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バフェット氏は仕事の80%の時間を『読んで考える』に使う~読む量は一日500ページ

2014年11月12日 15時49分 JST | 更新 2014年11月30日 01時43分 JST

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 投資家のバフェット氏は一日の仕事の80%は『読んで考える(reading and thinking』ことに使っているそうだ。

 この記事に自身が語っておられることだ。

 「あなたのように賢くなるにはどうしたらよいのか」と訊ねられて、新聞や雑誌の束を指さしてこう答えもしたそうだ。

 「毎日500ページ読みなさい。そうやって知識を築きあげるのです」*1

 人というものは、アドバイスを求めておいて、得られた答えを真剣に取りはしないものだ。

 僕もそのアドバイスをリアルに感じるために、『500ページ』ってどんなものか、事務所にある一番分厚そうな本『原色染織大辞典』を取り出して、500ページ目を開いてみた。

 その厚みと情報量を見て、バフェット氏が一日の80%を読むことにあてているということが実感できた。そうでなければ、とてもではないが読み込めない量である。

 その記事によれば、バフェット氏のこのアドバイスを文字通り受け取った人がいて、その人は投資家になってからというもの、毎日600ページから1000ページを読むようになった。そして、それはバフェット氏が言うとおりに投資に必要な真実を探すことにとても役立っているという。(こちらに詳しい)

 もともと僕は本の虫で、それが小説であれ新聞であれスーパーのチラシであれ、何かを読んでいなければ気が済まない質であった。会社員生活の間も、本を読む時間がとれないことが、最大のストレスのひとつだった。

 ところが、最近、新聞はもはや読まなくてもよいかもしれないとか、最新の価値のある情報はまだ文字になっていないとか、映像やテレビのほうが情報量と即時性の点で効率的であるなどと考え、『読む』ことの価値をどんどん過小に評価してきたような気がする。 

 バフェット氏ほどの人なら、プライベートジェットで飛んで誰かと会って話をするとか、世界中からさまざまな人を集めてミーティングをするとか、世界各地のテレビニュースを見るとか、どんな先進的な方法でも、どれほど高価な手段でも、情報収集の手段としてつかえるはずだ。

 しかし、彼が今でも、仕事の80%の時間を『読んで考える』ことに費やしているということは、とても示唆的だと思うのだ。

 あなたは一日の何%を、『読んで考える』ことに使っていますか?

 あなたは一日、何ページ読んでますか?

*1:"read 500 pages like this every day. That's how knowledge builds up, like compound interest" 最後の部分の訳が少し不安なので割愛した

2014年11月11日「ICHIROYAのブログ」より転載)