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IT技術者必見! 一度は行きたい「開発合宿所」10選

2015年06月20日 23時19分 JST | 更新 2015年06月20日 23時19分 JST

人が集中できる時間は案外短いもので、一説には90分が限界と言われている。たったこれだけしか集中力は保たないというのに、普段の仕事場では急な打ち合わせや不躾にかかってくる電話、突然の来客など、イレギュラーな対応を迫られてしまう。そんな環境では気が散って当然だろう。

house

集中して取り組まなければ十分なパフォーマンスを発揮できないITエンジニアの仕事では、集中できる環境づくりが大事になってくる。

たとえば、普段のオフィスから離れた場所で”カンヅメ”をするのはひとつの選択肢だろう。複数人で構成されたチームで行なう「開発合宿」は、スタートアップなどのベンチャー企業では盛んに行われている。

最近では、宿側もこういった需要があることを踏まえ、電源やWi-Fi環境を備えているところが増えてきた。都心にもレンタルスペースは存在するが、都会の喧騒を離れ、豊かな自然や温泉などに囲まれた環境では、リフレッシュしながら仕事に取り組めるのも大きなメリットだろう。

そこで、今回はIT技術者必見の開発合宿所10選を紹介したいと思う。

●炭火焼きの宿 はじめのいっぽ

sumiyaki

URL:http://ippo.jp/

住所:栃木県日光市所野1541-2371

電話:0288-53-2122

2005年、株式会社はてなが同旅館を開発合宿として利用したことがきっかけで、現在ではさまざまなIT企業が利用する合宿所となった「はじめのいっぽ」。

料金は一泊8200円~9000円(料理によって変動)。土日祝日に関わらず、年間通して同料金で利用できるのは良心的だ。

チェックイン・チェックアウトも開発合宿特製のプランで、通常のホテルのように10時に急いでチェックアウト…というわけではなく、基本は12時までOKで、延長も相談次第とのこと。

備品や機器はひと通りそろえているが、利用前には公式サイトや電話で確認しておくと安心だろう。

●KANAYA BASE

kanaya

URL:http://kanayabase.com/

住所:千葉県富津市金谷3870

電話:0439-29-6173

アクアラインを使えば、東京から車で1時間程度とアクセスは抜群。絶景の海と山に囲まれながら仕事ができるのが千葉県富津市の「KANAYA BASE」だ。

こちらは開発に適した環境のワーキングスペースで、宿泊施設ではない。とはいえ、近くには宿や定食屋などがあり、近隣民泊「しへえどん」とのコラボパックもあるので、これを利用するとよいだろう。

料金は2日間利用で、1500円+スペース貸切料1000円=4000円とお手ごろ。しへえどんの宿泊代1泊2500円を付けてもたったの6500円で済む。

●飛騨里山オフィス/ Hida Satoyama Office

hida

URL:http://www.satoyama-office.com/

住所:岐阜県飛騨市古川町宮城町252

電話:0577-73-5555

「どうせなら、飛び切り現実離れした場所で合宿したい!」という人には、飛騨里山オフィスがオススメ。ここでは、昔ながらの古民家にIT環境を構築し、里山の自然と開放感を備えたまま最適な環境を整えたスペースを用意している。

スペースは以下の4つに分かれている。

・古民家・源七(げんしち)

(想定利用人数:~10名 利用料金:8万1000円/3日~)

・数寄屋・末広の家

(想定利用人数:~4名 利用料金:5万円/3日~)

・白川郷リゾートオフィス谷口

(想定利用人数:~6名 利用料金:1000円/時間~)

・町屋・壱之町の家

(想定利用人数:~5名 利用料金:4万9000円/3日間~)

どれもこの地域独特の原風景の中で仕事をすることができるが、なかでもオススメなのが、世界遺産に認定されている白川郷リゾートオフィス谷口だ。ここで仕事をすれば、なにか画期的なアイデアが生まれるかも?

●土善旅館

ryokan

URL:http://www.dozenryokan.com/

住所:千葉県香取郡東庄町笹川い624

電話:0478-86-1155

明治、大正、昭和初期の利根川水運時代の面影を残す「土善旅館」。老舗旅館だけに歴史を感じさせる建物だが、開発に必要なネット環境などはひと通り揃っている。

さらに、旅館らしく温泉や卓球台も完備。なかでも光明石という天然鉱石を使用した準天然温泉では、広い浴室に「適温」と「やや熱め」の2つの湯船がある。地元香取地区の檜を使った湯船は、仕事で疲れた体を休めてくれるだろう。

なによりうれしいのは宿泊料金。1泊2食付きで7500円というのも十分安いが、モーニングコーヒーが付いた素泊まりプランなら、何と4500円。経営者にとってはありがたいお値段だ。

●伊予ロッヂ

iyo

URL:http://homepage2.nifty.com/IYO-LODGE/

住所:山梨県北杜市高根町清里3545

電話:0551−48−2334

八ヶ岳の麓にある「伊予ロッヂ」。実はこの施設、スカイツリーよりも高いところにあるのだ。そんな場所でありながらも、ロッヂから歩いて10分程のところにコンビニがあるので、利便性も◎。

24時間いつでも入れる浴場があったり、建物の隣が牧場で時間によっては牛の放牧が見られたりと、リフレッシュするにも十分な環境が整っている。新宿からだと電車で4時間ほどなので、小旅行気分で行けそうだ。

宿泊料金は1泊2食付き=7020円。朝食のみ=5400円で、素泊り=4500円。

●山喜旅館

yamaki

URL:http://www.ito-yamaki.jp/

住所:静岡県伊東市東松原町4番7号

電話:0557-37-4123

JR伊東駅より徒歩7分という好立地にある「山喜旅館」。昭和15年創業の老舗旅館で、開発合宿専用のプランを設けてある。最安だと1泊2食付きで6千480円。夕食・朝食なしでも料金は変わらない。

温泉はもちろん、トレーニングジムやバレエスタジオまであるのが大きな特徴だろうか。開発合宿に限らず、さまざまな利用方法がありそうだ。

ただ、浴衣やバスタオル、タオル、歯ブラシなどのアメニティは用意がない。持参が必要なのでご注意を。

●イタドリハウス@伊豆大島

itadori

URL:https://spacemarket.com/spaces/oshima_itadori

住所:東京都大島町元町2-19-4

離島で開発合宿…なんて聞くとちょっと気後れしそうだが、都内から高速船に乗れば2時間もかからない大島にある「イタドリハウス」。

インターネットは光回線でサクサクつながり、さらに、au、ソフトバンク・イーモバイルのLTEも通じている(ドコモは4G。ウィルコムは使用不可)。合宿に必要なプロジェクターやモニター、プリンターなどは借りることができるのでご心配なく。

伊豆大島で一番大きい海水浴場までは徒歩3分。仕事に疲れたらひと泳ぎ! なんてこともできそうだ。

6名までなら1人1万2000円で利用できる。

●曹洞禅宗 福王山 正覚寺

shougaku

URL:https://spacemarket.com/spaces/shougaku

住所:埼玉県飯能市上名栗2326

電話:042−979−0235

寺で開発合宿なんてこともできる。埼玉県・飯能にある正覚寺では、日帰りの座禅体験や精進料理を楽しめるほか、本来は僧坊が利用する宿坊を一般客にも開放し、企業研修などにも使えるよう整えている。

インターネット環境は、FLETS光が開通済み。寺でお坊さんのごとく精神集中すれば、会社では湧かないアイデアが生まれるかも。

料金は、10名で利用した場合、1日=7万円となっている。

●鎌倉 Co-Minka

cominka

URL:https://spacemarket.com/spaces/co-minka

住所:神奈川県鎌倉市二階堂12番地

鎌倉の築90年の古民家を改築した「Co-Minka」。宿泊機能はないものの、鎌倉時代の歴史的景観がしっかりと残っており、イベントやクリエイティブ作業、ソーシャル・モチベーション活動などさまざまな取り組みの場として活用されている。

料金は、1時間=5000円、1日=3万円からレンタルでき、高級感のある合宿体験を味わうには持ってこいのワーキングスペース。鎌倉駅から徒歩20分ほどなので、日帰りにも使えそうだ。

●海の見える合宿所「尾崎の家」

ozaki

URL:http://ozaki.osakan-space.com/

住所:大阪府阪南市尾崎町8-37-41

最後は、大阪・関西空港近くにある海の見える合宿所「尾崎の家」。20名以上が利用できる一軒家で、日帰りなら何名でも1万5000円という破格の料金設定だ(2日目以降は1日=1万円)。

目の前の海を眺めながらバーベキューを楽しむこともできる。が、遊びに来たわけではないので仕事を忘れないように…。

普段とは異なる環境に身をおくことで、どっぷりと集中できる開発合宿。新たな発想が生まれたり、チームとの絆を深めたりするきっかけを作ってみては?

(2015年6月15日「HRナビ」より転載)