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政治家は、書を捨てよ。町へ出よう。

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先ほど、本年最後の街頭演説を西台駅前でやってきました^^

 

 

毎年大晦日の夕方、皆様が買い物に出てくる時間、西台駅前で街頭演説をやっています。

大晦日に街頭演説をやると、いつもよりも皆様から声をかけていただけます。

民進党へのお叱りに「やっぱりか...」と思ったり、今まで知らなかった事実が聞けたり。

 

住民の皆様からいただくたくさんのご意見が私の中に沈殿し、私の次の行動につながっていきます。

大変感謝しております。

2017年もどうぞよろしくお願いいたします!^^

 

 

さて、今回の記事は、駒崎弘樹さんの以下の記事をNewsPicksで見たことに端を発しています。

 

「政治家がバカになる」仕組みを、そろそろやめよう(駒崎弘樹) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

年末が近づき、僕のフェイスブックでも多くの国会議員の知人たちが、忘年会を回ったり、消防団の年末集会に足を運んでいるさまをアップしています。

笑顔で写真に映る彼らを見ながら、僕は複雑な思いに駆られます。

なぜなら、これは「政治家がバカになっていく」仕組みの一部だからです。

 

(中略)

 

次の選挙に勝たねば、政治はできません。地元活動という名前の選挙営業は、このようにして議員の時間を奪っていきます。そして、本を読み、資料にあたり、専門家と議論するような、肝心の政策の勉強の時間はなくなっていくのです。

 

政治家のことを考えてくださるのは大変ありがたいのですが、これは、私の考えとは少々ちがうなぁと思いまして、2016年最後の記事にしようと考えた次第です。

 

政治家の仕事とは、政策を立案することでは「ない」

 

と、敢えてこう言い切ってみました。

 

どんなに理路整然たる政策を語ったとしても、「それ、本当にやるの?」と思われたら、そこで終わりです。

 

現状、政治の世界では「信用」がちと蔑ろにされすぎている感がありますが、それでも「信用第一」であることは、本当は民間と変わらないはずです。

政治家の仕事の第一は、「有権者からの信頼を得ること」です。

 

人間はそもそも、顔を合わせてない人のことなど、大して信用しないものです。

 

口だけなら、なんとでも言えます。

本に書いてあることをそのままやるのであれば、役人や有識者で十分です。

 

政治家の仕事とは、単なる言葉、単なるデータに、血肉を通わせることです。

そのために必要なことは、地元を徹底的に歩き、直接言葉を交わすことです。

そのようにして初めて、少しずつ「信頼」を得ることができるのです。

 

議会で活動することは、あくまでも、日々の活動の最終アウトプットです。

とはいえ、この最終アウトプットをどう作り上げるかも、もちろん政治家の仕事です。

多様な意見を得た上で、最終結論をどうするかを「意思決定すること」。

これが政治家の仕事の画竜点睛となるわけですね。

 

民主主義のあり方を考えてみれば、政治家とは本質的に営業マンであり、マーケターであるということは必然的帰結であると、私は考えています。

 

国会議員については、外交・防衛など、有権者のニーズだけでは語れない領域も扱うので、若干異なるとは思いますが、原則は同じだと思っています。

 

ただ、多様な人々から意見を聞かなければならないという駒崎さんの意見には同意です。

営業マン・マーケターたるなら、常に「新規開拓」を行わなければならないはずです。

これを怠って、甘やかしてくれるなじみ客ばかりを相手にしていては、営業マン・マーケター失格と言われてしまいますよね。

 

政治家をバックアップする体制は、もう少し考えていただけるとありがたい

 

NewsPicksに私がコメントを書いたところ、Japan In-depth編集長の安倍宏行さんから、ありがたいコメントをいただきました。

 

中妻さんの仰る通り。握手した数、票が入るのが事実。政治とはそういうもの。それより議員立法をもっと増やすためには、政策秘書を増やすとかした方が良い。1人とかじゃどうもならんでしょうに。

 

まさにその通りです。

政治家が「有権者との信頼醸成」「意思決定」に集中できるよう、政治家をバックアップする体制の強化については、ぜひご理解をいただきたいところです。

 

日本の国会議員に公費でつけられる秘書は、政策秘書1人、公設秘書2人までです。

先進国の中では、だいぶ貧弱な体制です。

これではほとんどの場合足りないので、私設秘書を雇うことになります。

私設秘書を何人も雇うだけのお金を集めなければならないので、政治資金パーティをやったり、政党支部を使った迂回献金をやったりします。

こういうところをもう少し考えてほしいものです。

 

そしてこれは政党に対する提言ですが、システム面においても、もっとバックアップ体制を整えるべきだと思います。

有権者にお会いして得られた数々の貴重な情報が、個々の政治家で止まってしまっており、組織として有効活用されていません。

 

個々の議員がかいた汗を、どうやって組織として有効活用していくか。

そしてそれを、どうやって個々の議員の安定した政治活動のためにフィードバックしていくか。

これを真剣に検討しなければ、いつまでたっても日本の政治は前近代的なままです。

 

 

さて、このように考えている私の議会活動は、はたして「バカな政治家のバカな意見」なのでしょうかねぇ...?

こればかりは自分で判断できないので、皆様に評価していただきたいところです^^

 

板橋区議会では、議事録本会議中継予算・決算総括質問中継などで区議会議員の仕事をご覧いただけます。

また私からのご報告は、本ブログや、区政レポート「じょうたレポート」、またFacebookページなどで行っています。

ぜひご覧いただき、忌憚ないご意見をいただければ幸いです^^

 

2017年が、皆様にとって良い年でありますように!!

 

中妻じょうた 板橋区議会議員