルは冠水の被害が大きくなる。

(2014年2月1日「ツバルオーバービュー」より転載)

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