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目の前の仕事に全力を尽くさないとだめ。数々の課題が解決を待っている。

やるべき仕事は山積しています。立ち止まっている暇はありません。

2017年12月31日 22時28分 JST | 更新 2017年12月31日 22時28分 JST

Jouta Nakatsuma

昨日、高島平駅前で本年最後の街頭演説を行いました。

本年も、皆様には大変お世話になりました!

民進党所属政治家としては、まったく、想像を絶する一年でした。

しかし、私はまずもって、第一義的には板橋区議会議員です。

まず目の前の仕事に全力を尽くさないとだめです。

数々の課題が解決を待っています。

本年最後のブログは、2018年に取り組むことになるであろう地域課題をご紹介します。

基本的には板橋区の課題ですが、全国的に関係する課題も多いと思います。

新しい住民のニーズに応え、町会加入率の向上を。

Jouta Nakatsuma

これは、現在進行中の取り組みです。

現在、高島平七丁目町会では「住民アンケート」を実施中です。

こちらの回収ボックスは、板橋高島平七郵便局に設置のご協力をいただいています。

「遠くの親戚より近所の付き合い」とも言われますが、災害など、いざというときに頼りになるのは地域の絆です。

しかし、地域の絆の要となる町会・自治会の高齢化、加入率の低下が、全国的な課題となっています。

高島平七丁目町会も例外ではありません。

いざというときに機能する町会・自治会にしていくためには、新しく住むようになった若い世代のニーズを反映する必要があります。

このような観点のもと、東京都の「プロボノプロジェクト」(地域活動にボランティアで協力してくれる専門家を「プロボノ」と呼びます)を活用し、高島平七丁目で地域マーケティングを行っているところです。

既に、多くの大変興味深いご意見が寄せられています。

この取り組みがうまくいけば、板橋区全体、ひいては全国に展開できるものになる可能性もあります。

少しでも多くの住民に回答していただけるよう、年明けも近所を回っていきたいと思っています。

子どもの貧困対策、そして児童相談所設置を万全なものに。

Jouta Nakatsuma

今年度は、板橋区議会子どもの貧困対策調査特別委員会委員長として、板橋区の子どもの貧困対策、および児童相談所設置について、活発な議論が行われるよう推進してきました。

これは委員会の休憩時間中に撮影した、委員長席の様子です。

●子どもの貧困対策

相対的貧困率、そしてひとり親家庭の貧困率が先進国最悪レベルであるわが国です。

板橋区でももちろん喫緊の課題です。

現代における貧困は、目に見えません。

貧困状態にある子どもでもボロボロの服を来ていたりしないし、スマホも持っています。

しかし「相対的貧困」に陥っていると、自分で自分の可能性を切り開くことができず、貧困の世代間連鎖が続いていってしまいます。

重要なのは、やはり教育。子どものみならず、親も地域との接点をたくさん持って、広い意味での学びの機会を得ていくことが重要です。

●児童相談所設置

児童相談所はこれまで東京23区で設置することができなかったのですが、平成28年に児童福祉法が改正され、23区特別区でも設置することができるようになりました。

これを受けて、23区中22区が児童相談所の独自設置に向けて動いています。

最も早いのは荒川区、世田谷区、江戸川区で、平成32年度の設置をめざしています。

板橋区では、平成33年度の設置をめざしています。

児童相談所の区での設置は、板橋区の悲願でした。

困難な状況にある子どもに迅速に助けの手を差し伸べるために、児童相談所を区で設置することは私としてもぜひやってほしいと思っています。

しかし、児童相談所は「親子の縁」を左右できるという、子どもの人生に重大な影響を及ぼす力を持っており、場合によっては子どもの命にすら関わる事業です。

そのような仕事に取り組むスタッフは、高い専門性と長年の経験が絶対に必要です。

カネを積めばできるという類の事業ではなく、万が一にも失敗は許されません。

だからこそ慎重に検討を進め、満たすべき条件が満たされないときは、「平成33年度ありき」で強行されることのないようにしなければなりません。

まさに、議会の力が試されるときだと思います。

高島平、大山、民泊...。まちづくりの議論を具体的に。

Jouta Nakatsuma

今年10月15日に開催された「高島平ロードレース」準備日の様子です。

今年は総選挙の最中になってしまい、大雨まで降って、大変でした...^^;

●高島平団地&旧高島七小再生

この本部会場になっているのが「旧高島七小」。

閉校になって随分経ちます。

再生案は、2015年に策定された「高島平グランドデザイン」では4案併記となっており、まだ方針が確定していません。

建築費の観点などから、着手は「2020後」とされてきましたが、ならば、そろそろ具体的な議論をしなければなりません。

また、後ろに見えている高島平団地の棟ですが、改めて見ると、壁のひび割れが目立ちますね...。

40年以上が経過した高島平団地。どのように再生していくか。

しつこく問いかけ続けなければなりません。

●東武東上線立体化

また、東武東上線の立体化を実現するために、大山駅周辺再開発も推進しなければなりません。

いろいろな立場があり、状況の変化もあり、当初の想定通りには進んでいません。

しかし、「開かずの踏切」「信用できないダイヤ」と悪名高い東武東上線を改善するためには、大山にはなんとかがんばってもらわなければなりません。

広い視点で議論ができるよう、私としても協力させていただきたいと思っています。

●民泊

また、年明けの定例会では「民泊条例案」が提案されることが予想されます。

私としても区民環境委員会で民泊について議論してきました。

「生活のまち」板橋区の魅力を知ってもらうには長期滞在が望ましく、民泊には多くの可能性があります。

しかし、閑静な住宅街に突如として民泊ができて、マナーを守らない宿泊客で周辺住民が迷惑しているという問題も板橋区議会で取り上げられました。

住環境を守りつつ来訪者を増やすための民泊のあり方という「二律背反」をどうやってクリアするかが問われています。

教育、スポーツ...「苦行は間違い」。

●英語、プログラミング...コマ数足りるの?

小学校の英語必修化やプログラミング必修化。

こうした新しい教育が必要なのは同意します。

しかし、なんでもかんでも必修化で、本当に教育現場は回ってるのでしょうか。

当然の話として、授業のコマ数というものは決まってます。増やすことはできません。

その中で何かを新しく始めるならば、何かをやめなければ辻褄が合いません。

ところが、教育指導要領では「何ひとつやめてない」のです。

こんなことを続けていたら、何もかもが中途半端になってしまいます。

板橋区の教育としては何を重視するか、しっかり考えなければなりません。

●スポーツの光と影

日馬富士の暴行問題は、対岸の火事ではありません。

狭いコミュニティで「タコツボ化」すると、常識では考えられない指導が行われたりします。

板橋区において、学校での体罰はさすがになくなったと思っていますが、体罰とは言えなくても、強圧的で不適切な指導はまだまだあると思っています。

ハンドボール強豪高校の監督が、2位の賞状を破り捨てるという事件もありました。

私は、こんなやり方はまったくもって指導とは言えないと思います。

また学校外の子ども向けスポーツクラブはどうでしょうか。

教育委員会の目の届かないところで不適切な指導がされてないかどうか、心配です。

私は地元で中国武術を教えつつ、様々な先生から学ばせていただいていますが、深い人間理解と高い指導力を持つ先生方は、異口同音にこう言います。

「苦行は間違いである」と。

繰り返しの練習は、もちろん必要です。

しかし「苦行に耐えたら見返りがある」というような発想は間違いです。

例えば野球の素振りなら、一回一回の素振りに「昆虫少年がカブトムシを探すような眼差し」を向ける必要があります。

一回の素振りごとに新たな発見を探し、「わかった!」「見つけた!」という喜びを感じながら、結果的に繰り返しの練習になっている、という姿になっていなければなりません。

子どもたちをこのように導くためには、指導者の自己研鑽が必須です。

自分ではできもしないことを、とにかくただただ繰り返せとだけ言い、態度が悪いとグラウンド10周追加のようなことを言い出す。

こんなものを指導とは言わないのだと、早くすべての指導者が覚醒してほしい。

板橋区のスポーツ指導の考え方はどうか。

議会で問いかけていきたいと思います。

立ち止まっている暇はない!

私が所属する民進党は、3党分裂という惨憺たる有様になってしまいましたが、板橋区議会における私の仕事は、それによって変化するものはありません。

やるべき仕事は山積しています。

立ち止まっている暇はありません。

私は板橋区議会を通じて、区民の生活に貢献する仕事を2018年も続けてまいります。

2018年も、どうぞよろしくお願いいたします!

中妻じょうた 板橋区議会議員