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基礎自治体議員こそ、ネット選挙に取り組むべき

2015年06月07日 14時04分 JST | 更新 2015年06月07日 14時18分 JST

先の統一地方選挙で、ネット選挙解禁後、すべての選挙が一巡した形になりましたが、はたしてネット選挙ってどうだったんでしょうか...?

政治の世界では「ネット選挙、微妙ちゃうん?」という空気も流れる中、私の選挙結果を分析し、「基礎自治体議員こそ、ネット選挙に取り組むべき!」と主張します。

net senkyo

これは先の板橋区議選の告示直前に行った、中妻選対のネット選挙対策ミーティングの様子です。

選挙期間中、どのチャネル(ブログ、Facebookページ、Twitterなど)にどのようなコンテンツを上げるか。綿密に打ち合わせた上で選挙を迎えました。

こんなことやってるから、最下位だったのか?^^

それとも、ここまでやったから、ギリギリ這い上がれたのか?^^

もちろん、やらなくていいことなどひとつもありませんでした。

どれひとつやってなくても、落選しています。

今後の私の課題としては、もっともっと地元で有権者と直接顔を合わせていくべきだということはもちろんあるのですが、それはそれとして、やはりネット選挙にきちんと取り組んでなければ当選してなかった...と言えると思います。

なぜそう言えるかを、先の板橋区議会議員選挙における私の得票を分析することでご説明したいと思います。

■結局、ネットから得られた票はどれくらい?

ネット選挙の効果測定は困難です。普通のホームページでは、アクセスしてきた人が「地元有権者かどうかがわからない」からです。(日本国内からのアクセスであることくらいはわかりますが...)

ある程度でも目星がつくのは、アクセスしてきた人の地域がわかるFacebookページです。

なので、今回の中妻選対においてネット選挙を強力にバックアップしてくださった「勝つ政治家ドットコム」の高畑卓さんの分析をもとに、中妻のFacebookページからどれくらいの得票ができたのかを想定してみます。

想定1: 投票した有権者の20%が、投票に際しネットを参考にしている。(松田仮説)

これは、著名な選挙プランナーである松田馨さんによる仮説です。

衆議院選挙におけるネット選挙の重要性

http://www.katsuseijika.com/blog/details.php?p=1847

板橋区議選の投票日までの1ヶ月間の、中妻のFacebookページへの板橋区民のリーチ数は、7,962人でした。

松田仮説に依るならば、7,962人 × 20% = 1,592人の投票行動に影響した可能性があります。

想定2: Facebookページのアクション率から「アクティブな有権者」を見積もることができる。(高畑仮説)

Facebookページに「いいね」を押しても、そのあとそのFacebookページの投稿にずっと何の反応もせず放置していれば、そのFacebookページの投稿が自分のタイムラインに表示される確率はどんどん下がっていきます。

なので、Facebookページの投稿に対してどれくらいの人が反応しているかという「アクション率」は、こちらの投げかけに対してきちんと反応してくれる「アクティブなユーザ」を見積もるための重要な指標であると言えます。

中妻のFacebookページのアクション率は50%でした。

つまり、上記の1,592人 × 50% = 796人が、中妻のFacebookページを見て、中妻じょうたに投票した可能性があると想定できます。

これはあくまで2つの仮説から導き出される想定ではありますが、高畑卓さんによると、「他の候補の選挙結果も分析しているが、各候補は自身の基礎票の数からこの想定が妥当かどうかを判断できる。それによると、概ねどの候補も、この想定がある程度妥当だと感じているようだ」とのことです。

■想定800票。それは私にとっては「最大級の票田」

Facebookページから得られた得票数が、およそ800票という想定。

これは、多いでしょうか? 少ないでしょうか?

国政選挙の候補者にしてみれば、取るに足らない数字かもしれません。

しかし、当落ラインが2,612票(=私)であった板橋区議選においては、まさしく勝敗をひっくり返す数です。

もしこれが想定の半分の400票であったとしても、私にとっては「最大級の票田」です。

私が「基礎自治体議員こそ、ネット選挙に取り組むべき」と主張する理由は、まさにここにあります。

大げさでなく「1票」で天国と地獄が分かれる基礎自治体議員選挙だからこそ、ネット選挙が最も強みを発揮する場であるといえるのです。

このような認識のもと、より多くの自治体議員が「おお、そんならネット選挙やらなきゃ!」と考えてくれれば、そこから日本の政治が変わっていくかもしれません。

■ネットでしか接点を持てない有権者は、今後ますます増えていく

特に、今後は「ネットでしか接点を持てない有権者」がますます増えていくと考えられます。

江東区議選の様子なども聞き及びますが、湾岸のタワーマンション地域における「訴えの届かなさ感」はハンパなかったと聞いています。

入口でのオートロックは当たり前。

それどころか、自分が住んでいる階以外には入れない仕組みになっているそうです。

チラシをポスティングしたくても、ポスティングを禁止しているマンションが多く、常駐している管理人が目を光らせています。

これでいったいどうやって、地方議会の情報を届けたらいいのか...?

こういう有権者に対して接点を持っていくためには、ネットを活用していかざるを得ないでしょう。

私は、他の同僚議員にネット選挙の意義を説明するときには、「街頭演説の場所が1ヶ所増えたと思ってください」と説明しています。

その1ヶ所で日々街頭演説することは重要ですが、それだけやってて当選することはできないですよね、というボリューム感です。

より多くの有権者に政治参加を促すべく、ボリューム感を考えながら、引き続き政治のネット活用の可能性を追求していきます!

オートロックマンションにお住まいの板橋区民の方、ぜひ私のFacebookページに「いいね」を押してください^^

中妻じょうた 板橋区議会議員

https://www.facebook.com/jouta.nakatsuma

(2015年6月5日「中妻じょうた公式ブログ」より転載)